08/12/2025
インド大使館でのバガヴァッド・ギーター講話
土曜日は、インド大使館で行われたラーマクリシュナ僧院日本支部 スワミ・メーダサーナンダ・マハラジのギータ講話に参加しました。
その中で心に深く響いたお話を、ここにまとめてシェアします。
ギーター第6章 第5・6節より
マハラジが引用された二つの聖句は、ヨガのエッセンスそのものです。
第5節
「人は自分の心によって、自分を向上させよ。
決して自分を下落させてはならない。
心は親友にもなり、同時に仇敵にもなる。」
第6節
「自我心を克服した人にとっては、心は最良の友である。
しかし、克服できない人にとっては、心こそ最大の敵となる。」
心の状態が、その人の人生を決定づける――それがギータの深い教え
ギータはインドの偉大な叙事詩
ギータは、インド哲学のエッセンスが凝縮された叙事詩であり、時代・文化を超えて読み継がれてきました。
最近では、モディ首相がプーチン大統領に ロシア語版ギータ を贈呈し、
「その教えは何百万人もの人々を励ましてきた」 と紹介したことも話題になりました。
それほど普遍的な智慧が詰まっています。
鬱(うつ)の原因
マハラジは現代に多い“鬱”の原因について、以下のように説明されました。
• 願いが満たされない
• 失敗・後悔
• 快楽の追求
• お金や仕事の問題
• 愛する人の喪失
• 自然災害やトラウマ
• 病気
• アルコール・薬物依存
• SNSによる比較
など、心に負荷が積もることで否定的な心が強くなってしまいます。
心を整えるためにできること
• 今に意識を向ける
• 規則正しい生活
• 軽い運動・散歩
• 自然に触れる
• 人を助ける・思いやる
• だれかに話す
• 励ましの言葉や本に触れる
マハラジは、
「しあわせは歩いてこない、だから歩いていくんだよ〜🎵」
という“365日のマーチ”の歌を引用し、
小さな一歩の大切さ を強調されました。
無理に高跳びをしなくてもいい。
できることを、小さな一歩から、少しずつ。
その積み重ねこそが、心を癒し、強くする道です。
最後に
最終的に心を変えるのは、自分の内側にある “変わりたい” という意志。
ギーターの6章は、その大切さを私たちに静かに教えてくれます。
マハラジのお話は、現代を生きる私たちにとって、深い気づきを与えてくれる時間でした。
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