靍見脳神経外科

靍見脳神経外科 脳神経外科医が常在するクリニックです.
診断から意志決定までが迅速で,くも膜下出血,脳梗塞の救急患者さんを随時受け入れています.

コロナ対策です。現在のところ、医療機関スタッフでコロナ陽性者が出ると、業務停止になってしまいます。当院ではそれを避けるため、外来診療を外で携帯電話などを活用しておこなっております。MRI検査なども1人ずつ、通用口から出入りしてもらいます。画...
16/03/2020

コロナ対策です。
現在のところ、医療機関スタッフでコロナ陽性者が出ると、業務停止になってしまいます。
当院ではそれを避けるため、外来診療を外で携帯電話などを活用しておこなっております。MRI検査なども1人ずつ、通用口から出入りしてもらいます。画像結果説明も外向きモニターを通じて行います。
全館的に窓を開けているので寒いです。みんなモコモコジャンバーを着ております。

当院が機能停止しますと近隣の脳卒中診療に多大なる影響がでますから、ご不便おかけしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

09/03/2020

先日の投稿から
逆に感染者が多い社会になるとどうなるか?

を計算してみました。
感度70%、特異度99%で
100万人中感染者1000人
(あながちありえなくない程度)
の社会では…

検査陽性と出た方で本当に感染している率は7.2%まで上がります。
100万人中20人の時は同じ条件で0.14%でした。

数回検査して1回でも陽性と出れば偽陰性率が低いので感染しているといえますが、そんな余裕はないでしょうね。
片っ端から調べようとすると医療リソースが足りなくなっちゃうので、日本の重症者にのみ重点的に調べる、普通の人は標準的防護策をとり、集団を避ける、ってのは悪くない気がします。

そうは言っても、自分は関係ないと思っている方は一定の割合でいますね。定期受診ついでに『昨日熱あったんだけどね、薬貰えない?』とか聞かれると、心の中で『うわーん、この人、自分がテロリストになる可能性について無自覚だ』と思います。
(現在当院では熱のある方、感冒様症状のある方は車内待機頂いてますが、前述のようなパターンだとたまに漏れてしまうことがあるのです)

30/12/2019

クリスマスコンサート。前半その1です。

タイガー・ウッズ氏が4回の腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けて復活されましたが、ゴルフではプロだけでなくどのレベルのプレイヤーでもそれなりに椎間板病変がみられるようです。回旋動作とインパクト時の負荷が関与しているのではないかという論文です。なる...
08/12/2019

タイガー・ウッズ氏が4回の腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けて復活されましたが、ゴルフではプロだけでなくどのレベルのプレイヤーでもそれなりに椎間板病変がみられるようです。回旋動作とインパクト時の負荷が関与しているのではないかという論文です。なるほど…

: Golf: a contact sport. Repetitive traumatic discopathy may be the driver of early lumbar degeneration in modern-era golfers
https://thejns.org/spine/view/journals/j-neurosurg-spine/31/6/article-p914.xml

『メマイ』この厄介なるもの①グルグル回る回転性めまい。②フワフワするめまい。③なんだか歩行時に不安定。うまく表現できない方ですと、全部『めまい』っていう訴えになってしまいます。②フワフワの場合は血圧変動によるものが多くを占めそうです。一過性...
27/11/2019

『メマイ』この厄介なるもの

①グルグル回る回転性めまい。
②フワフワするめまい。
③なんだか歩行時に不安定。

うまく表現できない方ですと、全部『めまい』っていう訴えになってしまいます。

②フワフワの場合は血圧変動によるものが多くを占めそうです。一過性の血圧低下で立ちくらみ様のメマイが出ることがありますし、血圧上昇でホワホワすることもあるようです。

③歩行時の不安定ですと頚椎や腰椎病変、糖尿病性神経障害による感覚障害に起因するものがありえます。シビレてないから自分は違う?いやいや、感覚ってのは幾つかあり、足裏の圧力を感じる圧覚、目で見なくても足の位置がわかる位置覚などが侵されると歩行が不安定になります。人によってはこれをメマイと表現するんです。

①回転性めまい
もっともメマイらしい症状ですね。天井が回っていたとか、壁が傾いてきた、自分が回っている感じなどの訴えになります。嘔吐を伴うこともしばしばです。
とっても驚きますし辛い症状ですので患者さんは『脳の病気になってしまった』と感じる事が多いのではないかと思います。しかしながら、救急車で搬送されたメマイ患者さんで脳疾患が原因である率は5%程度という報告が多いです。残り95%は主に三半規管の不調によるメマイということになりましょう。

a. 頭の位置を変えたときに発生し、じっとしていれば1分未満で治まるものであれば、耳石によるメマイ。両性発作性頭位変換めまいが一番に考えられます。エプリー法などの耳石置換法が有効なことが多いです。乱暴にいえば薬よりも頭を動かすことで治っていきます。MSDマニュアルでは薬物は長期使用すると悪化することもあると記載されていますね。

b.メニエール病。やたらと有名ですがほとんど居ません。音を聴く蝸牛と平衡感覚を感じる三半規管は発生学的に双子の兄弟みたいなものです。リンパ液が音で震えるのを検知するのか、リンパ液と身体の動きの差を回転運動として検知するか、の違いで同じリンパ液を利用しています。神経もほぼ伴走しています。この両方が同時に不調になるのがこの疾患です。耳閉感や低音難聴が前兆で起こり、激しい回転性めまいがやってくるものです。数年ごとに繰り返し起こる方がパターンを認識するようになって診断がつくこともあります。

c.前庭神経炎。メニエールと言われている方で音の症状がない方は実はこちらかもしれません。三半規管のみの不調ということになります。ウイルスの活性化などが、聴覚と平衡感覚をどれだけ巻き込むかという違いなのかも知れません。

b.c.どちらも一晩程度ひどい回転性メマイがおこり、少しずつ回復してノソノソ動けるようになり1週間以内には回復することが多いでしょう。

d.脳卒中。5%というと100人中95人は大丈夫です。逆に20人に1人と考えると多く感じるかもしれません(数学的には同じことなんですけどね)。正直いうと、b.c.と急性期に見分けるのは困難です。不安なときは脳の検査しておいて間違いはないってことは言えるでしょう。

e. そのほか慢性メマイ。常時メマイがして困るという方。症状は本人が困るという割には食事もでき普通に歩いて外来にみえます。だいたいどこかで『メマイ薬』が処方されていて何年も内服されたりしています。メマイがあるため日常の活動性は低いです。

中にはPPPDというサブタイプで、鬱に効く薬(SSRIかSNRI)が有効な一群がいます。これはスコアリング法があって該当者に試しに処方すると効く方は著効しますんですぐわかります。

そうでない方にどうするか。
そう今回のテーマはここからが本番です。今までのは前書きです。忘れて構いません(いや、折角書いたのでちょっとは覚えて欲しい)。

大体、2年も3年も『メマイ薬』飲んでて治ってないのならば、効いてないってことですよね。いい加減その薬やめたらどうですか?と言うと、この群の患者さんからはモーレツな抵抗に遭います。依存症みたいになってないか心配になりますが、ま、好きにして下さいって話になります。そこは仕方ないとして…

慢性メマイ患者さんは、とにかく不活発。安静にした方がいいという耳優しい言葉を期待しています。我々はできる範囲で動いていってください。前庭リバビリテーションが有効なんですよ、という話をしますと、それはもう、激しい拒絶反応を示す方も居ます。

最近、BMJという一流医学誌に運動療法の高い有効性を示す論文が掲載されました。今までの長〜い前書きはその紹介だったのです(笑)ここでガックシとメマイを覚えた方、頑張って続きをお読みになって鍛えましょう。

慢性メマイを有する50歳以上の患者322例を対象に、インターネットベースの前庭リハビリテーション(VR)群と理学療法単独群、両方併用群の効果を無作為化3群並行群間比較試験で検討しました。

 結果は理学療法単独群よりもVR単独群および併用群の方が6カ月時のめまいスコア(VSS-SF)が良かった(調整後平均差:−4.1点、−3.5点)。3カ月時点での評価も同様であった。VR単独および併用群の方が3カ月および6カ月時の浮動性めまい関連症状や不安が少なく、メマイの自覚的改善度が高かった。VR関連の不具合はなかった。

というものでした。英語読める方はご覧下さい。無料公開されてます。BMJはインターネット黎明期から無料公開論文を結構出してましたというか、最初は全文無料だったような気もします。やっていけるのか不安でしたが現在は部分公開という他誌と同じ方法ですね。

VRの自己練習法についても論文途中でリンクがあります。まずはSUBMITしないといけませんが、登録途中に脳卒中じゃないよね、脊髄症状じゃないよね、みたいに上記の鑑別をしていくチェックリストがあります。晴れて(?)ホンモノの慢性メマイ症の方だけがそこに到達すると運動療法がみられます。まあ、要は頭を動かせって話なんですがね。継続できるかってところも大事そうです。全く外来で言ってることと同じで笑えましたが、これからはBMJでも高い有効性が報告されてされている、と胸をはって言えます。もちろん理学療法の有効性ってのは以前から言われてて、今回はインターネットでの自己トレを加えると尚良いって内容なんですけどね。

Objective To investigate the clinical effectiveness and safety of stand alone and blended internet based vestibular rehabilitation (VR) in the management of chronic vestibular syndromes in general practice. Design Pragmatic, three armed, parallel group, individually randomised controlled trial. Sett...

22/11/2019

X'mas concert 2019 

12/15 午前10時 開演

早いものでもう1年ですか.
本年もたくさんのお子さんたちによる友情出演あります!

前半:子どもたちの演奏

おめでとうクリスマス
メヌエットBMV Anh.116  J.S. バッハ
金平糖          三善 晃

ソナチネ Op.36-1     クレメンティ

ト長調のメヌエット(チェロ) ベートーヴェン

エリーゼのために     ベートーヴェン

波のアラベスク      三善 晃

ピアノソナタ第3番ロ短調 第4楽章  ショパン

(休憩)

後半:副院長 細島による演奏

ゴルトベルグ変奏曲(AriaからVar. 9) J.S. バッハ
バラード第1番       ショパン

後半曲目少ないですが,10分強の長い2曲となります.それぞれ雰囲気が全く異なる曲ですので,お楽しみいただけると思います.前半最後が一番の難曲ですね.高校2年生で弾かれるなんて将来が楽しみです.いつか当院に就職してくださることを密かに狙ってみます(笑)スタインウェイB-211がある職場はあまりないですからね

薬物乱用頭痛がマスコミで報じられる時がくるとは…TVには様々な製薬会社がスポンサーになってCM流していますから、TV放映は無理だろうと思ってますが、文書媒体ならまだ自由が効きやすいのかもしれませんね。コメント欄が面白くて、『自分の頭痛は辛く...
20/09/2019

薬物乱用頭痛がマスコミで報じられる時がくるとは…
TVには様々な製薬会社がスポンサーになってCM流していますから、TV放映は無理だろうと思ってますが、文書媒体ならまだ自由が効きやすいのかもしれませんね。

コメント欄が面白くて、『自分の頭痛は辛く、薬飲まない訳にはいかない』『頭痛を風邪だと思ってたらくも膜下出血だった』とか…

記事を一部しか読まずに反応しすぎ^_^
『慢性的な頭痛の方で月10日以上、3ヵ月以上にわたって鎮痛剤を飲んでいる方』に薬物乱用頭痛が一定数いる、という話です。
医師の解説が端折られずにしっかり記載されていてフェアな記事だと思いました。

実際、とても多いと実感しています。
片頭痛ベースの方であれば、予防薬を併用して、鎮痛剤の内服回数を減らすアシストができる場合があります。『YouTubeみてマグネシウムサプリを使ったら前兆も頭痛もここ70日ない』なんてコメントがありましたが、マグネシウムも片頭痛予防効果のランダム化比較試験(RCT)があります。予防薬は全員に効果がある訳でも100%予防する訳でもありませんので複数組み合わせて使うことが多いです。当院でも相談に乗れますのでどうぞ。

慢性的な頭痛に悩まされている、いわゆる「頭痛持ち」は、全国に約3000万人もいると言 - Yahoo!ニュース(大手小町(OTEKOMACHI))

5/19付け読売新聞の地域版に脳卒中診療の特集が掲載されておりました。大病院が多く載る中、当院の治療件数が多いことがはっきりわかります。(明らかに数が間違っているところもあります。200例中100例に血栓溶解はありえないし、全体が70例くら...
22/05/2019

5/19付け読売新聞の地域版に脳卒中診療の特集が掲載されておりました。大病院が多く載る中、当院の治療件数が多いことがはっきりわかります。
(明らかに数が間違っているところもあります。200例中100例に血栓溶解はありえないし、全体が70例くらいで60例血栓溶解と回収とか(笑)こういった特殊治療の適応がない脳梗塞をまったく見ないなんて訳にもいかず、外来で『昨夜からおかしかったけど、起きても治ってないから来ました』、『起きてこないので見に行ったら倒れてたので救急隊要請』という明らかにタイムアウトケースの方がむしろ多いですからね)

脳梗塞の患者数は病床数の関係で大病院に比べ多くはありませんが、当院では血栓溶解(発症あるいは最終健在確認から4.5時間以内に行う必要がある)、血栓回収(カテーテル治療の専門家がいないと難しい)の比率がある意味異様に高いことがわかります。
脳梗塞でもより重症、あるいは発症から間もないケースを救急隊が当院に選別して下さっているのかもしれません。

これをみて満足しているかといえば、まだ負けてる病院があるのか、と密かに悔しがっている次第です。症例数ばかり競っても仕方ないのですが、一例一例少しでも良い予後を得られるようにしていきたいです。

治療しました、でも結果が良くありませんでした、ということは十分にありえて、この表からは読み取ることができません。血管が再開通するまでの時間、血流が無い間の患者さん側の耐性、などの要因があります。件数が多いところの方が、スタッフの練度が高く、搬送から治療までの流れがスムーズである可能性は高いと思います。当院は小さいのでERからCTやMRI、手術室までがほぼ隣り合っておりますので移動だけでもロスが少ないことは確実です。

血栓溶解に至っては、来院から診断、薬物投与まで15分以内が多くなっております。今後とも精進していく次第です。

新聞記事はもちろん新聞社に著作権がありますが、公共性が高い内容であるのと、出典を明らかにすることで社会通念上おそらく転載許されるものと判断しましたが、万一問題があればご連絡くださいませ。

住所

茨城県古河市上片田 813
Koga-shi, Ibaraki
306-0128

営業時間

月曜日 10:00 - 13:00
17:00 - 19:00
火曜日 10:00 - 13:00
17:00 - 19:00
水曜日 10:00 - 13:00
17:00 - 19:00
木曜日 10:00 - 13:00
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金曜日 10:00 - 13:00
17:00 - 19:00
土曜日 12:00 - 17:00

電話番号

0280231211

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