日本運動療法学会

日本運動療法学会 運動器・神経筋疾患ならびに内部障害の治療あるいは予防に用いられてい?

02/07/2022

第47回運動療法学会は本日盛況の元、開催されました。ご参加くださいました皆様、ご協力くださいました皆様に心より感謝申し上げます。
なお、単位申請や奨励賞など、こちらのページではご質問を承っておりません。学術集会担当者からのメールあるいは学術集会HPより事務局までお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。

来年度は、令和5年6月17日(土)に大阪にて、関西医科大学リハビリテーション医学 長谷公隆教授のもとで開催される予定です。

第47回日本運動療法学会学術集会の教育講演、深柄和彦先生(東京大学大学院医学部医学研究科侵襲代謝・手術医学講座 教授)の「これからは術前準備も走って食べての時代・・・手術患者にとって大変な世の中になりそうです」では、以下のような内容を予定し...
16/06/2022

第47回日本運動療法学会学術集会の教育講演、深柄和彦先生(東京大学大学院医学部医学研究科侵襲代謝・手術医学講座 教授)の「これからは術前準備も走って食べての時代・・・手術患者にとって大変な世の中になりそうです」では、以下のような内容を予定しております。大会長より深江先生にご許可を頂きまして抄録を掲載させていただきます。

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これからは術前準備も走って食べての時代・・・手術患者にとって大変な世の中になりそうです
東京大学医学系研究科侵襲代謝・手術医学講座
深柄和彦

外科侵襲時の生体反応や栄養療法に関する研究に携わって30年近くになる。若い頃に教え込まれた重症患者に対する絶食・静脈栄養が、今や早期経口摂取・経腸栄養開始に180度方向転換し、「入院したらベッドで安静」から術後のリハビリテーションのみならずプレハビリテーションの重要性が認識されるようになり、周術期管理は大きく様変わりしてきた。
栄養投与ルートが生体反応・感染防御能に及ぼす影響については、われわれもマウス栄養管理モデルを用いて、腸管免疫・肝免疫・腹腔内免疫細胞の点からコツコツと基礎的な知見を積み重ねてきた。それが今日の栄養療法を支える基盤の一つになっているのではないかと感じている。2020年の診療報酬改定において、われわれが要望したICUにおける早期栄養介入加算(48時間以内の経腸栄養開始)が新設されたのも、基礎研究・臨床研究の賜物に違いない。
一方、術後の早期ADL回復のためのプレハビリテーション推奨も近年の周術期管理におけるトピックの一つであろう。日本運動療法学会のみなさまの日々の研究・活動がその背景にあるに違いない。われわれの研究グループでは、最近、プレハビリテーションの効果についてマウスのトレッドミル走モデルを用いて検討を続けている。その結果、運動療法が、重症患者でしばしば見られる腸管低灌流に起因する臓器障害予防に有効であることが明らかになってきた。
今回、栄養と運動に関するわれわれの基礎的知見をご紹介し、今後の周術期管理のありかたについて私見を述べさせていただきたい。
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こちらは日本整形外科学会(必須分野番号13、リハビリテーション)、日本リハビリテーション医学会(リハビリテーション科領域講習)の単位が取得可能です。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

08/06/2022

第47回日本運動療法学会では、東京女子医科大学リハビリテーション科教授の若林秀隆教授による教育講演が予定されております。
若林教授は、リハビリテーション栄養の世界的な第一人者でおられ、今回はサルコペニアに対する内容についてご講演くださる予定です。ご抄録の掲載をご快諾いただいておりますので、以下に転記させていただきます。
こちらは日本整形外科学会、日本リハビリテーションの単位認定講習をなっております。皆様のご参加をお待ちしております。

【タイトル】サルコペニアに対するリハビリテーション栄養
【演者】若林秀隆
    東京女子医科大学病院 リハビリテーション科 教授
【抄録】
サルコペニアとは、転倒、骨折、身体機能障害および死亡などの不良の転帰の増加に関連しうる進行性および全身性に生じる骨格筋疾患である。サルコペニアの診断には、現時点ではアジアでのサルコペニアのワーキンググループ(Asian Working Group for Sarcopenia, AWGS)2019 を使用する。低骨格筋量を認め、低筋力もしくは低身体機能を認めた場合に診断する。
サルコペニアの原因は、加齢、活動、栄養、疾患、医原性に分類される。サルコペニアの原因のうち、①病院での不適切な安静や禁食、②病院での不適切な栄養管理、③医原性疾患によるサルコペニアを医原性サルコペニアと呼ぶ。サルコペニアの臨床で最も重要なステップは、サルコペニアの原因の診断推論である。サルコペニアの原因によって、最適な治療は異なる。加齢が原因であれば、レジスタンストレーニングを含めた運動療法と、分岐鎖アミノ酸やたんぱく質を多く摂取する栄養療法の組み合わせがサルコペニア診療ガイドライン2017 年版で推奨されている。同様に活動が原因であれば、身体活動量を増やして持久性トレーニングとレジスタンストレーニングを行うことが効果的である。
一方、エネルギーとたんぱく質の摂取量が少ない栄養が原因であれば、エネルギーとたんぱく質を十分に摂取することが治療である。エネルギーとたんぱく質の摂取量が少ない状況で持久性トレーニングやレジスタンストレーニングを行うと、エネルギーバランスがさらにマイナスとなるため、筋肉量はむしろ減少してサルコペニアが悪化する。疾患が原因であれば、疾患の診断と治療が必要である。
例えばサルコペニアを心配する高齢者で、運動も食事も十分に行っているが3 ヶ月で5kg の意図的でない体重減少を認めてサルコペニアとなった場合、運動療法や栄養療法を指導する前に、悪性腫瘍や消化器疾患など疾患によるサルコペニアを疑うべきである。サルコペニアの方では、複数の原因を認める場合も少なくない。この場合には、リハビリテーション栄養が役に立つ。リハビリテーション栄養とは、国際生活機能分類(ICF)による全人的評価と栄養障害・サルコペニア・栄養素摂取の過不足の有無と原因の評価、診断、ゴール設定を行ったうえで、障害者やフレイル高齢者の栄養状態・サルコペニア・栄養素摂取・フレイルを改善し、機能・活動・参加、QOL を最大限高める「リハビリテーションからみた栄養管理」や「栄養からみたリハビリテーション」である。質の高いリハビリテーション栄養の実践には、5 つのステップで構成されるリハビリテーション栄養ケアプロセスの実施が有用である。
①リハビリテーション栄養アセスメント・診断推論:
②リハビリテーション栄養診断:栄養障害・サルコペニア・栄養素摂取の過不足の有無と原因追及
③リハビリテーション栄養ゴール設定:仮説思考でリハや栄養管理のSMART(Specific、Measurable、Achievable、Relevant、Time-bound)なゴール設定
④リハビリテーション栄養介入:
⑤リハビリテーション栄養モニタリング:
5 つのステップのうち特に重要なのは、診断推論・診断とゴール設定である。リハビリテーションでは、診断推論とゴール設定を行うのは当然である。しかし、栄養では診断推論とゴール設定を行うのは当然ではなかった。リハビリテーションと栄養両者の診断推論とゴール設定を行ってから、運動療法や栄養療法を行ってほしい。

27/05/2022

第47回日本運動療法学会学術集会では、オンラインでの事前参加登録を行って参ります。
登録期間:2022年5月4日(水)~6月29日(水)正午まで となっております。

下記の大会ホームページよりぜひご登録ください。
http://jate47.umin.jp/registration.html

会 期:2022年7月2日(土)

会 場:オンライン開催

学会テーマ:高齢化社会への対応、特にサルコペニアに対する運動療法、栄養管理

特別講演:神奈川県黒岩祐治知事「未病」

教育研修講演1:東京大学大学院医学系研究科侵襲代謝・手術医学講座深柄和彦教授「これからは術前準備も走って食べての時代・・・手術患者にとって大変な世の中になりそうです」

教育研修講演2:東京女子医科大学病院リハビリテーション科若林秀隆教授「サルコペニアに対するリハビリテーション栄養」

19/05/2022

第47回日本運動療法学会では、ランチョンセミナーにおいて、杉江正光先生(おおやま健幸の街クリニック)による「フレイル(サルコペニア・カヘキシア)を深堀りする」を予定しております。
こちらは、日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション科領域講習の単位取得が可能です。
本学会での単位取得可能講義は、日本整形外科学会2コマ(領域13・リハビリテーション)、日本リハビリテーション医学会3コマとなっております。

07/05/2022

第47回日本運動療法学会学術集会では、東京大学大学院医学部医学研究科侵襲代謝・手術医学講座 教授の深柄和彦先生による教育講演「これからは術前準備も走って食べての時代・・・手術患者にとって大変な世の中になりそうです」を予定しております。
こちらは日本整形外科学会(必須分野番号13、リハビリテーション)、日本リハビリテーション医学会(リハビリテーション科領域講習)の単位が取得可能です。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

第47回日本運動療法学会学術集会では、特別講演におきまして、神奈川県知事でいらっしゃいます 黒岩祐治先生を講師にお招きし、施政の柱の一つともされている「未病」というテーマでご講演を頂きます。https://kuroiwa.com/
28/04/2022

第47回日本運動療法学会学術集会では、特別講演におきまして、神奈川県知事でいらっしゃいます 黒岩祐治先生を講師にお招きし、施政の柱の一つともされている「未病」というテーマでご講演を頂きます。
https://kuroiwa.com/

神奈川県知事の黒岩祐治から神奈川県のみなさまへメッセージ

第47回日本運動療法学会では、教育研修講演1,2、ランチョンセミナーに関して、関連学会の単位取得が以下のように可能となります。オンライン開催となっておりますので、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。http://jate47.um...
20/04/2022

第47回日本運動療法学会では、教育研修講演1,2、ランチョンセミナーに関して、関連学会の単位取得が以下のように可能となります。オンライン開催となっておりますので、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

http://jate47.umin.jp/guidance.html

①日本整形外科学会・必須分野番号13,リハビリテーション
②日本リハビリテーション医学会、リハビリテーション科領域講習

○教育研修講演1:東京大学大学院医学系研究科侵襲代謝・手術医学講座教授 深柄和彦先生 「これからは術前準備も走って食べての時代・・・手術患者にとって大変な世の中になりそうです」
→①、②両方

○教育研修講演2:東京女子医科大学病院リハビリテーション科教授 若林秀隆先生 「サルコペニアに対するリハビリテーション栄養」
→①、②両方

○ランチョンセミナー:おおやま健幸の街クリニック 杉江正光先生 「フレイル(サルコペニア・カヘキシア)を深掘りする」
→②のみ

2022年9月16日(金)・17日(土)にCoconeriホールにて第47回日本運動療法学会学術集会が開催されます。

14/04/2022

第47回日本運動療法学会は、東京都練馬区のココネリホールにて開催を準備して参りましたが、今般の情勢を受け開催形式がオンラインのみとなりました。
直接お目にかかることはできませんが、遠方の先生方にも参加しやすい形かと考えております。関連学会の単位登録も事務処理を進めているところであります。
演題登録も4/16(土)まで延長して受け付けしております。
どうぞ大会HPもご参照くださいまして、ご参加をご検討頂ますようお願い申し上げます。

12/04/2022

第47回日本運動療法学会学術集会では、東京女子医科大学病院リハビリテーション科教授 若林秀隆先生による「サルコペニアに対するリハビリテーション栄養」と題した教育研修講演が予定されております。リハビリテーション栄養、サルコペニア、サルコペニアの摂食嚥下障害をご専門とされており、日本リハビリテーション栄養学会理事長をお務めになっております。
詳しい内容については追ってこちらでご紹介してゆく予定でございます。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

http://jate47.umin.jp/第47回日本運動療法学会についてのお知らせ HP ご覧ください。🙂
05/03/2022

http://jate47.umin.jp/
第47回日本運動療法学会についてのお知らせ HP ご覧ください。🙂

2022年7月2日(土)にCoconeriホールにて第47回日本運動療法学会学術集会が開催されます。

住所

Shinjuku-ku, Tokyo
1608582

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