宮前平内科クリニック MGP clinic

27/06/2025

今後の参考、と言うことか。

　政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会で会長を務め、最も頻繁にニュースに登場した新型コロナの有識者でもある尾身茂さん（76）。民放のテレビ番組に出演した際の、コロナワクチンについての発言が波紋を呼ん....

17/06/2025

GLP-1＋グルカゴンアゴニスト製剤と言うことは、血糖上昇や消化器症状などの副作用が考えられます。少なくとも糖尿病患者には使えそうにないので、対象は「過体重」。その範疇（BMIいくつ以上か？）がどうなるのかが注目されます。

「The New England Journal of Medicine 日本国内版」は， 必要な論文に簡単にアクセスできるよう主要論文アブストラクトの日本語訳を提供します．

03/06/2025

今のところ、明確な「Evidenceがある」というわけではない模様。ただ急速に「帯状疱疹ワクチンが認知症を予防するかもしれない」といった情報が増えています。

Natureに掲載された論文は、たまたまワクチンを受けた人と受けなかった人が明確に区分できる世代（おそらく補助金が出た世代と出なかった世代）で7年間比較した研究です。今後全世界で前向き試験が始まるはずですが、少なくとも5年から10年の期間が必要でしょう（明確な効果がある場合はもっと早く結論が出せますが）。

組み換え型帯状疱疹ワクチンは、有効性は高いのですが価格も高い医薬品です。今年度から全国で補助金が出ることになりましたが、それでも一回1万円で2回の接種が必要です。

組み換え型は以前からあった生ワクチンを有効性で凌駕しています。 生ワクチンの発症予防効果は約50%程度とされ、帯状疱疹後神経痛の発症を3分の1に抑えると言われています。 一方組み換え型ワクチンの発症予防効果は50歳以上の人で約97%、70歳以上の人でも90%程度と報告されています。

帯状疱疹の発症率は50歳代から高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれていますので、決して稀な疾病とは言えません。新型コロナ感染症流行後、帯状疱疹罹患者は増えているという情報もあります。

しかしちょっと意地の悪い見方をすれば、この情報が英国発であることには注意が必要かもしれません。ちなみに組み換え型であるこの高価なワクチン、シングリックスを販売するのは、英国のグラクソ・スミスクライン社です。

帯状疱疹ワクチンの接種と認知症リスクの低下を関連付ける研究結果が増え続けている。

02/06/2025

次の投稿に情報を追加しました。

Using a natural experiment that avoids common bias concerns, this study finds that the live-attenuated shingles vaccine reduced the probability of a new dementia diagnosis within a follow-up period of 7 years by approximately one-fifth.

29/05/2025

ホタルイカの生食は、旋尾線虫幼虫移行症の原因となることがあり、腸閉塞を含む急性腹症や、皮膚に線状の爬行疹を引き起こすことで食品衛生上の新しい問題となっています。

ご注意ください。

旋尾線虫症 LINEで送るシェアツイート 更新作業中のため、ページの一部に古い情報が含まれる場合があります。 （IDWR 2001年第14号） ヒト以外の動物を固有宿主とする寄生虫の幼虫がヒトに侵入した場合、成虫には発育でき.....

28/05/2025

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2411528

Evidence suggests that incretin-based dual agonist pharmacotherapy is helpful in persons with obesity. Mazdutide, a glucagon-like peptide-1 and glucagon receptor dual agonist, may have efficacy in ...

23/04/2025

マンジャロ（チルゼパチド）、ウゴービ（セマグルチド）は2型糖尿病と肥満治療の新たな希望になっています。

Obesity is a chronic disease and causal precursor to myriad other conditions, including type 2 diabetes. In an earlier analysis of the SURMOUNT-1 trial, tirzepatide was shown to provide substantial...

23/04/2025

マラリアは隣国でも散見されるようです。蚊の季節は予防を入念に。

不明熱のある患者は、海外旅行歴に関わらず、特に最近現地感染マラリアが発生した地域への渡航歴がある場合は、医療機関でマラリア感染を念頭においた診察を受けるべきです。

その際、海外渡航歴、場所、期間を正確に伝えるようにしましょう。

熱帯熱マラリア流行地域を旅行する場合には、蚊帳、防護服、媒介動物駆除器具、（DEET（N,N-ジエチル-3-メチルベンザミド）、ピカリジン、IR3535（ブチルアセチルアミノプロピオン酸エチル）などの）蚊よけ剤の使用などを通じて、蚊に刺されないように注意する必要があります。

An estimated 263 million cases of malaria and 597,000 deaths from malaria occurred worldwide in 2023. Despite progress with vaccines and an increased number of malaria-free countries, malaria remai...

12/03/2025

最近のAI翻訳は優秀です。Webでご覧になってみてください。

Obesity is a chronic disease and causal precursor to myriad other conditions, including type 2 diabetes. In an earlier analysis of the SURMOUNT-1 trial, tirzepatide was shown to provide substantial...

20/01/2025

大変申し訳ございません 。院長はマイコプラズマに罹患、2025年1月20日、21日はお休みさせていただきます。
抗生剤が効いてだいぶ楽になってまいりましたので22日水曜日は通常通り診療いたします。

11/10/2024

不確かな情報が流布しており、あまり評判が良くないようですが、65歳以上、感染や重症化のリスクが高い方々へお勧めできる予防接種です。

多くの医療機関は過去使用されてきたワクチンを使用しています。当院でも昨年までと同様、Pfizer社製mRNAワクチン(Comirnaty：コミナティ筋注)を使用しています。

川崎市では、2025年1月31日まで「高齢者新型コロナウイルス予防接種事業」の割引料金(3,000円)が利用可能です。

ぜひご検討ください。