稲葉歯科医院

稲葉歯科医院 足立区竹ノ塚のみなさんのお口周りのお手伝いをさせて頂きます。

みなさん、こんにちは。足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。 歯に出来た白いシミのような斑点模様を「ホワイトスポット」といいます。他の部分より明らかに白く、特に前歯の場合は話している時や笑った時などに目立つことも… そこで、今回は「ホワイト...
12/11/2025

みなさん、こんにちは。
足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。
 
歯に出来た白いシミのような斑点模様を「ホワイトスポット」といいます。他の部分より明らかに白く、特に前歯の場合は話している時や笑った時などに目立つことも…
 
そこで、今回は「ホワイトスポット」について、お話ししたいと思います。
 
 
【ホワイトスポットとは】
ホワイトスポットとは、初期段階の虫歯に多くみられる歯の白い斑点模様のことです。ホワイトスポットができる原因にはいくつかありますが、ざっくり分類すると虫歯とそれ以外に分けられます。
 
 
【ホワイトスポットができる原因】
◆初期虫歯
初期虫歯とは、虫歯菌が歯の表面を覆っている硬い組織・エナメル質を溶かす「脱灰」を起こしている状態です。脱灰が進むと歯はどんどん溶けていきますが、初期の段階では歯の表面はまだ溶けず歯の黒ずみも現れません。
 
 
◆エナメル質形成不全症
エナメル質形成不全症とは、生まれつき歯の表面のエナメル質がうまく作られていない状態を指します。幼い頃から白濁が見られる場合は、このエナメル質形成不全症の恐れがあります。
 
エナメル質形成不全症の原因には、遺伝的なケースと後天的な場合の両方があります。両親のどちらかがエナメル質形成不全症の場合は、子どもに遺伝するケースが見られ、後天的な原因には以下のものが挙げられます。
 
・乳歯の時の外傷
・乳歯にできた虫歯が永久歯にまで影響した場合
・赤ちゃんが母親のお腹の中にいる時の栄養障害や代謝異常 など
 
 
◆フッ素の過剰摂取
生後6ヶ月~5歳くらいまでの歯の発生期に過剰のフッ素を摂取すると歯の表面に白や茶色の斑点ができることがあります。
 
これは歯牙フッ素症(斑状歯)と呼ばれるものですが、水道水のフッ素化が行われていない日本ではほとんど生じることはありません。なお、歯牙フッ素症はフッ素を飲み込むことにより生じるもので、フッ素塗布では生じません。
 
 
【治療方法】
◆フッ素・MIペースト
虫歯菌の働きを弱めて歯の再石灰化を促し、歯を健康に保つとされているフッ素は、歯みがき粉にも配合されている成分です。ホワイトスポットが気になる部分に塗布することで歯質を強化できるため、削らない治療としてお勧めです。
 
牛乳に含まれるガゼインと呼ばれる成分と豊富なミネラル成分で作られるMIペーストも、フッ素と同様に虫歯予防に役立つ成分です。こちらは歯みがき粉に含まれている成分ではなく、MIペーストとして市販されています。歯みがきの後にホワイトスポットが気になる部分に塗って、吐き出さずに30分置くだけで虫歯の予防の働きが期待できます。
 
 
◆削って詰め物をする治療
通常のように削って詰め物をする方法も可能ですが、詰め物をしただけでは取れてしまったり虫歯が再発したりする恐れがあります。
 
歯は初期段階であれば再石灰化による治癒が可能です。ホワイトスポットの進行度によっては、歯を削らずに浸潤治療やフッ素・MIペーストによる予防治療も選択できます。
 
 
歯の色味に少しでも違和感がありましたら、早めに医療機関を受診しましょう。歯の健康は、歯みがきだけでは十分ではない場合があります。
 
知らないうちに汚れが蓄積し、そこに虫歯菌が繁殖すると健康な歯が少しずつ虫歯に覆われていきます。フッ素やMIペーストは自分でもできる予防方法ですが、歯科医院などの医療機関ではさらに本格的な治療が可能です。
 
健康な歯をできるだけ削らないように心掛けている歯科医院も増えているため、ホワイトスポットが気になる方はぜひ治療について相談してみてはいかがでしょうか。

みなさん、こんにちは。足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。 歯並びが良いか悪いかは、見た目だけでなく健康や自信にも影響を与える重要な要素です。多くの人が「歯並びは遺伝するのか?」と疑問に思うかもしれません。実際、歯並びには遺伝と環境の両方...
29/10/2025

みなさん、こんにちは。
足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。
 
歯並びが良いか悪いかは、見た目だけでなく健康や自信にも影響を与える重要な要素です。多くの人が「歯並びは遺伝するのか?」と疑問に思うかもしれません。実際、歯並びには遺伝と環境の両方が影響を及ぼしています。
 
そこで、今回は「遺伝や環境・習慣が歯並びに与える影響」について、お伝えしたいと思います。
 
 
【遺伝が歯並びに与える影響】
歯並びは、部分的に遺伝の影響を受けることが知られています。
以下の要因が遺伝によって決まる可能性があります。
 
①顎の大きさと形状
顎の大きさや形状は、親から子へ遺伝することがあります。例えば、顎が小さい場合、歯が十分に並ぶスペースが確保できず、歯並びが乱れることがあります。
 
②歯の大きさと形状
歯の大きさや形も遺伝する可能性があります。親から大きな歯を受け継ぎ、顎が小さい場合、歯が密集してしまい歯並びに影響を及ぼします。
 
③噛み合わせの特徴
上下の歯の噛み合わせ方(オーバーバイトやアンダーバイトなど)も遺伝の影響を受けることがあります。
 
 
【環境や習慣が歯並びに与える影響】
一方で、歯並びは遺伝だけでなく環境要因や生活習慣によっても大きく変わります。
以下の点に注意することが重要です。
 
①乳歯のケア
乳歯が虫歯で早期に抜けてしまった場合、永久歯が正しい位置に生えることが難しくなります。
 
②指しゃぶりや舌癖
幼少期の指しゃぶり、舌で歯を押す癖、口呼吸などの習慣は、歯並びに悪影響を与えることがあります。
 
③食事の硬さ
柔らかい食べ物ばかり食べていると顎が十分に発達せず、歯が並ぶスペースが狭くなることがあります。
 
④外傷や事故
外傷や事故によって歯や顎が損傷すると、歯並びが乱れることがあります。
 
 
【歯並びを良くするためのポイント】
歯並びを良くするためには遺伝だけでなく、環境や習慣に配慮することが大切です。
以下のポイントを参考にしてください。
 
①定期的な歯科検診
小児歯科で早めに検診を受けることで、歯並びの問題を早期に発見できます。必要に応じて矯正治療を受けるのも良いでしょう。
 
②正しい生活習慣
指しゃぶりや舌癖をやめさせる、口呼吸ではなく鼻呼吸を促すなど、良い習慣を身につけるよう心がけましょう。
 
③バランスの良い食事
硬いものをよく噛む食事を取り入れることで、顎の発達を促進します。
 
④矯正治療の検討
歯並びが気になる場合は、歯科矯正を検討することも一つの方法です。特に子どもの場合、成長に合わせて治療を進めることで効果的な改善が期待できます。
 
 
【まとめ】
歯並びは、遺伝と環境の両方の影響を受けて決まります。
 
親から受け継ぐ顎や歯の特徴が一部影響を与える一方で、生活習慣や食事、早期のケアが歯並びの状態に大きく関わります。子どもの頃から正しいケアと習慣を心がけることで、健康で美しい歯並びを目指しましょう。

みなさん、こんにちは。 足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。 「また口内炎ができてしまった…」、そんな経験、誰しも1度はあるのではないでしょうか?小さな傷のようでも、食事や会話の度に痛みが走り、気分まで沈んでしまうこともあります。歯科医院...
16/10/2025

みなさん、こんにちは。
 
足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。
 
「また口内炎ができてしまった…」、そんな経験、誰しも1度はあるのではないでしょうか?小さな傷のようでも、食事や会話の度に痛みが走り、気分まで沈んでしまうこともあります。歯科医院でも、口内炎の痛みを訴えて来院される方は少なくありません。
 
そこで今回は、意外と知られていない「口内炎の種類や原因、そして早く治すためのポイント」を分かりやすく解説します。
 
 
【口内炎の種類】
ひとくちに「口内炎」と言っても、原因や症状には違いがあります。代表的なタイプを見てみましょう。

① アフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)
最も多く見られるタイプで、頬の内側・唇の裏・舌などに、赤い縁をもつ白い円形の潰瘍ができます。原因ははっきりしていませんが、ストレスや疲労、睡眠不足、ビタミンB群の不足などが関係すると考えられています。痛みは強いものの、通常10日〜2週間ほどで自然に治ることが多いです。
 
② カタル性口内炎
入れ歯や矯正器具の刺激、誤って頬を噛んでしまった傷、熱い飲み物などの物理的刺激で起こります。粘膜が赤く腫れたり、水ぶくれができたりし、口臭や味覚の変化を伴うこともあります。
 
③ ウイルス性・カンジダ性口内炎
ウイルスや真菌(カビ)の感染が原因です。
・ヘルペス性口内炎:単純ヘルペスウイルスによって起こり、小さな水疱が破れてただれを生じます。発熱や強い痛みを伴うこともあります。
・カンジダ性口内炎:口内に常在するカンジダ菌が免疫力低下をきっかけに増殖。白い苔のような付着物が見られます。

また、性感染症(梅毒やクラミジアなど)が原因となることもあり、繰り返す場合は医療機関での検査が必要です。
 
④ アレルギー性口内炎
食べ物や薬、金属などへのアレルギー反応として発生することがあります。
 
⑤ ニコチン性口内炎
喫煙によって口の中が長期間熱にさらされ、粘膜や舌に白い斑点が現れるタイプです。前がん病変に進行する恐れもあるため注意が必要です。
 
 
【口内炎ができた時の対処ポイント】
原因は様々ですが、どのタイプにも共通して大切なのは「免疫力を保ち、お口の中を清潔にすること」です。辛い症状を少しでも軽くするために、次のポイントを心がけましょう。
 
◆十分な休息と規則正しい生活
ストレスや疲労は免疫力を下げ、治りを遅らせます。睡眠をしっかり取り、心身を休めましょう。
 
◆栄養バランスのとれた食事
ビタミンB2・B6などの「ビタミンB群」は粘膜の修復を助けます。卵、レバー、納豆、バナナなどを意識的に取りましょう。
 
◆口腔内の清潔を保つ
やわらかい歯ブラシで優しく磨き、うがい薬や洗口液で清潔に保ちましょう。口の乾燥も悪化の原因になるため、水分補給も大切です。
 
◆刺激物を避ける
辛いもの・熱いもの・硬い食べ物は患部を刺激します。治るまでは控えめに。糖質の多い食事もビタミンB群を消費するため注意です。
 
◆器具の確認・調整
入れ歯や矯正装置が当たって痛む場合は、早めに歯科で調整してもらいましょう。
 
◆身の回りの清潔を保つ
ウイルス性が疑われる場合は、タオルや食器を共有しないようにしましょう。
 
◆早めの医療機関受診
長引く・繰り返す・強い痛みを伴う場合は、自己判断せずに歯科や口腔外科を受診しましょう。
 
 
【口内炎を防ぐために大切なこと】
お口の中は、食事や会話、呼吸などで常に外部と接しており、細菌やウイルスが侵入しやすい環境です。そのため、免疫力を高める生活習慣 と 清潔な口腔環境 を保つことが、口内炎の最大の予防策になります。
 
疲れを感じた時や同じ場所に何度も口内炎ができる場合には、体調のサインかもしれません。少しでも異常を感じたら、我慢せずに歯科医院に相談しましょう。
 
当医院でも、原因の見極めから生活習慣のアドバイスまで丁寧にサポートいたします。辛い口内炎と上手に付き合いながら、快適な口腔環境を一緒に整えて行きましょう。

みなさん、こんにちは。足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。 今回は「歯の変色」について、お伝えしたいと思います。 歯の色は様々な理由で変化します。元の白い歯に戻せる場合もあれば、戻せない場合も…理由別に紹介したいと思います。  【①加齢に...
24/09/2025

みなさん、こんにちは。
足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。
 
今回は「歯の変色」について、お伝えしたいと思います。
 
歯の色は様々な理由で変化します。元の白い歯に戻せる場合もあれば、戻せない場合も…
理由別に紹介したいと思います。
 
 
【①加齢による変色】
加齢と共にエナメル質が薄くなり、内側の黄色い象牙質が厚くなるため、黄ばんで見えます。この場合は、歯自体が黄ばんでいるのでホワイトニングがお勧めです。
 
稲葉歯科医院では、院内で行うオフィスホワイトニングご案内しております。ご興味がある方は、お気軽にスタッフまでお問い合わせ下さい。
 
 
【②着色による汚れ】
色素の濃い飲み物や食べ物を摂ると、歯にステイン(着色汚れ)が付いて変色することがあります。コーヒーや紅茶、赤ワインやチョコレート、タバコのヤニも着色汚れの原因になります。
 
この場合には、歯科医院でのクリーニングで落とせます。専用の器具を使って、着色だけでなく普段取り除けない汚れも取り除き、虫歯や歯周病の予防にもなります。
 
 
【③治療後の変色】
虫歯を治して綺麗に詰め物をしても、プラスチック製の詰め物は汚れを吸収するため、経年劣化で変色したり、2次虫歯が原因で黒くなることもあります。この場合には、詰め物を新しく変えて白くすることができます。
 
また、一本だけ茶色く見える場合には、神経を取ったり、神経が死んでしまったりした歯による変色が考えられます。この場合には、歯をセラミックで被せ直すことで白くすることができます。セラミックは色の劣化も汚れも吸収しにくい素材のため、半永久的に色味を維持することができますのでお勧めです。
 
 
【④テトラサイクリン歯】
歯が縞模様になっていたり、グレーっぽく見える場合には、テトラサイクリン歯の可能性があります。テトラサイクリンとは、12歳頃までに抗生物質を大量に摂取したことで、歯の変色が起こることをいいます。
 
この場合には程度によって白くする方法が変わります。軽度の場合にはホワイトニングが効果的です。重度の場合にはセラミックを貼り付けたり、被せたりして白くすることができます。
 
 
このように、様々な理由で歯は変色します。
 
ご自身の歯が何による変色なのか、改善策を知ることで、悩みから解放されることもあるかと思います。お気軽にでご相談ください。

みなさん、こんにちは。足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。 今回は「歯の痛み」について、お話ししたいと思います。 「歯が痛いんだけど、どの歯が痛いのか分からない…」「上なのか下なのか、よく分からない…」 このような経験はありませんか?実は...
09/09/2025

みなさん、こんにちは。
足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。
 
今回は「歯の痛み」について、お話ししたいと思います。
 
「歯が痛いんだけど、どの歯が痛いのか分からない…」
「上なのか下なのか、よく分からない…」
 
このような経験はありませんか?
実は歯の痛みを感じる時、上か下かを間違えてしまうことはよくあります。
 
実際に、来院された患者さんから「上か下かよく分からない…」という声をよく耳にします。レントゲンで撮影したり、実際に確認してみたりすると、患者さんが思っていた歯とは違う場所だったりすることもあります。
 
一体なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?
それは、私たちの歯の痛みを脳に伝える神経、「三叉神経」の仕業なのです。
 
三叉神経は顔の感覚を脳に伝える重要な神経で、触覚、痛覚、温度覚などの情報をキャッチしています。この神経は、耳のあたりから三方向に分かれて顔全体に分布しているのですが、上の歯の痛みは第2枝(上顎神経)、下の歯の痛みは第3枝(下顎神経) を通って脳に伝わります。
 
奥歯の痛みは、三叉神経の分岐点に近い部分に発生するため、第2枝と第3枝のどちらを通って伝わっているのかが分かりづらく、上か下かの判断が難しくなってしまうのです。そのため、奥歯の上下を間違えてしまうことはよくあることなのです。
 
虫歯だけでなく、歯周病や神経の炎症など、様々な原因で歯の痛みは起こります。もし、歯の痛みが気になるようでしたら、早めに歯科医院を受診して、原因を特定し適切な治療を受けてくださいね。

お盆休み、いかがお過ごしでしょうか?足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。 みなさんは歯磨きの時、力を入れすぎていませんか?力を入れすぎると「オーバーブラッシング」になる可能性があるため、注意が必要です。  そこで、今回は「オーバーブラッシ...
14/08/2025

お盆休み、いかがお過ごしでしょうか?
足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。
 
みなさんは歯磨きの時、力を入れすぎていませんか?力を入れすぎると「オーバーブラッシング」になる可能性があるため、注意が必要です。
 
そこで、今回は「オーバーブラッシング」について、お伝えして行きたいと思います。 
 
 
【オーバーブラッシングとは?】
オーバーブラッシングとは、歯磨きで力を入れすぎて歯や歯ぐきに負担がかかり、お口のトラブルを引き起こしてしまうことです。念入りな歯磨きは大切ですが、オーバーブラッシングになってしまうと次のようなトラブルに繋がる可能性があります。
 
●知覚過敏になってしまう
●歯ぐきが下がってしまう
●むし歯になりやすくなってしまう
 
そのため、オーバーブラッシングには注意が必要です。
 
 
【オーバーブラッシングを防ぐ方法】
オーバーブラッシングを防ぐ方法は次の2点になります。
 
●自分に合った歯ブラシで磨く
●正しい方法で歯磨きをする
 
2つの方法について、それぞれ見てみましょう。
 
 
(自分に合った歯ブラシで磨く)
オーバーブラッシングを防ぐには、歯ブラシ選びが大切です。自分に合っていない歯ブラシだと、歯垢が落ちなかったり、歯や歯ぐきを傷つけてしまったりします。お口のトラブルを防ぐためにも、自分に合った歯ブラシを選びましょう。
 
 
(正しい方法で歯磨きをする)
正しい歯磨きも、オーバーブラッシングの予防に繋がります。ペンと同じ持ち方で、歯ブラシをやさしく握るようにしましょう。
 
歯ブラシには、手のひらで握る「パームグリップ」という持ち方があります。しかし、パームグリップは力加減の調整が難しいため、ペンのように握る「ペングリップ」がお勧めです。
 
ペングリップで細かく磨くようにすると、汚れが落ちやすくなります。「歯磨きの方法や力加減の調整がわからない」という場合は、歯科医院でブラッシング指導を受けてみましょう。

猛暑日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。 みなさんは「根元むし歯(根面う蝕)」というのをご存じでしょうか。根元むし歯は、大人ならではのむし歯で「痛い」「しみる」などの自覚症状がなく、病気の進行...
25/07/2025

猛暑日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。
 
みなさんは「根元むし歯(根面う蝕)」というのをご存じでしょうか。根元むし歯は、大人ならではのむし歯で「痛い」「しみる」などの自覚症状がなく、病気の進行に気づきにくいという特徴があります。
 
そこで、今回は「根元むし歯のセルフチェックやケアの方法」について、ご紹介します。
 
 
【大人に多い「根元むし歯」をセルフチェック】
☑ 以前より歯が長くなったように見える
☑ 歯の根元が黄色や茶色になっている
☑ 長い間、歯科医院に行っていない
☑ 年齢が30代以上
 
当てはまる数が多いほど、根元むし歯のリスクが高いと言えます。

「根元むし歯」は、正式には「根面う蝕(こんめんうしょく)」といいます。通常のむし歯と異なるのは「歯根部」にできるという点です。つまり、歯と歯ぐきの境目です。
 
歯の表面は硬いエナメル質でできており、その内部にはデリケートで柔らかい「象牙質」が守られています。加齢や歯周病などで歯ぐきが下がると、酸に弱い象牙質がむき出しになり、むし歯にかかりやすくなります。
 
根元むし歯を放置すると、他の歯にもむし歯が進行し、歯を失う可能性があります。また、歯周病を同時に引き起こし、他の全身疾患に悪影響を及ぼすリスクも出てきます。日ごろから正しいオーラルケアを行い、根元むし歯を予防しましょう。
 
 
【根元むし歯を予防するためにできることは?】
まずは食後にすぐ歯磨きをして、歯と歯の間の食べかすを残さないようにしましょう。歯ブラシに力を入れてゴシゴシと磨くと、歯ぐきに傷がつき歯が下がる原因になります。歯と歯ぐきの境目に軽く当て、細かく動かしましょう。1450ppmの高濃度フッ素が入った歯磨き粉の使用も効果的です。
 
また、歯周病になっていると歯を支える顎の骨が溶けていくため、歯ぐきの位置も下がって行きます。実際、根元むし歯になった90%の人に、歯周病もしくは歯周病の既往歴が確認されています。
 
さらに、歯ぎしりや食いしばり、喫煙なども根元むし歯の要因になり得ます。
 
歯ぐきは30代頃から下がり始め、下がってしまった歯ぐきは元に戻すことはできません。丁寧なオーラルケアを行うとともに、歯科医院で定期的にお口の中をチェックする機会を作りましょう。

住所

竹の塚5-6/19
Adachi-ku, Tokyo
121-0813

営業時間

月曜日 09:30 - 13:00
14:30 - 18:00
火曜日 09:30 - 13:00
14:30 - 18:00
水曜日 09:30 - 13:00
14:30 - 18:00
金曜日 09:30 - 13:00
14:30 - 18:00
土曜日 09:30 - 13:00
14:30 - 18:00

電話番号

03-3883-1205

ウェブサイト

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