13/05/2024
【2025年度 京都府立医科大学 救急医療学教室/救命救急センター 専攻医・大学院生の募集】
京都府立医科大学附属病院は2024年4月に救命救急センターに認可され、一緒に救命救急センターを作り上げていく専攻医・大学院生の募集をさせていただきます!
是非、京都という唯一無二の場所で一緒に救急医のキャリアを歩みませんか?
当教室公式HP:https://kpum-em.jp
①2024年より救命救急センターに認可!
②専攻医の数だけ存在する唯一無二の救急科専門研修プログラム
③アカデミックにも活躍する救急医を目指す
④全国で繋がる教育体制
⑤京都という唯一無二の立地
①2024年より救命救急センターに認可!
当院は京都市上京区に位置する大学病院で、東に鴨川が流れ、西に緑豊かな京都御所を臨む、京都市の中心部にあります。
2010年4月に太田凡教授が着任し開講した本教室は、年々医局員が増加し、2024年4月より救命救急センターとして認可され、非常に勢いのある教室と自負しております。
ER、集中治療、小児集中治療、総合内科、外傷、プレホスピタル、在宅医療など多彩なサブスペシャリティを持った救急医が大学病院には在籍しており、救急外来、入院・集中治療、退院までを一貫して救急医療科が主科として担当します。
◯救急外来
救急外来を受診する患者は救急医療科が診療をします。2024年4月1日より救命救急センターとして認可されたところですが、最初の1ヶ月(4月1日〜4月30日)ですでに736台の救急搬入があり(年間計算で約9,000台)、多彩な症例を経験することができます。
◯入院診療
敗血症、中毒、多発外傷、多臓器不全などの重症病態はもちろん、市中病院で経験できるcommon diseaseから、大学病院ならではの超重症病態や複雑な基礎疾患を有する患者の急性期疾患など多彩な症例を経験することができます。また、希望者は急性血液浄化療法や人工呼吸器管理で有名な小尾口邦彦先生率いる集中治療部での研修も可能です。
②専攻医の数だけ存在する唯一無二の救急科専門研修プログラム
・期間:3年(うち、1年間が基幹施設である京都府立医科大学附属病院)
京都だけでなく、日本全国に連携施設・関連施設を有するのが本プログラムの最大の特徴です。そのため、各個人の希望に合わせて、外傷、集中治療、ER、プレホスピタル、小児救急、他科研修など充実したプログラムを選択できます。京都を中心とした研修はもちろんのこと、全国の様々な施設でも研修ができます。教授や医局長が研修先を決定するいわゆる「医局人事」は本プログラムには存在しません。プログラム修了生も含めて、同じプログラムを歩んだものは存在せず、専攻医の数だけプログラムを提供してきました。
プログラム修了後の進路も様々です。大学病院での臨床、大学院への進学、近隣救命救急センターでの勤務など様々なキャリアを歩んでおり、ここにも「医局人事」は存在しません。
救急科専門研修プログラムの詳細は当教室ホームページ(https://kpum-em.jp/recruit/)に一覧を掲載しておりますので、ぜひ御覧ください。
③アカデミックにも活躍する救急医を目指す
大学病院の特徴としてアカデミックキャリアに携わることができます。心肺蘇生領域の研究のトップランナーである松山匡学内講師を中心に臨床研究に取り組んでおり、多施設共同研究にも積極的に参加しています。
当教室からの研究はResuscitation, Critical care, Circulation, Journal of the American College of Cardiologyなどの救急・集中治療・循環器領域のトップジャーナルに筆頭著者として多数掲載されており、2022年は英語原著論文39本(うち筆頭著者が9本)の実績があり、2023年は英語原著論文27本(うち筆頭著者が7本)の実績があります。専攻医でも希望者には論文執筆にチャレンジしてもらっており、2022年度は2本、2023年度は2本を専攻医が筆頭著者として報告しています。
④全国で繋がる教育体制
月に2回の後期研修医勉強会、月に1回のリサーチカンファレンスを開催しています。いずれもWebを用いて行うため、日本全国どこにいても勉強会・カンファレンスに参加することができます。また、後期研修医勉強会では外部講師・スタッフによるレクチャーがあり、濃密な指導を受けることができます。
後期研修医勉強会の外部講師やスタッフによる過去のレクチャー例:
・「プレホスピタル診療の実際とその経験」
・「CRRT- continuous renal replacement therapy -」
・「臨床研究、はじめの一歩」
・「ERで暴れる患者への対応」
・「不確実性とERとアイデンティティ」
・「看護の統合と実践『救急医療』について」
⑤京都という唯一無二の立地
悠久の歴史を持つ古都・京都での生活は特別な空気感に包まれます。大学病院は東に鴨川の清流、西に京都御所の緑を眺望できる恵まれた環境で、都市部とは思えないほどの豊かな自然に包まれています。また、清水寺、平安神宮、鹿苑寺金閣、慈照寺銀閣などの史跡が日常に溶け込んでおり、「日本」を感じながら、日々の生活を送ることができます。
観光地として有名かもしれませんが、実は京都は非常に暮らしやすい街です。「学生の街」とも呼ばれるように、半径数km圏内に住宅・商業施設・レジャー施設が揃っており、電車・バスの交通網も整備されております。また、子育て世代も意外と多く、10年連続保育所等待機児童ゼロを達成しております。強いてデメリットをあげるとすれば、京都府に空港がないため、飛行機へのアクセスがやや悪いことぐらいでしょうか。
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡をいただければと存じます。見学、Webでのご相談など対応させていただきます。
連絡は当教室代表メールアドレス emerg@koto.kpu-m.ac.jp もしくはお問い合わせページ https://kpum-em.jp/contact/ よりお願い申し上げます。
2024年度 救急科専門研修プログラム2024年度の救急科専門研修プログラムの応募を開始しました。当教室での研修に興味のある方、見学を希望される方はお問い合わせページより御連絡下さい。