
09/03/2025
ルーナには、以前利用されていたステーションから変わられてくる利用者さんが、少なからずおられます。
「訪問看護がしんどくなって辞めました」
ステーションを開設して以来、度々聞いた言葉です。
ー必要とされる訪問看護とはなんだろう、会いたいと思ってもらえる訪問スタッフとはどんな人だろうー
ルーナのスタッフは、いつもそんなことを考えています。
抱えておられる問題への指摘や指導、助言は必要なものかも知れませんが、必ずしもプラスの効果をもたらすとは思いません。
それよりもずっと大切なのは、「尊重すること、その人の目で見て、耳で聞いて、心で感じること」です。
そしてこれは、訪問看護に携わる者全員ができることではありません。
月明かりのような光で歩く道を照らすー
太陽のような強い光で引っ張っていくわけでもありません。
ただ、暗くて寂しい思いはさせません。
ルーナ(月)にはそんな意味があります。
ルーナでは
「その人の生活をより豊かに、より楽しく、夢の実現のため、共に人生の変革にチャレンジするパートナーになること」
を理念とし、日々の自分達の関わりがそれに寄り添えているか、考え、悩み、時には泣きながら落ち込んで、お伺いしています。
そんな人間臭いステーションです。