北里大学病院集中治療センター General Intensive Care Unit

北里大学病院集中治療センター General Intensive Care Unit ページ内で取り上げられている学術論文は、その内容を紹介するもので、当センターが、それを推奨するというものではありません。また写真で掲載されている医療機器、薬剤は、必ずしも当センターで採用しているものではなく、そのメーカーとの利益相反もありません。

人工呼吸器や血液透析、ECMOなどを用いながら、重症患者を治療する部署です。早期治療介入できるように、Rapid Response System (RRS)も整備しています。アップされている医療機器や薬剤は、必ずしも当センターで採用されているものではなく、利益相反もありませんし、その使用を推奨するものでもありません。アップされている論文も、単にその趣旨を紹介するものです。

https://www.instagram.com/kitasato_gicu/
もよろしくお願いいたします。

08/09/2025

Complications of Endotracheal Intubation and Tracheostomy

08/09/2025

Propranolol As an Anxiolytic to Reduce the Use of Sedatives for Critically Ill Adults Receiving Mechanical Ventilation (PROACTIVE): An Open-Label Randomized Controlled Trial

https://tinyurl.com/3ey7hvsu



07/09/2025

https://zurl.co/Pa219 In critically ill patients receiving renal replacement therapy, antibiotic dosing with meropenem and piperacillin/tazobactam should be guided by RRT intensity, duration, and urine output. Extended or continuous infusions improve target attainment and reduce toxicity risk. Dosing nomograms were developed from robust population pharmacokinetic models to optimise therapy.

どうでしょうか?Spectral社のプレスリリース。『米国における「トレミキシン®」臨床試験(Tigris試験)の主要結果と米国展開について』→Tigris試験:先行臨床試験EUPHRATES試験のサブ解析で有効性の認められた患者群を対象と...
28/08/2025

どうでしょうか?Spectral社のプレスリリース。

『米国における「トレミキシン®」臨床試験(Tigris試験)の主要結果と米国展開について』

→Tigris試験:先行臨床試験EUPHRATES試験のサブ解析で有効性の認められた患者群を対象として行われたランダム化比較試験
157例の患者が登録。ベイズ統計法を用いてEUPHRATES試験データとの統合解析

〇対象患者の28日後死亡率に対するトレミキシン治療の有益性の事後確率は、事前に設定された基準値である95%を上回った
〇90日後の死亡率に関しては、99%以上を超える有益性の確率が示された。
→解析結果の詳細については、Spectral社のプレスリリース参照の事
https://spectraldx.com/spectral-medical-and-vantive-announce-topline-results-from-spectrals-tigris-trial-evaluating-pmx-hemoadsorption-therapy-for-endotoxic-septic-shock/

<Tigris試験概要>
試験実施者:Spectral Medical Inc.
対象患者:先行臨床試験EUPHRATES試験※2サブ解析で有効性の認められた患者群
1) 18歳以上
2) 昇圧剤を2時間以上必要とする敗血症性ショック
3) MODS>9またはSOFA>11※3の臓器障害を有する患者
4) EAA※4 0.60~0.90
試験デザイン:オープンラベル・ランダム化比較試験 
PMX群:比較対照群 2:1
統計解析:ベイズ法を用いてEUPHRATES試験(179症例)とTigris試験(157症例) のデータを統合解析
主要エンドポイント:28日後死亡率
副次エンドポイント:90日後死亡率 他

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https://news.yahoo.co.jp/articles/43de3990028a19d014a5046fdbe364abdce90fd7どうなのか?
22/08/2025

https://news.yahoo.co.jp/articles/43de3990028a19d014a5046fdbe364abdce90fd7
どうなのか?

新型コロナウイルスは落ち着きを見せながらも、依然として新たな変異株が登場しています。 その中でも、最近注目されているのが、オミクロン株から派生した「ニンバス(NB.1.8.1)」です。特徴的な喉の

日本の現場で「除水」あるいは「水ひき」と言っているが、この「デエスカレーション」のエビデンスについては気になっていた。この問題は「除水された条件下での人工呼吸器からの離脱の成否」とも係わると考えられる。また次は「どうなったら(指標は何?)デ...
22/08/2025

日本の現場で「除水」あるいは「水ひき」と言っているが、この「デエスカレーション」のエビデンスについては気になっていた。この問題は「除水された条件下での人工呼吸器からの離脱の成否」とも係わると考えられる。また次は「どうなったら(指標は何?)デエスカレーションを開始していいか?」も問題になるであろう。

PICOは3つ。

【PICO 1】急性期に輸液蘇生を行った重症患者において、輸液療法のデエスカレーションを行うべきか、それとも行わないべきか? <推奨>輸液療法のデエスカレーションを全く行わない場合よりも、行うことを推奨する(条件付き推奨、確実性が低いエビデンス)
【PICO 2】急性期に輸液蘇生を行った重症患者において、通常のケアではなく利尿薬によるプロトコルに従った除水を行うべきか? <推奨>通常のケアではなく、利尿薬によるプロトコルに従った除水を行うことを提案する(条件付き推奨、中等度の確実性エビデンス)。
【PICO 3】急性期に輸液蘇生を行った重症患者において、通常治療(超濾過または体外腎代替療法なし)と比較して、プロトコルに基づいた除水を行うべきか? <推奨>濾過または腎代替療法(RRT)を日常的に行うことは推奨しない(推奨、確実性が低いエビデンス)ー(ただし、他の適応で施行していない場合)。

European Society of Intensive Care Medicine Clinical Practice Guideline on fluid therapy in adult critically ill patients: Part 3—fluid removal at de-escalation phase

https://tinyurl.com/ysc6yypr




08/07/2025

📢 Rehabilitation on : a team approach next Euro ELSO webinar, moderated by Jo-anne Fowles, Annemieke Oude Lansink-Hartgring & Emma Shkurka
🗓️ July 15 2025, 14:00 CEST/13:00 BST
Speakers and topics:
🎙 my rehab journey - ECMO Patient
🎙 speech & language therapy: approaches in children & adults - Tanya Da Silva & Corinne Gaston
🎙 mobilising the patient on ECMO - Kerry Pooley & Hannah Child
🎙 occupational therapy for children & adults on ECMO - Kerry Engelbrecht & James Bruce
& more... Join us and prepare your questions!
Register NOW
🖋 www.euroelso.net/webinars/
🎥 PS All previous EuroELSO webinars are available on demand, free open access enjoy!
🔓 http://bit.ly/EuroELSOyoutube

Photo courtesy of J. Riera, ECMO team Vall d'Hebron University Hospital

27/06/2025

2021年のレビュー、次の5ポイントについて考察
①ICUで抜管された患者の酸素化戦略;抜管不全の高リスク患者の再挿管回避、NPPV, HFNCもしくは両方?:
②ICUで抜管された患者の酸素化戦略;抜管不全の低リスク患者、HFNCか標準酸素化療法か?
③抜管後呼吸不全の対処;NPPVを使用するリスクは何か?
④術後患者;大手術後は標準酸素療法かHFNCか?
⑤術後患者の抜管不全、NPPVかHFNCか?

ICUにおける、抜管不全の低リスク患者はHFNC 、抜管不全の高リスク患者の酸素化改善にはNPPVを第一選択として提案されるべき。術後患者は標準的酸素療法で、低酸素のならHFNCを使用を考慮。術後患者の呼吸不全 NPPVは挿管リスクを低下させるICUにおける抜管後の呼吸不全に対しては、再挿管のタイミング遅延が起きると、逆に死亡率が増加する。

Thille AW et al. Oxygenation strategies after extubation of critically ill and postoperative patients. Journal of Intensive Medicine
Volume 1, Issue 2, October 2021, Pages 65-70

In intensive care units (ICUs), the decision to extubate is a critical one because mortality is particularly high in case of reintubation. Around 15% …

27/06/2025

2014年メタ解析、全身麻酔外科手術、<Epidural vs Opioid > Epiはaf、SVT、DVT、呼吸抑制、無気肺、肺炎、腸閉塞、PONVのリスクを有意に減少、腸管機能も回復。低血圧、掻痒、尿閉、運動麻痺のリスクを有意に増加。

ちょっと昔ではあるが・・・【硬膜外鎮痛の有用性は?】2014年のメタ解析(独など)https://journals.lww.com/annalsofsurgery/abstract/2014/06000/impact_of_epidural...
27/06/2025

ちょっと昔ではあるが・・・
【硬膜外鎮痛の有用性は?】2014年のメタ解析(独など)https://journals.lww.com/annalsofsurgery/abstract/2014/06000/impact_of_epidural_analgesia_on_mortality_and.5.aspx
Popping DM et al. Impact of epidural analgesia on mortality and morbidity after surgery: systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials Annals of Surgery 259(6):p 1056-1067, June 2014. | DOI: 10.1097/SLA.0000000000000237

目的:全身麻酔下で手術を受ける成人患者、<硬膜外鎮痛> vs <
全身オピオイド鎮痛>、有益性と有害性を定量化する。

方法:2012年7月までのCENTRAL、EMBASE、PubMed、CINAHL、BIOSISを検索した。全身麻酔下で手術を受ける成人患者において、硬膜外鎮痛(局所麻酔薬を使用し、術後24時間以上持続)と全身鎮痛を比較、死亡率または合併症に関するエンドポイントを報告しているランダム化比較試験を組み入れた。

結果:合計125件の試験(患者9044名、うち4525名が硬膜外鎮痛を受けた)が対象。死亡率を主要評価項目または副次評価項目として報告した10件の試験(患者2,201名、死亡87名)では、硬膜外鎮痛により死亡リスクが減少した(3.1% vs 4.9%、オッズ比0.60、95%信頼区間0.39~0.93)。硬膜外鎮痛は、心房細動、上室性頻拍、深部静脈血栓症、呼吸抑制、無気肺、肺炎、腸閉塞、術後悪心・嘔吐のリスクを有意に減少させ、腸管機能の回復も改善したが、動脈性低血圧、掻痒、尿閉、運動麻痺のリスクを有意に増加させた。技術的な不具合は患者の6.1%で発生した。

結論:全身麻酔下で手術を受ける成人において、硬膜外鎮痛の併用は、全身鎮痛を受けた患者と比較して、術後死亡率を低下させ、心血管系、呼吸器系、消化器系の多くの合併症エンドポイントを改善する。副作用や技術的不具合の可能性を排除できないため、個々のリスク・ベネフィット分析と専門家によるケアが推奨される。

tality. Methods: We searched CENTRAL, EMBASE, PubMed, CINAHL, and BIOSIS till July 2012. We included randomized controlled trials comparing epidural analgesia (with local anesthetics, lasting for ≥24 hours postoperatively) with systemic analgesia in adults having surgery under general anesthesia, ...

19/06/2025

住所

神奈川県
神奈川県, Kanagawa
252-0374

アラート

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北里集中治療GICU

北里大学病院集中治療センターGeneral Intensive Care Unit (GICU)。2014年05月08日開設。術後ICUと院内重症患者のためのICU (Surgical/Medical ICU)として開始。年間収容件数は850例。外科系各科の術後とともに、広く内科系重症患者に対処している。ICUとRapid Response System (RRS)の連携を目指したシステム構築を行い、年間700を超えるRRS起動件数に対応し、うち10~20%をGICUに収容してきた。RRTは専従メンバーとGICUメンバー(医師、看護師)で構成され、「重症患者を、あるいは重症化する前の患者をICUメンバーが病棟から連れてきて、ICUのメンバーで引き続き診る、そして看る」をしている。医療安全の一翼を担うICUを目標にしている。GICU退室後はRespiratory Support Team (RST) Roundとしてフォローし、の一連の流れで診療ケアを行っている事は特徴的である。GICU看護師を中心に倫理カンファンランスを定期的に開催、この方面での患者ならびに家族へのアプローチに力を入れている。