
24/09/2025
みなさん、こんにちは。
足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。
今回は「歯の変色」について、お伝えしたいと思います。
歯の色は様々な理由で変化します。元の白い歯に戻せる場合もあれば、戻せない場合も…
理由別に紹介したいと思います。
【①加齢による変色】
加齢と共にエナメル質が薄くなり、内側の黄色い象牙質が厚くなるため、黄ばんで見えます。この場合は、歯自体が黄ばんでいるのでホワイトニングがお勧めです。
稲葉歯科医院では、院内で行うオフィスホワイトニングご案内しております。ご興味がある方は、お気軽にスタッフまでお問い合わせ下さい。
【②着色による汚れ】
色素の濃い飲み物や食べ物を摂ると、歯にステイン(着色汚れ)が付いて変色することがあります。コーヒーや紅茶、赤ワインやチョコレート、タバコのヤニも着色汚れの原因になります。
この場合には、歯科医院でのクリーニングで落とせます。専用の器具を使って、着色だけでなく普段取り除けない汚れも取り除き、虫歯や歯周病の予防にもなります。
【③治療後の変色】
虫歯を治して綺麗に詰め物をしても、プラスチック製の詰め物は汚れを吸収するため、経年劣化で変色したり、2次虫歯が原因で黒くなることもあります。この場合には、詰め物を新しく変えて白くすることができます。
また、一本だけ茶色く見える場合には、神経を取ったり、神経が死んでしまったりした歯による変色が考えられます。この場合には、歯をセラミックで被せ直すことで白くすることができます。セラミックは色の劣化も汚れも吸収しにくい素材のため、半永久的に色味を維持することができますのでお勧めです。
【④テトラサイクリン歯】
歯が縞模様になっていたり、グレーっぽく見える場合には、テトラサイクリン歯の可能性があります。テトラサイクリンとは、12歳頃までに抗生物質を大量に摂取したことで、歯の変色が起こることをいいます。
この場合には程度によって白くする方法が変わります。軽度の場合にはホワイトニングが効果的です。重度の場合にはセラミックを貼り付けたり、被せたりして白くすることができます。
このように、様々な理由で歯は変色します。
ご自身の歯が何による変色なのか、改善策を知ることで、悩みから解放されることもあるかと思います。お気軽にでご相談ください。