
01/09/2024
【告知】
FST 2024年9月講演会~修復祭り~
のお知らせ🗣️
台風の影響で天候が不安定な中、皆様ご無事にお過ごしでしょうか。
さて、今月9月11日にFST例会が開催されます!
今回はBio-Emulationグループのメンバーであり、ダイレクトレストレーションの分野でご活躍の河坂宏幸(こさか ひろゆき)先生をゲストにお招きし、唯一無二の観点から行われる究極の審美エリアダイレクト修復についてじっくりとお話しいただく予定です。
また、河坂先生のご講演に先駆けて、上妻和幸先生がFSTを代表して修復をテーマに発表いたします。
◆特別ゲスト:
河坂宏幸 先生
演題:
『The Secrets of Invisible Anterior Direct Restorations』
略歴
歯科医師・博士(歯学)
2014年 東北大学歯学部卒業
2020年 東北大学大学院歯学研究科修了
2020年 東北大学病院 クラウンブリッジ補綴学講座 医員
・Bio-Emulationグループメンバー
・日本歯科補綴学会/日本接着歯学会/日本審美歯科学会
抄録:
審美領域のダイレクトレストレーションは極めて難易度が高い。クラウンやラミネートベニア等の補綴治療では,フィニッシュラインを歯肉縁付近,歯肉縁下といった,“見えない”部位に設定するのが原則である。一方で,ダイレクトレストレーションでは MI の観点から歯質の切削を最小限にとどめることが推奨されており,結果としてレジンマージンが審美ゾーンに露出することも多い。接着技術の進歩や材料の光学特性向上により,年々その審美性が増しているコンポジットレジン修復ではあるものの,人工材料とエナメル質の境界線は容易にバレてしまう。
治療部位が周囲の天然歯質と完全に調和して境界線が認識できない“invisible”な充填はいかにして達成できるのか。本講演では多数の臨床例を示しながらその秘密を解き明かしてゆく。
<FST会員発表>
上妻和幸 先生
演題:
『私の考えるファンダメンタル・エンド修復コースの現在とこれからー修復治療の前線ー』
抄録:
近年、接着技術の応用により修復治療の振り幅は大きく広がった。Minimal Interventionという言葉が浸透してもう長いが、生体へのバクテリア侵入を防ぐ最前線であるエナメル質を可及的に温存し、歯牙の構造を維持すべく最小限の防衛で最大の効力を得るという目的は、十分に達しつつあると感じている。
ファンダメンタル・エンド修復コースでは、そんな修復治療の最前線を読み解き、1本の歯を残すという命題の基、今期よりコースの内容をさらにブラッシュアップして充実したものとするように取り組んでいる。今回の発表では、私たち修復チームが現在、どのような文献を基にどのような目線で修復というテーマを捉えているのかを解説し、より多くの若い先生方へ、1本の歯を残すことへの情熱を伝えたいと思っている。
▼概要
・日時:9月11日(水)19:00〜
・場所:ジンヴィ・ジャパン+ZOOM
・住所:東京都新宿区市谷本村町1-1 住友市ヶ谷ビル 2階
・Map:
https://goo.gl/maps/J4U9UVFJaXjeffp47
・参加費:5,000円
◆今回もクレジットカード決済を行います。
参加費は事前精算となりますこと、ご了承ください。
★ご参加の方は以下のフォームよりお申し込みをお願いします。(現地、オンライン共通)
https://sites.google.com/.../%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
※現地参加の定員は50名です。50名に到達した時点で打ち切りとなります。
※※参加資格は5-D Japanのコミュニティ会員および現在コース受講中の先生のみです。
未入会の先生は当方より別途ご案内を差し上げます、下記アドレスにメールをください。
申し込み及び決済の問題が発生した場合は、恐れ入りますが下記までご連絡ください。
担当:株式会社オルニソ 石井
電話:090-1062-1305 担当:石井
メール: k_ishii@ornitho.co.jp
◆今回のテーマはズバリ´修復´です。今日、外科の分野でも重要視されるMIですが、日常の臨床でもっとも身近なMI治療は修復といえます。だからこそ正しい知識と技術が必要とされ、多くを学ぶべきだと思います。
今回はそんな貴重な機会のひとつであり、その突き詰めた新たな考え、概念は、参加者の臨床を確実にアップデートすることでしょう!
お申し込み、お待ちしております。
5-D FST 役員一同