10/06/2025
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《臨床心理士執筆》 キャリアの再考
このコラムを読んでくださっている方の中には、現在の仕事のフィールドで一定のキャリアを築いてこられて、そろそろ次のステップを考えていらっしゃる方も多いことと思います。異なる業種にチャレンジしたり、独立して自由な働き方を目指したりという選択肢もあり得るかもしれません。
ここでは、自らのキャリアを再考する際に役立つ視点として、キャリアアンカーの考え方に、スピノザの思想を交えてご紹介したいと思います。
キャリアアンカーとは、組織心理学者のエドガー・H・シャインによって提唱された概念で、自らのキャリアを形成する際に最も重きを置くもののことです。その名の通り、どこにキャリアの錨を下ろして、安定して留まるかに関わっています。
キャリアアンカーは「能力」、「欲求」、「価値観」の3つの要素から成り立っていて、このうちのどれにウェイトがあるかによって画像の8つに分類されます。「私のキャリアにおいては、(カッコ内のこと)に最も重点を置く」というふうに読み替えてみてください。
ここではスピノザの哲学からキャリアを考える際にヒントとなることをお話したいと思います。スピノザの思想で特徴的なのは、「自然界にはそれ自体として善いものか悪いものは存在しない」というものです。これは、「キャリアアンカーのどれが良くてどれが悪いということはない」ということとも通じます。
さらに、スピノザは「私にとって善い物とは、私とうまく組み合わさって、活動能力を増大させるもの」とも言っているのです。この考え方によれば、キャリアアンカーを下ろす場所は、その人との組み合わせが良く、安定して留まることができ、最大限に力を発揮できるところということになります。…スピノザの哲学からキャリアを考える際のヒントは記事全文から
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