13/11/2024
第36回 「医工融合技術を生かした医療機器の創製に関する研究会」
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■日時:令和 6 年 11月22日(金) 15:10~17:00
■場所:金沢工業大学扇ヶ丘キャンパス 12号館4F イノベーションホール
■プログラム:
● 15:10~開会の挨拶金沢工業大学医工融合技術研究所 所長 高野則之
● 15:15~16:15 (講演50分、質疑10分)
講演題目 「リハビリテーション分野で用いられる医療機器について」
金沢医科大学 リハビリーテーション医学教授 松下功 先生
➢ 概要
科学技術の進歩とともに,リハビリテーション領域で様々な機器が活用されるようになってきている.物理療法で用いられる機器により,疼痛緩和や筋委縮の予防などの効果が期待できる.身体機能や動作の評価にも機器が使用され,より詳細な評価が可能となる.練習を支援する機器やロボットは特定の動作習得に効果的な練習を提供し、患者の機能障害や能力低下の改善をはかることができる.本講演では実臨床で使用されているリハビリテーション機器を紹介し,その有用性を議論したい.
● 16:20~17:00(講演30分、質疑10分)
講演題目「義肢装具における工学技術」
川村義肢株式会社 事業開発本部 開発部主席技師 松田靖史氏
➢ 概要
人間は疾病・外傷などで健常な状態ではなくなった時に医療による治療と日常生活へ戻る為のリハビリテーション訓練を受けます.しかし慢性的に元の状態まで戻らない場合があり,これを障害と言います.そして障害により社会的な日常生活を営めない場合,不足分を補う福祉機器(補装具、義肢装具)を利用します.福祉機器とは,日常生活(寝る,起きる,座る,食べる,排泄する,移動する,見る聞く話す…など)の動作(ADL)の支援(損なわれた機能の補助,代償など)のために工業技術が導入された機器の総称です.福祉機器には既製品や民生品も含まれますが“補装具”は個人の仕様(体型や症状)に合わせて組合せられたり作られる個別製作の工業製品です.補装具として良く知られる機材に義肢と装具があります.身体部位自体が無い場合に使用する義肢(義足・義手)と,変形が進むもしくは麻痺により機能しないなどの身体部位を補助する“装具”です.
これら補装具は一般市場の民生品の製造とは異なり昔ながらの職人による技量で製作されており,一般工業技術の導入が期待されています.当日は福祉機器/補装具の概略と,工学に求められる様々な点についてお話します.
● 17:00~17:30
談話会