27/01/2026
【アメリカ人のための食事ガイドライン】
#アメリカ人のための食事ガイドライン
すでにご存知の方もおられると思います。
2026年1月7日「アメリカ人のための食事ガイドライン(Dietary Guidelines for Americans, 2025–2030)」 が、米国政府(米国保健福祉省(HHS)と米国農務省(USDA))によって、正式発表されました。
これは米国農務省(USDA)と保健福祉省(HHS)が 5年ごとに更新する国の公式栄養指針 で、学校給食や福祉プログラム、医療現場の栄養基準、政策立案まで幅広く影響を与えるものです。
政府発表では「連邦栄養政策の大転換(historic reset)」と位置づけられているほど、内容を見ると、これまでの栄養科学からの大転換がみられます。
詳細はこちら!是非、ご覧ください!
https://cdn.realfood.gov/DGA.pdf
https://realfood.gov/
大転換とも言える変更点
1. タンパク質摂取量の増加
成人の推奨タンパク質量を従来の 0.8 g/kg体重 から 1.2〜1.6 g/kg体重 に引き上げる方向が示されています。
(筋肉量維持や健康維持のためと説明)
2. 食事パターンとフードピラミッドの刷新
ピラミッド上位(もっとも推奨)は、良質なたんぱく質、良質な乳製品、健康的な脂肪、加工度の低い野菜・果物 を配置し、穀類(とくに精製穀類)は下位という視覚表現が採用されています。
3. 加工食品・添加糖の制限
高度に加工された食品の消費を避けることが強調され、
• 添加された糖の制限
• 精製炭水化物の削減
が明確に促されています。
個人の見解としては、素晴らしい転換だと評価します。
そして、何より、このような転換の中核となっている(この指針が誕生できた)メッセージに強く、共感しました。
それは、私の解釈ですが、これまで、食事ガイドラインは、栄養素というミクロな視点(科学的エビデンス)で組み立てられていたけれど、それは今後ももちろん大事だけれど、
Healthy Dietary Patterns Across the Lifespan」
生涯を通じた“食事パターン”の質を高める
ことが重要として、
単一栄養素ではなく食事全体(パターン)で見ること、
年齢、人種や文化、今という時代などを含めたマクロな視点で見たときに評価すべきものも採用したという点です。
「加工食品を避け、栄養密度の高い“本物の食事”を重視」する点は、オーソモレキュラー栄養療法で発信してきた内容や考え方と似ています。
オーソモレキュラー栄養療法の食事には、さらに、量・質・吸収・代謝など、個別最適化を重視するという点がプラスされます。
Dietary Guidelines for Americans 2025–2030 では
「文化的習慣を尊重した上で栄養バランスを保つことが大切」
として
“healthy dietary pattern を文化的背景に合わせて調整する柔軟性” を認めています。
健康な人々の秘訣を探して世界中を旅したウェストン A プライス博士の珠玉の研究成果がまとめられている著書『食生活と身体の退化』にも、「健康長寿食は地域によってさまざまだった」ということが書かれています。
また、ご紹介したいと思います。
ウェルネスプラス
アドバイザー管理栄養士
大柳 珠美
#量より組み合わせと質を整える指針
#ウェルネスプラス