18/09/2025
《最近多い蕁麻疹についての考察》
蕁麻疹って、西洋医学では「アレルギー」「ヒスタミン放出」なんて言われますが、東洋医学の目で見るともっと奥が深いんです。
皮膚に出るのは氷山の一角。内側の乱れ方によって、タイプが全然違います。
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まず多いのが「風邪+血虚タイプ」
寒暖差やストレスなど外からの刺激が入りやすい体質。
夕方や夜に痒みが悪化、掻いた後がミミズ腫れになる人はこの可能性大。
貧血気味、爪が割れやすいサインがあれば要注意です。
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次は「湿熱タイプ」
胃腸に余分な湿気と熱がこもり、それが皮膚にあふれるイメージ。
油っこい物や甘い物を食べた後に悪化する、口の中がネバつく、便がスッキリしない人はここ。
舌に黄色く厚い苔があるのも特徴。食生活とリンクしているタイプです。
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三つ目は「気滞血瘀タイプ」
ストレスで気血の巡りが滞り、皮膚の下に熱がこもります。
ストレスで一気に悪化したり、痕がシミのように残る人はこのタイプ。
胸や脇が張る、生理前に悪化するのもヒントです。
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最後は「腎虚タイプ」
慢性的に続く蕁麻疹は、深いレベルでのエネルギー不足。
夜に痒みが強く、下半身が冷える、腰や耳に不調があるならこれ。
体の「根っこ」の虚証が関わっています。
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大事なのは「どんな条件で出るのか」「他の体のサインとどうリンクしているか」。
蕁麻疹は皮膚だけのトラブルではなく、身体のバランスの乱れを映す鏡なんです。
だからこそ、東洋医学の視点で原因を探っていくと、思わぬ根っこが見えてくる。
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