松本浩彦 (Hirohiko Matsumoto)

松本浩彦 (Hirohiko Matsumoto) 医療法人社団 甲南回生 松本クリニック院長、松本浩彦の公式Facebookページ

まいどなニュースでコラム不定期掲載中
https://maidonanews.jp/writer/11002808

芦屋 松本クリニック
再生医療センターStemCellAshiya

再生医療特設サイト
https://stemcellashiya.jp/

日本臍帯プラセンタ学会 会長
臨床美容再生医療学会 理事長

兵庫県より人名救助活動の功ということで「のじぎく賞」をいただきました。先日のこと、うちのクリニックの前あたりで倒れているご老人がいるとの連絡を受けましたので、すぐに駆け付け心臓マッサージで蘇生をいたしました。ご老人は一命を取り止めることがで...
10/05/2023

兵庫県より人名救助活動の功ということで「のじぎく賞」をいただきました。
先日のこと、うちのクリニックの前あたりで倒れているご老人がいるとの連絡を受けましたので、すぐに駆け付け心臓マッサージで蘇生をいたしました。
ご老人は一命を取り止めることができたのですが、この時の行動を人名救助活動の功と評価いただき受賞する運びとなりました。
救急救命で育った医師としては当たり前の行動であるとの思いもありますが、のじぎく賞の受賞は医師としてのみならず兵庫県民としても大変有難い栄誉です。
謹んでお受けさせていただきます。

11/01/2023

「この光景、前にも見た気がする」デジャヴはどうして起こる? 記憶のメカニズムに関係
ドクター備忘録 松本浩彦 2023.01.09(Mon)まいどなニュースより

 「この光景、前にも見た気がする」「ここ、前にも来た気がする」。初めての体験なのに、既にどこかで経験したことがあるように感じる現象を「デジャヴ」と言います。フランス語の「既に見たことがある」という言葉が語源です。日本語では「既視感」と呼びます。フランスの超心理学者エミール・ブワラックがシカゴ大学在学中に執筆した「超心理学の将来」という書籍で提唱されました。すごい大学生ですね。

 今でこそ皆さんご存知の現象ですが、昔は精神病の発病初期と考えられていた頃もあります。脳のメカニズムの研究が進み、色々な説で原因が解明されてます。もっとも、どれが正しいかまでは判っていませんがいちばん信憑性のある理屈をご紹介します。

 「いつ/どこで/誰が/何の目的で/何をした」を脳は細分化して記憶しています。断片的な記憶と、目の前に起こっていることがごちゃ混ぜになって、デジャヴが起こるのです。

 例えば「A子とB子が/暑い夏の日/ジュースを/飲みながら/談笑していた」と「A子とC男が/雪の降る日に/コーヒーを/すすりながら/喧嘩していた」という異なるエピソードを覚えているとします。これらの記憶は「/」で細分化されて脳に保存されています。

 そこに「B子とC男が/暑い夏の日/コーヒーを/飲みながら/喧嘩していた」という新たな場面に遭遇すると、脳が断片的な記憶を適当に繋ぎ合わせてしまいデジャヴが引き起こされまます。過去の体験を細分化して断片的に保存されている記憶を脳が勝手に繋ぎ合わせて、いちど経験したことだと誤認しているのです。デジャヴを感じた時はなんとなくモヤモヤするものですが、メカニズムが判れば逆に楽しいかもですね。

「黒い便が出た…毎日10枚以上の湿布を貼る95歳老婆 湿布の貼りすぎによる副作用にご注意」 とにかく日本人は湿布(シップ)好きです。筋肉痛や関節痛の時に確かに手軽に貼れますし、封を開けなければいつまでも保つので、ご年配の患者さんはほぼ皆さん...
06/01/2023

「黒い便が出た…毎日10枚以上の湿布を貼る95歳老婆 湿布の貼りすぎによる副作用にご注意」

 とにかく日本人は湿布(シップ)好きです。筋肉痛や関節痛の時に確かに手軽に貼れますし、封を開けなければいつまでも保つので、ご年配の患者さんはほぼ皆さん、常備薬として湿布の処方を希望されます。

 湿布は正式には貼付剤(Patches)と呼ばれ、大きく分けてテープ剤とパップ剤の2種類があります。テープ剤は水分をほとんど含まないもの、パップ剤は水分を含むものです。パップ(pap)とは英語で「泥」を意味しますが、元々は「キリストの唾液」に由来するオランダ語が発祥のようです。

 半世紀前は、泥状のペーストをビンに入れて処方し、患者さんはいちいち布に塗り伸ばして貼っていましたが、布状のシートに薬剤を伸ばして付着させる技術は意外と難しくて開発に数十年かかり、近年ようやく様々な製品が開発されています。通常の湿布は貼った周囲50センチほどの範囲まで効果がありますし、皮膚から毛細血管を通じて有効成分の血中濃度をグンと高めるものもあり、飲み薬が必要ないものもあります。

 20年以上前、往診に通っていた95歳のお婆ちゃんが、黒い便が出ると言うので呼ばれたことがあります。それまでも何度か吐血の既往があったとのこと。とりあえずお腹を触ってみようと服を脱いでもらうと、身体中にまるでミイラ男のように湿布を貼っています。

 歳も歳ですからあちこち痛いのはわかりますが、痛いところ全てに湿布を貼っていたのです。湿布に含まれる薬剤はNSAIDsとよばれる非ステロイド性消炎鎮痛薬で、実はこれ、胃や十二指腸の難治性潰瘍、果ては腎不全という副作用まであります。

 医療機関で処方される枚数は制限がありますが、薬局でも買えますので、体重30キロそこそこのお婆ちゃんが毎日10枚以上湿布を貼り続けていると、胃に穴が空いて血を吐く、血便が出る、原因は湿布の貼りすぎです。

 薬局で簡単に買えるとしても、用量を守って、副作用の危険も理解しておいてください。漫才のネタで「湿布は寝てる間にはがれてまうし,効いとんのか効いとらんのかわからん」というのがありますが、個人差はあれど、間違いなく効果はあります。

Yahooニュース・まいどなニュース 1/2配信より

06/01/2023

医学論文に、なぜ「ポケモン都市」が!? 掲載料をぼったくる悪質な出版社をあぶり出すための罠だった

まいどなニュース 2023.01.03(Tue)掲載より

 私どもの世界では有名な話ですが「ハゲタカジャーナル」ってご存知でしょうか。医学論文は伝統と権威のある学術誌に論文を投稿してまず査読を受けます。

 査読者は厳選された世界一流の医学者で、必ず難癖をつけてきます。文章を書き直したり、データを解析し直したり、実験をやり直したり、査読者と丁々発止を繰り返し、晴れて受理され一流学術誌に掲載されることは大きな名誉です。ところが時代の流れで、紙ではなくネット上に論文を掲載するシステムが増えてきました。一流誌でも同様です。それに便乗して、実体のない出版社が名前をちょっと変えた雑誌を出版し、執筆者を集め始めたのが十年ほど前です。

 以下の論文は出版社にアクセプト(受理)された後、掲載料を支払わなかったため発表されてませんが「ショウヨウシティにおける新型コロナ感染とズバット消費量の関係」というタイトルです。ショウヨウシティとは、ポケモンに出てくる架空の都市の名前です。新型コロナ患者が四二〇人発生して死亡者が七人で、その原因としてズバット(コウモリ型ポケモン)の消費量が関係しているという内容です。

 もちろん全く架空のふざけた論文です。著者名はワカバタウンでポケモンの研究をしているウツギ博士になってます。架空の著者・架空の内容・架空の文献を引用した嘘八百の論文を投稿したわけです。その真意はひとつ。貧弱な論文を受理して掲載料をぼったくる悪質なハゲタカジャーナルをあぶり出すことです。見事に引っかかったジャーナルからは、論文受理の連絡とバカ高い掲載料の請求書が届いたそうです。立派な学術詐欺です。

 この著者、ポケモンを題材にしたニセ論文をいくつも投稿しているのですが、必ず「この論文を出版する雑誌は、ハゲタカジャーナルです」という文章が入っています。出版社サイドはそもそも論文を読んでないので素通りでアクセプトされます。洒落の効いたハゲタカジャーナルあぶり出し、私は応援してます。

出典:Cyllage City COVID-19 Outbreak Linked to Zubat Consumption. Utsugi E, et al. Am. J. Biomed. Sci & Res. DOI:10.34297/AJBSR.2020. 08. 001256

https://regene-m.jp/column/9315/再生医療のポータルサイト「再生医療サーチ」にコラムが掲載されております。自己脂肪由来の幹細胞を使った組織修復治療。メスの届かない場所まで体の内側から修復していきます。また変形性...
16/12/2022

https://regene-m.jp/column/9315/

再生医療のポータルサイト
「再生医療サーチ」にコラムが掲載されております。

自己脂肪由来の幹細胞を使った組織修復治療。
メスの届かない場所まで体の内側から修復していきます。

また変形性膝関節症の治療では極めて好成績を収めています。

患者様への負担はほんの少しの脂肪組織と培養用の血液をいただくことです。

痛みも大変少なく続けやすい治療です。

お悩みの方はお気軽にご相談ください。

幹細胞には傷ついたり弱った細胞を修復する働きがありますが、実は二つの能力を持っています。

14/11/2022

じわじわ増える感染者…第8波の始まりか コロナとインフル同時流行の可能性を医師が予測

じわじわと新型コロナの感染者が増えていますが、現場では全例報告の義務がなくなっています。確定診断しても所轄の保健所への発生報告は重症化リスクの高い人のみ。若い人や基礎疾患がない人は報告不要です。

【写真】第8波にできる最善の対策は

マスコミ発表の数字は全数ではなく、報告されていない低リスクの感染者を入れると実際はもっと多いはずです。第8波の始まりかもしれません。

さらに厄介なことに、最近のコロナは熱が出ません。だるいとか、頭が重いとか、念のため調べてみるとコロナだったという人ばかりで、私の診療所の発熱外来では、むしろコロナ陽性率は下がっています。逆にうちでは10月の1カ月間でB型インフルエンザが10人出ました。新型コロナは3人でした。地域差はあるでしょうが、同時流行の兆しがすでに見え始めています。

一般的には2つのウイルスが同時流行することは考え難く、これを「ウイルス干渉」と呼びます。あるウイルスが流行すると他のウイルスが流行しないという定説で、夏にRSウイルスが流行し、冬にインフルエンザが流行する、これもウイルス干渉です。このことを裏付ける論文もちゃんとあります。特にコロナもインフルエンザも呼吸器から感染します。ターゲットを同じくするウイルスが本当に同時流行するでしょうか?

実際にコロナが大流行した今夏も去年の夏も、本来なら夏に流行する手足口病やヘルパンギーナは劇的に少なかったのですが、一方ですでに今秋、コロナとインフルエンザに重複感染した症例報告が出ました。

正直なところ、何が何だかわからないというのが現状です。今のところ、コロナもインフルも流行はするけど爆発的にはならない、というのが、私の漠然とした「予感」です。

◆松本 浩彦 芦屋市・松本クリニック院長。内科・外科をはじめ「ホーム・ドクター」家庭の総合医を実践している。同志社大学客員教授、日本臍帯プラセンタ学会会長。

まいどなニュース 11/11配信より

11/11/2022

本日の産経新聞に本院の記事が出ております。
松本クリニックの再生医療で切らずに治す、変形性膝関節症の治療。
辛い痛みでお悩みの方はもちろん、少し痛みが出始めた方の早期治療も可能です。
メスを使わず膝を切らない治療ですので、短い時間の手術で日帰り可能です。
遠隔地からお越しになる方には交通費のサポートもしておりますので是非ご相談ください。

#芦屋 #松本クリニック #再生医療
#変形性膝関節症 #膝が痛い #松本浩彦

07/11/2022

「今年のノーベル医学生理学賞、何がすごい? 人類史を劇的に変えた衝撃の発見だった」

 今年のノーベル医学生理学賞はスヴァンテ・ペーボ博士が受賞しました。スウェーデン生まれのペーボ博士は、沖縄科学技術大学院大学の特任教授も兼任しています。その業績とは。
 私たち現代人は「ホモ・サピエンス」(新人)と呼ばれています。地球上にわれわれ「新人」が登場する数万年前。それ以前には「旧人」と呼ばれる、現代人とは異なるヒト属が存在していました。それが「ネアンデルタール人」や「デニソワ人」です。ペーボ博士はネアンデルタール人のDNA解読に成功し、ロシアに住んでいた別の旧人「デニソワ人」も発見します。

 現代人の祖先は、約7万年前にアフリカからユーラシア大陸を経て世界中に移住しました。ネアンデルタール人やデニソワ人は、アフリカから拡散した「新人」とは別のヒト属で、同時代を生きながら独自の文化と生活を営んでおり、その系譜は4万年前に途切れています。

 しかしDNAの解明で、現代人の祖先がアフリカから世界中に移住していく過程で、ネアンデルタール人やデニソワ人という別のヒト属と交配していたことが明らかになります。われわれホモ・サピエンスの多くは、ずっとアフリカに残り続けた人々を除いて、ネアンデルタール人のDNAを受け継いでいるのです。

 10万年前、地球上には様々な種類のヒトがいました。ヨーロッパとアジアにネアンデルタール人、デニソワ人は東アジアから世界中を移住します。ジャワ島にはホモ・エレクトゥスが居ました。しかし氷河時代が終わると、たった一種、われわれホモ・サピエンスだけが生き残ります。しかし過去の様々なヒト属の遺伝子は現代に生きる我々に受け継がれている。人類史を劇的に変えた衝撃の発見です。

まいどなニュース 2022.11.04(Fri)掲載より

#松本浩彦 #松本クリニック #ノーベル賞 #人類の歴史

19/10/2022

新型コロナ第7波が収束に向かっています。ワクチン接種と、過去最大規模の感染で獲得された集団免疫が要因とされていますが、私は後者を推します。ワクチンと感染の両方を経験して獲得する「ハイブリッド免疫」の効果も大きいはずです。

 今冬に新型コロナの第8波は来るか。第7波ほどではないにしても、おそらく来ます。第7波を引き起こした「BA.5」の次の候補とされた「BA2.5」は肩すかしで、第8波は全く新しい変異株になるはずです。

 10月から「2価ワクチン」の接種が始まっていますが、これは従来型とオミクロン「BA.1」に対応するもので、「BA.5」に対してどれほど効果があるか疑問ですし、第8波は「BA.6」か、オミクロンとは全く異なる「パイ株」か「ロー株」あたりになるでしょう。

 接種が始まったばかりの2価ワクチンを否定するつもりはありませんが、第8波を食い止める期待はもてません。集団免疫に期待する方が現実味があります。ワクチンは「感染しない」ためではなく「重症化しない」ことを目的とするものだと再認識してください。

 しかしそうなると、今冬はインフルエンザに警戒が必要です。日本では過去2シーズン流行せず、免疫のない人が増えています。オーストラリアでも過去2年間流行しませんでしたが、今年は患者が急増しました。それから考えると、日本でもインフルエンザの流行を覚悟せねばなりません。

 第8波とインフルエンザの同時流行もありえます。当院でもすでにB型インフルの患者さんが出ています。「ウイルスのなわばり説」はもはや通用しないようです。2価ワクチンとインフルエンザワクチンの両方を接種するのが、今できる最善策でしょう。

まいどなニュース 2022.10.14(Fri)より

17/09/2022

「新型コロナ、クラスターの温床はどこに?」

 新型コロナ感染対策の規制が次第に緩和され、今年のお盆など、昨年の数倍の人出だったとのこと。各地で中止されていた催しが再開したのは良いですが、つい先日も徳島の阿波踊りや、高知よさこい祭りの代替イベントで、多くのクラスターが発生したと、ニュースで大々的に報じられました。

 そもそも新型コロナは、屋外ではまず感染しません。とくに夏の強い日差しに含まれる紫外線を浴びると、コロナウイルスは一瞬で死滅します。屋外で感染した人は千人に一人という報告もあります。しかし、厳重な感染対策をしていたにも関わらずクラスターは発生しました。お祭りの関係者に聞いても「どこでどうやって感染したかわからない」と報じる新聞記事もありました。

 しかし、感染源は明らかです。それは「トイレ」です。トイレが危ないと警鐘を鳴らす人はたくさんおられます。キャンプでもイベントでも、不特定多数の人が利用し、消毒がほとんどされていないトイレには、コロナウイルスがうようよ浮遊しています。特にトイレの個室など、まさにコロナの温床といってもいいでしょう。

 コロナウイルス自体はとても弱いウイルスです。ファブリーズのひと吹きで死んでしまうほど、弱っちいウイルスなのです。マイ・アルコールを持って歩けとは言いません。市販の噴霧式消臭剤をトイレの個室に入る前にシュッとひと吹き、出る前にもひと吹き。それでクラスターを激減させることができるはずです。

 これから秋に向かって、各地で秋祭りが催されると思います。万全な感染対策をとって開催されることとは思いますが、参加する皆さんにはぜひとも「トイレがいちばん危ない」という認識を持っていただきたく思います。

まいどなニュース 2022.09.16(Fri)配信より

12/09/2022

「新型コロナが2類から5類に変更されたら… 診療、ワクチン、治療薬はどうなる?」

9/9(金) 7:20配信 まいどなニュース

 政府は新型コロナ感染症を感染症法上の分類2類から5類に引き下げようとしています。そうなると実際にどんなことが起こるのか、まとめてみました。

 検査や治療は保険診療になり、ワクチンも自己負担になります。PCRなどの高額な検査料は現在は国の負担ですが、5類になれば保険診療となり、患者さんの負担が激増します。確定診断後の治療も保険診療になりますが、いま使われている治療薬はどれも驚くほど高価で、使用されるべき症例に使用できないことも起こるでしょう。ワクチンも自己負担で、おそらく数万円になると思います。

 現状では陽性者は保健所が経過観察しています。重症化が予想される、またはすでに重症の患者さんは、保健所が入院を斡旋(あっせん)します。保健所は公権を持っていますので、病院に入院要請できますが、5類になると開業医にその役割が回ってきます。公権を持たない開業医は、病院から入院を断られたら終わりです。重症者の引き取り先がないとなれば、恐ろしくて発熱外来なんてできません。

 私の診療所では発熱外来は診察時間外に行っています。防護服、フェイスマスクなども2類感染症加算などでまかなわれています。5類になるとそれらの加算がなくなり、感染対策費用は全て持ち出しになります。今のような厳密な感染対策は緩まり、発熱患者さんも普通に院内で順番待ちするようになり、院内感染は激増するでしょう。

 単に5類にするだけなら、国家の責任放棄と捉えられても仕方ありませんが、政府としては5類に引き下げ後も、コロナだけは特殊な扱いにして、高額医療は公費負担にするなど、患者さんに負担がかからない方法を考える姿勢を見せています。期待したいですね。

◆松本 浩彦 芦屋市・松本クリニック院長。内科・外科をはじめ「ホーム・ドクター」家庭の総合医を実践している。同志社大学客員教授、日本臍帯プラセンタ学会会長。

賛否両論・炎上覚悟で、新型コロナの今後を私なりに考察したいと思います。まず思い出して頂きたいのが2020年1月の「ダイヤモンドプリンセス号」事件です。ウイルスは最初期の「武漢アルファ型」でしたが、乗員乗客合わせて3713人を密閉したまま、2...
01/09/2022

賛否両論・炎上覚悟で、新型コロナの今後を私なりに考察したいと思います。まず思い出して頂きたいのが2020年1月の「ダイヤモンドプリンセス号」事件です。ウイルスは最初期の「武漢アルファ型」でしたが、乗員乗客合わせて3713人を密閉したまま、2ヶ月半の隔離状態におき、うち712例が感染し14人の死者が出ました。途中下船した後に感染した方も何名かおられますが、ざっと5人に1人が感染しました。言い換えると5人中4人は、あの劣悪なウイルス環境の中でも感染しなかったのです。

 今にして思えば、地球上の人類の5分の1、つまり16億人が感染しうるということです。8月末の全世界の累計感染者は6億人ほどですが、国によって検査環境は異なりますし、公表していない国、無症状感染者を含めると、すでに地球上で10億人が感染したと推計します。

 総人口、今回は16億人のうち7割が感染すれば集団免疫が完成するとして、12億人の感染で集団免疫が獲得されます。そして過去の地球上で起こったパンデミック。これは紀元前のペストや天然痘までさかのぼらなくてはなりませんが、現代の医療水準で考えれば3年、長くて5年で終息すると考えて良いでしょう。

 これらから大さっぱに類推すると、新型コロナウイルスのパンデミックは、そろそろ終わりに近づきつつある。第7波の後に「BA2.75」が第8波として大流行したとしても、累計12億人が感染した時点で、新型コロナのパンデミックは終息すると言えるのではないか。とすれば、新型コロナ騒動は年内に終息すると予測できます。この考え方、いかがでしょう?

まいどなニュース 2022.08.30(Tue)より

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