
01/08/2025
「つかさ食堂」メンバーが読む8月の国際交流本のご紹介.☆*.*こんなプールで泳いでみたい!*.☆*.
「つかさ食堂」メンバーが、当センター図書館の本を毎月1冊紹介してくれます。
今月の1冊は
『すいかのプール』
アンニョン・タル/作
斎藤真理子/訳
岩波書店
ひんやりすいかがプールになったら…そんなユニークな発想が楽しい韓国の絵本。真っ赤なすいかがぱかっと割れたら、すいかのプールびらき!葉っぱからダイブしたり、皮ですべり台を作ったり。「くもパラソル」や「あまぐもシャワー」も大人気。すいかのサクサク感やじゅわっと甘くて瑞々しい質感が色鉛筆の柔らかなタッチで描かれます。のどかな田園風景やのびのび遊ぶ子どもたちの姿はどこか懐かしくてほっこり。「さっく さっく」「しゃぽん!」などオノマトペも絶妙で、韓国語ではどんな発音なのかなと想像したり、韓国でも夏といえばすいかなんだなとうれしくなったり。1日の終わりに感じる心地よい疲れとほんの少しの寂しさが漂うラストも素敵です。暑い暑い夏の日に読みたい、わくわくがとまらない絵本です。
和歌山県国際交流センター図書室では本の貸出を行っています。
おひとり、10冊3週間借りることができます。
また、本日8/1より限定50袋で、本の福袋も貸出中です。
ぜひご利用ください。