03/05/2026
子宮頸がんのスクリーニング検査について考えましょう:オーストラリアで実施されているHPV PCR検査について。
https://www.youtube.com/watch?v=z3Ea2bF9fwU
もし、「子宮頸がんはほぼ100パーセント予防できる」としたら
その鍵は、世界で標準となりつつある検診方法にあります。
子宮頸がん検診は、世界的に大きな転換点を迎えています。
WHOをはじめ、オーストラリア、英国、などの先進国では、原因となるこうリスクHPVを直接検出する「HPV PCR検査」が、すでに標準的な一次検査として導入されています。
子宮頸がんのほぼ100パーセントは、持続する高リスクHPV感染によって発症します。HPV PCR検査は、この“原因そのもの”を直接捉えることができるため、従来の細胞診よりも高い感度で、がんになる前の段階からリスクを把握することが可能です。その結果、HPV陰性であれば長期のリスクが極めて低いことが分かっており、検診間隔も科学的根拠に基づいて5年ごとへと延長されています。
まずHPV PCRでスクリーニングを行い、陽性の場合のみ、細胞診を追加する方式が採用されています。これにより、見逃しを減らしながら、不必要な検査や医療コストを抑える、合理的で効率的な検診体制が実現されています。
さらに、自己採取による検査も可能であるため、受診率向上や心理的ハードルの軽減といった公衆衛生のメリットも大きいとされています。
一方で日本では、現在も細胞診が中心であり、検診間隔も比較的短く設定されています。これは実績に基づく体制ではありますが、原因ウイルスを直接検出するHPV PCRを基盤とした検診体系とは異なるアプローチです。
今後、日本においても、HPV PCR検査法によるスクリーニングが議論となっていくと考えられます。
スカイアーチ メディカル クリニック ブリスベン
日本人医師:長島達郎
スカイアーチ メディカル クリニック ブリスベン は、日本とオーストラリアで25年以上の臨床経験を持つ日本人医師が日本語で診療/医療を提供する総合診療所です。
メール:reception@skyarchmedicalclinic.com.au
クリニック電話:(07)34389835
日本語専用ダイアル:0403089177(電話番号表示をオンにしておかけください)
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