24/04/2026
【論文掲載】非医療の場を用いた教育実践報告:加藤医師らの論文がPublishされました
まどかファミリークリニック院長・加藤光樹医師が、フェローシッププログラムの一環として行っている「オンサイト・フェローフォーラム」での教育実践を、宮地純一郎先生(浅井東診療所)、島薗洋介先生(大阪大学)と共に論文としてまとめ、このたび学術論文として掲載されました!(おめでとうございます🎉)
テーマは、プライマリ・ケアにおいて極めて重要な「situational awareness(状況認識)」。
プライマリ・ケアにおける臨床判断は、ガイドラインだけでなく、患者の背景や場の文脈、そして医療者自身の“暗黙の前提(tacit framing)に強く影響されます。しかし、これらは日常臨床の中で明示的に学ぶ機会が限られています。
本研究では、札幌のフードフェスティバル(※)という非臨床の場でのエスノグラフィック・フィールドワークを通じ、医療者が自身の解釈の偏りにいかに気づき、臨床の「当たり前」を再構成できるかを考察しています。
<論文のポイント>
・文脈が立ち上がるプロセス(空間・時間・振る舞い)の理解
・自身の解釈が中立ではないという「frame reflection」の重要性
・臨床から意図的に距離を置く「学習デザイン」の可能性
当法人では、こうした先進的な教育プログラムの実践と発信を通じて、次世代の医療者育成と診療の質向上に寄与したいと考えております。
ご関心のある医療・教育関係者の皆様、ぜひご一読ください(一部掲載)。
Kato, K., Miyachi, J., & Shimazono, Y. (2026). Using ethnographic fieldwork to cultivate situational awareness. Education for Primary Care, 1–4. https://doi.org/10.1080/14739879.2026.2633733
※さっぽろオータムフェスト🍇
https://www.sapporo.travel/autumnfest/
札幌の中心部・大通公園に北海道の味覚が大集合するグルメイベントです。
2008年に開始し、なんと毎年200万人以上もの人々が訪れてるビックイベントです🤤
#北海道家庭医療学センター #まどかファミリークリニック #論文 #プライマリケア #家庭医療
In primary care settings, clinicians’ awareness of the situations surrounding physician–patient interactions is crucial for clinical reasoning and decision-making. However, there are limited opport...