27/10/2025
今年の『秋の土用』は10月20日〜11月6日です
春、夏、秋、冬の季節と変わり目となる
立春、立夏、立秋、立冬の前日までの約18日間がそれぞれの季節の土用となります。
秋の土用は暦でいうと『寒露』と『霜降』という期間となります(地球温暖化で二十四節気七十二候が怪しくなってきている気もしますが)
東洋医学、さらにはその考え方のもととなる陰陽五行説では全てのものが『木』『火』『土』『金』『水』の五つから成り立っています。
このうちそれぞれの季節は
春=木
夏=火
秋=金
冬=水
と当てられています
この四つの季節の変わり目の大切な時期には『土』があてられています。
土つまり土用(本来は土旺用事といい、土の作用が強くなる時期のことです)の期間は季節の変わり目であるため体調を崩しやすい季節です
なるべくリラックスして過ごすことがよいとされています
家の掃除や衣更えもこのころにするとよいようです
また『土用灸』『土用鍼』『食養生』も行われるときです。
この期間は土に触らないようにする、旅立ちや引っ越しを控えるなどの事も言われてきたようです(間日というそれが適用されない日もあります)
秋の土用にも夏の土用の丑の日(今年は10月26日)に食す鰻のように食べておきたいものがあります。
秋の土用には辰の日に『た』のつく名前の食べ物(玉ねぎ、大根、たこなど)や
青い食べ物(青魚=サバ、秋刀魚、鰯など)(これは四季にそれぞれ色があてられており、季節の色と反対色のものを食べます)がよいとされています。
秋刀魚の塩焼きに大根おろしなんて最高の組み合わせですね!
身体について土用に気をつけたいことは『脾』の機能です
脾を補うのは黄色の食材です。
秋に収穫される穀物類、さつまいも、銀杏なども黄色ですね
また秋ということから『肺』の機能にも関係が深いです
(また生姜とネギ?といわれるのを承知で書きます)
生姜は[体表の毛穴を開き、肺を温めて咳を鎮める]
ネギは[体表の毛穴を開き、食欲を促し消化を助ける]というそれぞれの作用があり
これらを取り入れられることもおすすめです
体表の毛穴を開くというのは肺の機能[呼吸・宣発と粛降・毛穴の調整・毛穴の調整・水分の摂取]にも当てはまり肺(=秋)を養生します。
ほかには食材というか加工食品ですが
干し柿はこの二つの『肺』と『脾』に対して
[肺の機能を潤す効果]
[脾の機能を健やかにする効果]どちらもあります
生の柿は身体を冷やしますが
干した柿は性質が変わり身体を冷やさなくなります
干し柿の表面の白い粉のようなものは[柿霜]といい身体の中で水分を生み出す効果と喉の調子を整える効果があるとされています。
これも秋の乾燥と肺の症状の咳に効果があります
土用の期間、健康にお過ごしになられますように!