●診療科・診療部:初期診療・救急科長/救急部
診療科・部長名:大鶴 繁
●連絡先:
075-751-4399(時間外事務当直)
●キャッチコピー
高度先進医療の推進に基づいた、新しい救急医療のシステムを求めて
●概要
①各診療科の専門医が常駐している大学附属病院の長所を生かし、コーディネート型救急診療体制を整備している。②ICUの拡張計画を踏まえ、重症患者に対する3次救急の拡充を目指している。③重症外傷、新興感染症、臓器移植医療、熱傷、敗血症、産科救急、高齢者救急など、さまざまな状況における救急医療体制の充足を目的としたプロジェクトを関係部署と共同して推進中である。④災害医療における医療救護活動であるDMAT(Japan Disaster Medical Assistance Team)に正式参加し、大規模災害に対する災害医療支援体制を整備している。東日本大震災においても緊急医療
援助隊を派遣した。
●代表的診療対象疾患
救急疾患一般
●体制及び実績
外来診療体制と実績: ①中央診療部門のひとつである救急部では、各診療科の専門医が常駐している大学病院の長所を生かし、高度先進医療を常時実施することが可能な、コーディネート型の救急診療体制を確立している。②救急部には教授1名、講師3名、助教4名、医員2名、計10名の専任医師が配属され、応援医とともに救急部の運営にあたっている。また、救急外来看護師3名、専属事務員3名が配置されており、迅速かつ円滑な診療が可能となっている。③平成24年の救急外来受診者数は8,456名、救急車搬送台数は2,939台であった。また救急部からの入院患者数は2,111名であり、京都大学医学部附属病院の全入院患者の約10%にあたる規模となっている。
入院診療体制と実績: ①外傷・中毒・感染症・脳血管障害などの多彩な急性疾患に対して診療を行っていくため、平成20年より入院診療(一般病床5床、SCU 2床)を開始した。②脳卒中診療部に参加し、SCU(Stroke Care Unit)の運営を行っている。③ICUの拡張計画を踏まえ、重症患者に対する3次救急の拡充を目指している。
●臨床研究:核磁気共鳴(NMR; nuclear magnetic resonance)を用いた新しい診断法の開発や、院外心肺停止患者における近赤外線による無侵襲脳局所酸素飽和度(rSO2; Regional Cerebral Oxygen Saturation)測定の有用性に関する多施設研究、院外心停止患者に対する自動式心マッサージ器を用いた心肺蘇生に関する研究、救急外来におけるタイム・スタディ、外傷性軽度脳損傷の評価法についての多施設研究、MRIを用いたAutopsy Imaging研究などを行っている。