17/02/2022
冷え性のツボが、どこにあるか知っていますか?
まだまだ寒さが厳しい日が続いて、冷え性の方には辛い季節が続いています。
インターネットを使った冷え性の調査では、男性で約3割、女性はその倍の約6割の方が冷え性に悩んでいます。(My Voice n=10,514)
冷え性対策では、温かい飲み物を飲んだり、厚手の靴下やレッグウォーマー、ストールなどを使うなど、いろんな対策をしておられると思います。今回は、東洋医学での冷え性対策をお伝えします。
東洋医学での冷え性は、気・血・水の乱れから起きると考えます。東洋医学では、人間の体には気・血・水という3つの流れがあります。その3つの流れが滞ったり、足りなくなるなどが起きると、冷え性になると考えます。
東洋医学の冷え性には6つのタイプ(証)があります。
証(しょう)は、体の状態を表したものです。漢方薬やツボを使う前に、必ずその方がどんな状態(証)か見極める証立てを行います。
そして、その時の体の状態(証)にあった漢方薬やツボを使うのです。
冷え性は
気に関係する気虚と気滞、気逆
血に関係する血虚と瘀血
水に関係する水毒
6つのタイプに分かれます。
気・血・水のどのタイプかで、対処法が変わるのですが、
この6つ全部に使えるツボがあります。それは、骨盤、下腹、太もものツボです。
①骨盤のツボ
骨盤のツボは、仙骨の部分にあります。解剖学では、仙骨穴という場所です。
上から、上髎(じょうりょう) 次髎(じりょう) 中髎(ちゅうりょう) 下髎(げりょう)というツボで、左右に一つずつあります。
8つをまとめて八髎(はちりょう)といい、血が滞って流れなくなっているのを改善すると言われています。
②下腹のツボ
下腹のツボは、お臍と脚の付け根の股のちょうど真ん中にある関元というツボです。
呼吸法でよく聞く丹田と同じ場所にあります。
関元の関は、かなめ、重要という意味を持っています。そして「元気」の源でもあることからを関元と名付けられました。
冷え性の他に、むくみや腹痛、生理痛などでも使うツボです。
③太もものツボ
太もものツボは、膝の皿の上のところから、内側に指を走らせ、ちょっと窪んでいるところにあります。ここには、血海(けっかい)というツボがあります。
血虚や瘀血など、血のケアに使うので血の海、血海と名付けられています。
生理痛には三陰交が有名ですが、実は血海もよく使います。血海は、関元と組み合わせて、血を調節するのに使います。三陰交と合わせて月経関係のケアにはよく使われます。
この3つのツボの使い方は簡単です。ツボを押す必要はありません。手やカイロなどを使って温めたり、タッチングもオススメです。
慣れていないとツボを見つけるなは大変なので、ツボ周辺を温めるだけでも十分ですよ。
💠前川知子
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