11/11/2025
第8回総会レポート
本会理事・大島先生の司会のもと、覚本先生の開会挨拶により、渋谷徳真会クオーツタワーの眺めの良い会場にて、総会がスタートしました。
李先生 会員発表
GPとして非常に高いレベルで矯正治療を実践されている本会理事の李先生より、「診断」「メカニクス」「患者協力」の3要素の重要性についてご講演いただきました。
具体的には、ブラケットポジショニングの要点をはじめ、3Dプリント技術を活用して歯根位置を考慮したインダイレクトボンディング法、さらにループベンディングやセクショナルアーチを用いた、効率的かつ精密な歯の移動方法など、日常臨床に直結する多くのテクニックをご紹介くださいました。
最後には抜歯症例を供覧いただき、前歯牽引時のトルクコントロールの重要性について解説され、示唆に富む大変有意義なプレゼンテーションとなりました。
協賛企業プレゼンテーション
* アース製薬様:洗口液および洗浄剤のご紹介
* 京セラ様:インプラントおよび骨補填材のご紹介
* GENOVA様:AIを活用したウェブ戦略のご紹介
毛利先生 特別講演
「全力で、プロとしての責任をもって臨床に臨む」というご自身の信念を軸に、これまで積極的に様々な勉強会に参加し、研鑽を重ねてこられた経緯をお話しいただき、講演が始まりました。
全顎的な治療の診断をテーマに、ご自身のクリニックで実践されている診断フローをご提示いただき、多角的な視点から精緻に診断し、患者さんへ最適な治療計画を提案される真摯な姿勢が印象的でした。
その中で、資料採得の重要性や、アナログとデジタルの利点・欠点を踏まえた使い分けと融合についても解説され、診断ワックスアップ、モックアップ、クラウンレングスニング、形成、印象、咬合採得、接着操作など、広範な領域を体系的にご説明くださいました。各ステップでの重要な分類についても、文献を引用しながら詳しく解説されました。
さらに、インプラントを含む全顎症例を3ケースにわたり丁寧にご提示いただき、美しい症例写真と詳細な資料による圧巻のスライドで構成された講演は、参加者一人ひとりに多くの学びと気づきを与える、大変充実した内容となりました。
また、会から毛利先生へ感謝状の授与が行われ、温かい拍手に包まれる和やかなひとときとなりました。
懇親会
懇親会では、本会理事・柿木先生の音頭で乾杯となり、和やかな雰囲気の中で開宴しました。毛利先生を囲み、参加された先生方との交流が深まり、活発な意見交換も行われました。会員同士の親睦を一層深めるとともに、今後の臨床へのモチベーションを高め合う貴重な機会となりました。
今後もオンライン・現地開催を問わず、多くの先生方の積極的なご参加をお待ちしております。