
26/11/2024
■ 頭の中を「見える化」する
「お尻歩き」のレッスン風景ですが、少し変わった指導の仕方です。
生徒さんの動作に対して指導するのではなく、生徒さんの「模型の動かし方」を指導しています。
すると、生徒さん自身の動き方が変わります。
Before:足で床を押してます(こっそり)
https://youtube.com/shorts/tz5qc9WovdY?feature=share
模型の動かし方には、ご自分の動きのイメージが現れます
https://youtube.com/shorts/7dnm5fr6FbY?feature=share
After:練習は一切していないのに学習が起こります
https://youtube.com/shorts/lo1IgCebyxg?feature=share
■解説
からだの指導は、インストラクターが持っている「動作のイメージ」を生徒に伝えることで成り立っていますよね。
問題は、先生の頭の中が見えないことです。
先生にとっては当たり前のことを、生徒はイメージ(忖度)しなければなりません。
そんな時には、道具が使えます。
骨格模型は、からだの中を見える化しますが、本丸の役割は、「頭の中」を見える化することです。
運動の世界にも「脳が体を動かしている」という説明が増えてきましたが、実際には脳の中は目に見えませんから、言ったもの勝ちの感があります。
先生の頭の中を見える化し、さらに生徒の持っている動作のイメージを「見える化」することで、民主的な指導関係ができるでしょう。