19/07/2025
フェンタニルの問題に多くの人が危機感を持って欲しいですし、薬物依存症が増えない様な希望を持てる社会になって欲しいと切望している。
名古屋が合成麻薬「フェンタニル」の原料物質の中国からの中継基地になっているニュースは非常に重大だと思いますが、政府が有効な手を打てていない現状は保健面でも外交面でも大問題だと思います。
フェンタニルはモルヒネの50〜100倍もの鎮痛効果があり、アメリカでは多くの中毒患者が社会問題になっていますが、魔の手は確実に日本にも迫っています。
また麻薬類と戦争は密接な関係があり、アヘン戦争の様に敵国を貶める作戦もありますし、普通の人は平気に殺人は出来ない為、麻薬類で罪の意識を減らして戦闘能力を上げる目的でも使用されます。
薬物依存症は絶望感から陥ってしまう事が多く、希望を持って前向きに生きている方は依存する確率は低いです。
実際にベトナム戦争中にヘロインを常用していたアメリカ兵士でも、帰国して家族と暮らす事で薬物依存症にならなかった方は多いです。
私も相談員として薬物依存症やフェンタニルの問題は他人事ではありません。
相談員として出来る事は限られますが、依存症の方とも親しく接して貰う事で、少しでも希望を持って前向きに生きて欲しいと願っています。