
21/04/2025
『フランクル初期論集 1923-1942』 (ヴィクトール・E・フランクル著 諸富祥彦・広岡義之監訳 ミネルヴァ書房)が発売になりました。
フランクルは「夜と霧」が有名なので、収容所経験を通じてロゴセラピーが生まれたと誤解されがちですが、実はそうではないのです。こちらの若きフランクルの文章を読んでいただければ、ロゴセラピーのルーツを辿っていただけます。
私が翻訳を担当させて頂いた章では、困窮する若者を救うべく、青少年相談所の必要性をフランクルは熱く力強く訴えています。
[アウシュヴィッツ強制収容所の解放から80年] 若きフランクルの論集 本邦初公刊 高校生から30代後半までの時代に書かれた貴重な文章を収録 原著:Frankl, V. E., Vesely-Frankl, G.(hg.), Frühe Schriften 1923-1942, Verlag Wilhelm Maudrich, 2005....