04/11/2025
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泌尿器科の“臓器の働き” vol.12
膀胱は“風船みたいに伸び縮みする”臓器!
膀胱って、実は「筋肉の袋」なんです。
尿がたまるとどんどんふくらみ、出すときにはきゅっと縮む。
その動きはまるで風船🎈
このふくらみと縮みを担っているのが、
**「排尿筋」という特別な筋肉。
さらに出口をキュッと閉める「括約筋」**と連携して、
“ためる”と“出す”を完璧に切り替えています。
ふくらむときは排尿筋がゆるみ、括約筋が締まる。
出すときは排尿筋が収縮し、括約筋がゆるむ。
まさに絶妙なチームプレーなんです👏
💡 つまり膀胱は——
🎈 体の中の“伸び縮みの天才”
⚙️ 筋肉の連携でバランスよくコントロール
🚻 「ためる力」と「出す力」が両方必要
📚 ちょこっと医学メモ
膀胱の筋肉(排尿筋)は平滑筋でできている
括約筋は随意筋(意識して締められる)も関与
この連携が崩れると「過活動膀胱」や「尿失禁」の原因に
📖 参考文献
日本泌尿器科学会『排尿機能障害診療ガイドライン』
Campbell-Walsh Urology 12th Edition
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