Kcfmパブリック

Kcfmパブリック 京都家庭医療学センター(KCFM)です。京都最古の歴史のあるプログラムで、自分らしく家庭医を目指しませんか?

13/09/2025
7/2レジデントデイ報告SEEA (Significant Emotional Event Analysis)の発表をしました。1例目は心不全, 慢性閉塞性肺疾患末期の患者さんで, 症状の訴えも多く, 看護師, 医師ともに難渋した患者でした...
13/07/2025

7/2レジデントデイ報告
SEEA (Significant Emotional Event Analysis)の発表をしました。

1例目は心不全, 慢性閉塞性肺疾患末期の患者さんで, 症状の訴えも多く, 看護師, 医師ともに難渋した患者でした。心不全による胸水貯留を繰り返し, 呼吸苦も強く, 患者は「しんどいのを取ってほしい」と希望されましたが身寄りがなく, 多職種でのカンファレンス, 倫理委員会も通してモルヒネによる緩和治療を行い, 1日で亡くなられました。主治医としては, これでよかったのか, 患者さんへの陰性感情があり, 対応が難しかったとの感想がありました。先生方からは, 困難な患者さんこそコンテクストを聴取することで陰性感情が少なくなること, 緩和治療として早期からトータルペインを意識した対応をすることなどアドバイスがありました。

2例目は度重なるテストや実習課題で不眠, 食思不振となった看護学生の患者さんです。問診にて軽度のうつ状態, 体重減少も認め2回目の受診の時に診断書を作成しましたが, 学校の都合で休学や留年ができない状態であり, 不登校でも会社員でもない, 学生さんのメンタルヘルスの対応について悩んでいました。先生方からは, 学校のカウンセラーを活用してみる, 若年であり, 抗うつ薬も使用ができないことから, 必要に応じて精神科との併診を行うなどアドバイスがありました。

#レジデントデイ #SEEA #緩和治療 #メンタルヘルス

京都家庭医療学センターから 専門研修プログラム説明会のご案内です。”京都で、自分らしく、家庭医になろう”当プログラムでは、★同じ地域で「外来~病棟(急性期、緩和ケア、リハ、地域包括)~在宅」をシームレスに研修できます!★高齢、多疾患併存、独...
13/07/2025

京都家庭医療学センターから 専門研修プログラム説明会のご案内です。

”京都で、自分らしく、家庭医になろう”

当プログラムでは、
★同じ地域で「外来~病棟(急性期、緩和ケア、リハ、地域包括)~在宅」をシームレスに研修できます!
★高齢、多疾患併存、独居や貧困、外国人など様々な困難(SDH:健康の社会的決定要因)を抱えた多層な患者層へのアプローチを学ぶことができます!
★家庭医療に理解のある多職種との連携のみならず地域の多事業所や地域住民との連携も実践できます!
★ワークライフバランスを重視して研修できます!

その他の特徴としては、
☆毎週のレジデントデイ、隔月のグループ会議などでポートフォリオ作成支援が受けられ、他科研修中も専攻医を一人にしません。
☆京都府内の同じプログラム関連施設内で総合診療専門研修が完結できます。(医師少数地域での研修も可能です)
☆京都大学大学院 社会的インパクト評価学講座の医師に臨床研究のコンサルトも可能です。
☆新・家庭医療専門医、在宅医療認定専門医、内科専門医とのダブルボード、病院総合医、緩和ケア専門医も取得可能です。

京都家庭医療学センター・総合診療専門研修プログラム説明会
①2025年 8月 16日(土) 15時から16時頃 (ZOOM開催)
②2025年 9月  6日(土) 15時から16時頃 (ZOOM開催)     
・参加申し込みフォーム : https://forms.gle/ApiCunz9WevxU5ty8
  
 申し込み締め切りは ① 2025年 8月 14日(木) 
             ② 2025年 9月  4日(木) 
            
ご参加お待ちしています!!

尚、この日程が合わない方は、個別対応も検討しますので、是非ご問い合わせください。 

◆ 京都家庭医療学センターhttps://kcfm.jp/  ◆
◆ 京都で一番歴史のあるプログラムで   ◆
◆ 自分らしく家庭医を目指しませんか?  ◆
京都家庭医療学センター KCFM (Kyoto Center for Family Medicine)代表
京都保健会 ふくちやま協立診療所  寺本 敬一

京都家庭医療学センターのプログラム説明会を3回開催します。開催日時) ①2025年 5月 17日(土) 15時から16時頃 (ZOOM開催)②2025年 5月 31日(土) 15時から16時頃 (ZOOM開催)③2025年 6月 14日(土...
08/05/2025

京都家庭医療学センターのプログラム説明会を3回開催します。
開催日時) 
①2025年 5月 17日(土) 15時から16時頃 (ZOOM開催)
②2025年 5月 31日(土) 15時から16時頃 (ZOOM開催)
③2025年 6月 14日(土) 15時から16時頃 (ZOOM開催)

ご参加お待ちしています!!
◆ 京都家庭医療学センターhttps://kcfm.jp/
◆ 京都で一番歴史のあるプログラムで ◆
◆ 自分らしく家庭医を目指しませんか? ◆

輪読会はマクウィーニーの家庭医療学が終わり, 尾藤誠司著書の「患者の意思決定にどう関わるか?」について読み始めました。ヘルスケアのにおける意思決定の特徴, インフォームド・コンセントの構造と課題について学びました。  症例検討は3例挙げられ...
03/12/2024

輪読会はマクウィーニーの家庭医療学が終わり, 尾藤誠司著書の「患者の意思決定にどう関わるか?」について読み始めました。ヘルスケアのにおける意思決定の特徴, インフォームド・コンセントの構造と課題について学びました。  症例検討は3例挙げられました。1例目は90台女性の方で主訴は呼気時のwheezeと浮腫。左室収縮能は良好であり, 治療としてはARB、ACEi、MRAは高K血症があり使用が難しく, フロセミドやアゾセミドで治療するもwheezeが持続していました。薬剤の確認を行い, 治療としてはARB、ACEiを使用しつつ, 利尿薬等でKの調節を行う, 体重目標を設定し, 利尿薬を調節するなどアドバイスを頂きました。鑑別に気管支喘息, 声門機能不全が挙げられました。  2例目は70台女性, 脳腫瘍, BSCの患者でいよいよ内服, 経口摂取ができなくなってきた症例。意識状態が悪く, 自宅で診るのは難しいと感じていた家族が, 終末期に近づき少しでも一緒にいたい, 自宅でみたいと気持ちが変わっていきました。自宅退院にあたり, 痙攣重積発作への対応や脳腫瘍患者の終末期にたいしどのように対応すればよいか, 相談がありました。夫の気持ちが変わった経緯に着目し話を聞いてみる, 抗痙攣薬や鎮静薬の挿肛についてなどアドバイスがありました。  3例目は数年前より健康診断で高LDL血症が指摘されている30台男性。家族性高コレステロール血症は否定的であり, 生活習慣の改善を指導し3か月後にフォローとなりました。ラーメンをやめる, 運動するなどで体重が3㎏減るもLDL値は変わらず。患者は心が折れてしまい, 1年後の健診を受けると約束するも次の外来にはつながりませんでした。患者の感情面に配慮し, 健康な生活とは患者にとってどんなイメージか, どのような生活習慣なら続けられそうか, しんどければどれくらいならできそうかなど話し合い, 患者が健康な生活に近づけるよう支援していきましょうとアドバイスがありました。 #レジデントデイ #意思決定 #終末期 

輪読会はマクウィーニーの家庭医療学が終わり, 尾藤誠司著書の「患者の意思決定にどう関わるか?」について読み始

【仏教と医療倫理についてのワークショップ開催】 10月2日に僧侶であり理学療法士でもある鈴木秀彰さんを外部講師としてお招きし、「仏教と医療」というテーマで講演をいただきました。また後半では、鈴木さんにファシリテータとして参加していただき、臨...
05/10/2024

【仏教と医療倫理についてのワークショップ開催】
 10月2日に僧侶であり理学療法士でもある鈴木秀彰さんを外部講師としてお招きし、「仏教と医療」というテーマで講演をいただきました。また後半では、鈴木さんにファシリテータとして参加していただき、臨床場面で方針決定に葛藤が生じた事例を用いて、小グループで議論しました。
 前半では、仏教とは「慈悲のこころ」であり、これは医療と同根であること。医療を提供することは仏教を実践することである、という説明がありました。また、仏教的なリーダーシップ論についての説明がありました。仏教にもリーダーシップにも「これ」という解答はないが、「慈悲」と「謙虚」をベースにしたリーダーシップの在り方は、医療だけでなくビジネス界でも、価値の多様化した現社会でも通用する汎用性の高い姿勢ではないだろうか、というテーゼが出され、共感しました。
後半は、医療倫理の原則を仏教的に捉えた説明を受けたのち、臨床的葛藤があるケースを2つの問いに沿ってスモールグループで議論しました。これまで現場で実践してきた倫理カンファレンスは直接患者ケアに関わる職種が参加して行うものでしたが、事務や技師が入ってのカンファレンスはより中立的な立場での意見がでやすいという気づきを得ました。またカンファレンスのファシリテータの役割が重要で、職種による医療観や職種間パワーバランスを排除した進行に徹することが期待されるのを実感しました。
研修終了後の懇親会では、6年前に「あたたかな医療」で有名な諏訪中央病院を見学し、鎌田實名誉院長の診察場面でご一緒したときのことを回想しつつ、交流を深めました。鈴木さんから、『「あたたかな医療」を貴院からも感じましたよ』と言っていただけたことがとても嬉しかったです。今後も「慈悲」を基盤にしたあたたかくおもいやりのある医療を展開できるよう、スタッフとともに互いにリーダーシップを発揮していきたい、改めてそう感じた1日でした。

京都家庭医療学センター総合診療専門研修プログラム説明会を開催します! 第3回 2024年9月14日(土)15~16時(zoom開催) 第4回 2024年10月19日(土)15~16時(zoom開催) ・説明会フライヤー → bit.ly/3...
06/09/2024

京都家庭医療学センター総合診療専門研修プログラム説明会を開催します!

 第3回 2024年9月14日(土)15~16時(zoom開催)
 第4回 2024年10月19日(土)15~16時(zoom開催)

・説明会フライヤー → bit.ly/3XbgMyS
・募集リーフレット → bit.ly/3S0VkLk
・参加申し込みフォーム → bit.ly/4g7tK9n

 申し込み締め切りは 第3回  9月12日(木)
           第4回 10月17日(木)

ご参加お待ちしています!!

◆ 京都家庭医療学センターhttps://kcfm.jp/
◆ 京都で一番歴史のあるプログラムで ◆
◆ 自分らしく家庭医を目指しませんか? ◆

SEEAで末期がん患者さんの窒息の症例を扱いました。終末期の予期せぬイベントに対しては、見通しを持った話し合いやACPを心掛け、症例の振り返りや家族へのグリーフケアなどができれば…と話し合いました。
03/09/2024

SEEAで末期がん患者さんの窒息の症例を扱いました。終末期の予期せぬイベントに対しては、見通しを持った話し合いやACPを心掛け、症例の振り返りや家族へのグリーフケアなどができれば…と話し合いました。

輪読会ではマクウィニーの家庭医療学16章に入り, 往診する理由, 家庭での患者の評価, 往診をする理由につい

09/08/2024

京都で、自分らしく家庭医になろう!   京都家庭医療学センターでは2025年度専攻医を募集しています [...]

外来でイライラしたとき、どうしますか?SEEAでイライラへの対処について話し合いました。
06/08/2024

外来でイライラしたとき、どうしますか?
SEEAでイライラへの対処について話し合いました。

7月2日のレジデント・デイ 前半は輪読会で、マクウィニー家庭医療学上巻の8章”医療の方法”の家庭医療のコンテク

京都家庭医療学センター専門研修プログラム説明会を開催します!詳細はこちらをご覧ください → https://x.gd/dF1IJ日時:2024年8月17日(土)15~16時場所:オンライン(Zoom開催)・説明会フライヤー   → bit....
15/07/2024

京都家庭医療学センター専門研修プログラム説明会を開催します!
詳細はこちらをご覧ください → https://x.gd/dF1IJ

日時:2024年8月17日(土)15~16時
場所:オンライン(Zoom開催)
・説明会フライヤー   → bit.ly/3zuF5Q0
・募集リーフレット   → bit.ly/3S0VkLk
・参加申し込みフォーム → bit.ly/461mUhi

申し込み〆切は8月15日(木)です。ご参加お待ちしています!

住所

Kyoto-shi, Kyoto

電話番号

+81757016111

ウェブサイト

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