大阪赤十字病院眼科

大阪赤十字病院眼科 大阪赤十字病院眼科の活動を紹介します。 大阪赤十字病院眼科の活動を紹介します。またグループ連絡用に活用を予定しています。

久しぶりの投稿です。今春当院へ入職した先生をご紹介させていただきます。2025年4月より赴任いたしました、佐藤 有紀子と申します。奈良県立医科大学を卒業後、京都大学大学院にて加齢黄斑変性をはじめとする網膜疾患の研究に取り組んでまいりました。...
16/08/2025

久しぶりの投稿です。
今春当院へ入職した先生をご紹介させていただきます。

2025年4月より赴任いたしました、佐藤 有紀子と申します。

奈良県立医科大学を卒業後、京都大学大学院にて加齢黄斑変性をはじめとする網膜疾患の研究に取り組んでまいりました。

診療では、患者様にご安心いただけるよう、わかりやすい言葉を用いた丁寧な説明と対応を心がけております。

このたび、多くの患者様の診療に携わる貴重な機会をいただきましたことに深く感謝し、微力ながら貢献できますよう努めてまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

Longitudinal chop against hard/thick nuclear cataracts to reduce strain on the zonule of Zinn新しい核分割法についての論文がJCRS online ...
08/03/2025

Longitudinal chop against hard/thick nuclear cataracts to reduce strain on the zonule of Zinn

新しい核分割法についての論文がJCRS online case reports誌に掲載されました。

白内障手術において、核硬化が進行した症例は後嚢破囊、チン小帯断裂などのリスクが高くなります。その一つの要因は、核を分割する動作において2つの器具を上から押さえつけてしまいがちになるからです。
これを回避する方法として、左手に持つphacochopperを核の裏に回して持ち上げ、前後方向に分割することでチン小帯への負担を減らします。
当初、難症例対策として開発しましたが、通常症例においても時短となる有効な手技と考えます。

新しい引き出しの一つとなれば幸いです。

er and phaco-tip. In this study, a chop technique is described in which the phacochopper is inserted from the posterior part of the nucleus and the US tip from the anterior part, sandwiching the nucleus longitudinally to facilitate its crushing. The nucleus was successfully disassembled in a second....

05/01/2025

あけましておめでとうございます。
2024年の手術件数を集計しました。
手術件数は合計3055(同時手術を分けると3425)件。
総件数3055件の内訳は以下の通り
白内障 2287 (強膜内固定 102)(多焦点 5)
硝子体 453 (黄斑下 1)
網膜剥離(復位術)11
緑内障 172 (ロングチューブ 40)
斜視 5
涙道 332 (DCR 82)
角膜 6
その他 159
*術式による統計です。網膜剥離の多くは硝子体手術に含まれます。

一昨年合計3138からやや減少。白内障手術の減少とほぼ同数でした。
網膜硝子体、緑内障、涙道手術は微増でした。

今年も地域医療支援病院として、紹介された症例に迅速に対応出来るよう努めてまいります。
2025年もどうぞよろしくお願いいたします。

01/11/2024

前眼部OCTを用いた涙液メニスカス高(TMH)測定による涙道閉塞(LPD)の診断有用性を検討した論文をscientific reportsに報告しました。

https://rdcu.be/dYo36

近年、前眼部OCTを用いることにより、涙の量を定量的に評価することが可能になりました。 LPDは白内障手術などの内眼手術の術後眼内炎リスクファクターのひとつであり術前に評価する必要があります。今回の研究では白内障術前の通水検査によるLPDの診断で9.4%にLPDが認められました。また、前眼部OCTで測定した TMHをLPD groupとnon-LPD groupで比較したところ、LPD groupでTMHは優位に高く、カットオフ値が401.0μm(感度58.3%、特異度83.0%)という結果を得ました。前眼部OCTはLPDの除外診断に有用で低侵襲な検査であることから、より安全な白内障手術につながると思われます。

本年、後期専攻医1年目として当院へ入職した酒井亮輔(さかい りょうすけ)先生を自己紹介文にてご紹介いたします。これからもどうぞよろしくお願いします。7月より赴任しました酒井亮輔と申します。京都大学出身で、大学では硬式テニス部でした。関西圏の...
24/09/2024

本年、後期専攻医1年目として当院へ入職した酒井亮輔(さかい りょうすけ)先生を自己紹介文にてご紹介いたします。
これからもどうぞよろしくお願いします。

7月より赴任しました酒井亮輔と申します。
京都大学出身で、大学では硬式テニス部でした。
関西圏の眼科医療に貢献出来ますよう鋭意努力する所存ですので、よろしくお願いいたします。

本年4月より関西医大プログラムの連携研修として派遣された、後期専攻医2年目留守涼(とめもり りょう)先生を自己紹介文にてご紹介いたします。これからもどうぞよろしくお願いします。はじめまして。今年の4月から大阪赤十字病院に勤務することとなりま...
10/08/2024

本年4月より関西医大プログラムの連携研修として派遣された、後期専攻医2年目留守涼(とめもり りょう)先生を自己紹介文にてご紹介いたします。
これからもどうぞよろしくお願いします。

はじめまして。
今年の4月から大阪赤十字病院に勤務することとなりました、留守涼と申します。
出身大学、初期〜後期研修ともに関西医科大学です。大学時代はバスケ部でした。
精一杯努めますので、是非よろしくお願い致します。

当院の 加登本 伸(かどもとしん) 医師が第40回日本眼循環学会「第7回若手奨励賞」を受賞しましたこの賞は、眼循環研究に関する学術振興を目的とし、応募者の 中から毎年2名以内が選出されます研究内容を臨床に還元できるよう、これからも真摯に患者...
07/08/2024

当院の 加登本 伸(かどもとしん) 医師が第40回日本眼循環学会「第7回若手奨励賞」を受賞しました

この賞は、眼循環研究に関する学術振興を目的とし、応募者の 中から毎年2名以内が選出されます

研究内容を臨床に還元できるよう、これからも真摯に患者さん と向き合っていきます。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしく お願い申し上げます。

09/03/2024

当院と兵庫県立尼崎総合医療センターの共同研究である「前眼部OCTによる定量的涙液測定を用いた涙囊鼻腔吻合術の術後成績評価」をInternational Ophthalmologyに報告しました。

近年前眼部OCTを用いることにより、涙の量を定量的に評価することが可能になりました。涙囊鼻腔吻合術は涙道閉塞や涙囊炎がある患者さんへの標準的な外科的治療です。
研究の結果、ほぼ全ての患者さんで良好な流涙の改善が見られ、涙の量も正常化するという結果が得られました。また涙道内視鏡を手術の際に補助的に用いることで、より涙量を減らす事ができるという事が新たに発見されました。
涙道内視鏡は涙管チューブ挿入術で主に用いられる機器ですが、涙囊鼻腔吻合術でも使用する事は、より良好な患者さんの予後につながると思われます。

https://link.springer.com/article/10.1007/s10792-024-02972-7

昨年、後期専攻医1年目として当院へ入職した本田有希(ほんだ ゆき)先生を自己紹介文にてご紹介いたします。これからもどうぞよろしくお願いします。2023年11月より大阪赤十字病院で働かせていただいております。出身は京都大学です。学生時代は茶道...
04/03/2024

昨年、後期専攻医1年目として当院へ入職した本田有希(ほんだ ゆき)先生を自己紹介文にてご紹介いたします。
これからもどうぞよろしくお願いします。

2023年11月より大阪赤十字病院で働かせていただいております。
出身は京都大学です。学生時代は茶道部でした。
大学で学んだことを活かしながら、新しい環境でより一層精進して参りますので、よろしくお願い致します。

当院で経験した「オルソケラトロジー治療中に見つかった両眼性網膜剥離の2症例」をCureusに報告しました。オルソケラトロジーは、近視治療のひとつです。保険適応ではありません。就寝中に専用のハードコンタクトレンズを装用することで角膜形状を整え...
06/01/2024

当院で経験した「オルソケラトロジー治療中に見つかった両眼性網膜剥離の2症例」をCureusに報告しました。

オルソケラトロジーは、近視治療のひとつです。保険適応ではありません。就寝中に専用のハードコンタクトレンズを装用することで角膜形状を整えて、日中に眼鏡やコンタクトレンズを不要にできます。軸性近視の進行を遅らせるとする報告もありますが、近視を根本的に治すわけではありません。近視眼には網膜剥離の発症リスクがあり、コンタクトレンズの定期健診で眼底検査も実施するのはそのためです。当院で経験した2症例からオルソケラトロジー自体に網膜剥離のリスクがあるとは言えませんが、近視眼の小児に施術されることが多い治療ゆえ、定期的な眼底検査を受けることは必要でしょう。

Orthokeratology may be effective in slowing myopic progression. However, whether orthokeratology is beneficial enough to prevent rhegmatogenous retinal detachment formation remains unclear. Two cases of bilateral rhegmatogenous retinal detachment were seen during orthokeratology treatment and correc...

04/01/2024

あけましておめでとうございます。
2023年の手術件数を集計しました。
手術件数は合計3138(同時手術を分けると3501)件。
総件数3138件の内訳は以下の通り
白内障 2377 (強膜内固定 118)
硝子体 450 (黄斑下 1件)
網膜剥離 12
緑内障 150 (ロングチューブ 53)
斜視 8
涙道 325 (DCR 93)
角膜 7 (角膜移植 1)
その他 142
*術式による統計です。網膜剥離の多くは硝子体手術に含まれます。

硝子体手術(115%)、緑内障手術(129%)、涙道手術(117%)は増加も白内障手術(98%)は横這いでした。コロナ禍明け、かなり混んでいた月もありましたが、全体としては落ちついていました。まだ、体制に余裕はあります。スタッフの入れ替えなど都度ありますが、地域医療支援病院として必要な医療を提供できるよう一同努めてまいります。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします。

住所

天王寺区筆ヶ崎町5/30
Osaka, Osaka
543-8555

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