17/08/2025
先週末の大雨以降は夏の陽ざしが戻り、気温の高いお盆となりました。博愛病院は、お盆期間中も通常通り診療をしておりましたが、コロナというワードが少し増えているように感じます。
新型コロナウイルスの全国の感染状況は、今月10日までの1週間に、1つの医療機関当たりの平均患者数が6.13人となり、増加傾向であると発表されました。
最近は、病院を一歩出るとマスク姿の方を見ることが少なくなり、人の表情が見えることで、街が明るくなったように感じます。この当たり前の毎日を大切にしたい…。では、なぜ夏にコロナが増えているのか。1つは、エアコン使用中に冷気が逃げないようにと部屋を閉め切ることが多くなっているからです。十分な換気ができなくなって、感染のリスクが高くなってしまうということです。もう1つの理由は、夏休みということで、イベントや旅行や帰省などで人の移動が多くなるからです。人の流れが増えると感染者数も増えるというのは、コロナが流行した当初から今も変わっていないようです。
お盆明け、感染者数はさらに増加すると予測されています。まずは、しっかりと換気をしましょう。そして、体調が悪いと思ったらマスクをするなどの早め早めの対策を行ってください。みんなで地域の笑顔、明るい町を守りましょう。