
22/08/2025
昔痛めてたけど今は痛くないんだよね〜、と患者さんからよく聞きます。
ですがソレって完治してるわけではないんですよ?
古傷が痛むってこと経験したことないですか?
ずっと痛かったのであれば治っていないと分かるのだけど、普段は痛みを感じていなくて何かの拍子に痛みが復活する…なんていうのも同じです。
さて、何故こんなふうに痛みを感じるようになるのでしょう?
それは
『身体の他の部位に意識が行ってたから』
なんです。
人間は痛みや不快感の場所をせいぜい2〜3箇所しか感じないようにできています。
それ以上感じ取ってしまうと気が狂ってしまいますから…。
たまに5〜6箇所とかそれ以上感じ取る方もおられますが、ハッキリ言って通常の生活なんてとても出来ませんよ。
寝ても覚めても常に痛みや不快感に苛まれるわけですからね。
話を戻します。
身体の他の部位に意識が行っていたことで古傷の痛みを感じ取れなかったわけですが、他の部位が治ったり、また感覚が麻痺してしまうことで順番待ちしていた箇所がサインを出してくるんですね。
なので当然そこは身体にとって緊急事態なのですからすぐにでも治療を開始するのをオススメします。
治療することで他の部位が次々に不快感を訴え始めることがあります。
でもそれって頭が忘れていただけで身体は常に信号を出していたんですよね…。
なのであそこが治ったら今度はこっちが…なんていうことがあっても何の心配もいらないですよ?
だってそれって身体が治してほしいっていうサインを出し続けているだけですから…。
でもね?
ここで気をつけてほしいのはタイトルにもありますように、人間って都合よく解釈する生き物なんですよ。
一番辛い場所が治ったら次の場所なんてほったらかしにしたり、せっかく治った場所をまた酷使して壊したりするんですね。
でもどうやっても壊してしまうような行為をする方っていますよね?
というかスポーツ選手ならそれが当たり前になっているのは理解しています。
なので治った場所もキチンとメンテナンスして痛めないようにしないといけないわけですが、人間は忘れる生き物です。
そしてまた怪我してしまうんです。
それを何度か繰り返して初めて自分のメンテナンスがどれだけ重要なのかってことに気づくんですね〜(一生気づかない人もいますが…)。
【喉元過ぎれば熱さを忘れる】
そうならないように普段から身体全体に意識を持っていく訓練を怠らないでくださいね^ ^
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