早期からの緩和ケア外来 大津秀一

早期からの緩和ケア外来 大津秀一 がん,慢性心不全,肺気腫等,ALS,Parkinson病,認知症,老衰等の病気の痛みや心身のつらさを緩和する専門家のクリニックです。

緩和ケア医・大橋洋平先生の新刊『がんになった緩和ケア医が、本気でホスピスを考えてみた』を購入し、拝読しました。ご存じの方も多いと思いますが、先生は2018年、緩和ケア医として最前線で働かれていた最中に消化管間質腫瘍(GIST)を発症されまし...
30/11/2025

緩和ケア医・大橋洋平先生の新刊『がんになった緩和ケア医が、本気でホスピスを考えてみた』を購入し、拝読しました。

ご存じの方も多いと思いますが、先生は2018年、緩和ケア医として最前線で働かれていた最中に消化管間質腫瘍(GIST)を発症されました。

体重が40kgも落ちるほどの壮絶な闘病を経て、現在も治療を受けながら診療を続けておられます。

先生が緩和ケアを学ばれた淀川キリスト教病院での研修が2003年。私は2005年に緩和ケア医として歩み始めましたので、緩和ケアが今ほど一般的ではなかった時代に、それでも志をもって進もうとしていた「同志」であり、同時に、先輩のような存在でもあります。

その先生が今回の本を「恐らく人生で最後の作品です」と記されていたのが胸に迫り、まだまだ次の作品も出るはずだと思いながら、ページを開きました。

結論。素晴らしい。医師としての実践と、患者としての体験が深く融合した大橋洋平という一人の人間の集大成がここにはあります。

がんに向き合っている方はもちろん、ご家族・友人・支える側、そして医療者にも強くおすすめできる内容です。

がんが進行したときに、何をどう選択するのか。その判断材料となる視点が丁寧に詰まっており、まさに「実用書」でありながら、深い“人間の書”でもあります。ネタばらしを避けつつ、心に残った点をいくつか挙げます。

● 奥様との温かな関係
ところどころに滲む奥様への温かな感謝の言葉が、読む側の心をほぐしてくれます。

● ユーモア
ご病気の大変さを知っているだけに、このユーモアには救われる方も多いはずです。

● 医師と患者、双方の視点の切れ味
「実はコンパクトな個室のほうが良い」
これは鋭い指摘です。私も深く共感しました。理由は本書でぜひ。

● 面会の不思議
病棟によっては、ペットの面会は許可されるのに、人間の面会は厳しい。医療現場で日々向き合う者として「確かに」とうなずきました。

● 富良野での悲しい事例
なお、このような現実があることに胸が痛みます。

● お父様を看取られた場面
お父様の言葉、そこから先生が受け取られた気づきは、本書の白眉です。読む人の胸にも深く残るでしょう。

また、特に強く残った三つの言葉を紹介します(引用ページは書籍より)。

● 「自分で決めて選べること」の嬉しさ・大切さ(78ページ)
昔、近くのスーパーに“自分で”行くことを一番の願いとしていた患者さんのことを思い出しました。
その意味は、本書を読むとわかります。

● 「カギとなるのは言葉そのものではなく、医療者が信頼できるかどうか」(86ページ)
この一文は、臨床に携わるすべての医療者にとっての原点だと思います。

● 「がんと診断される前から、緩和ケアは必要や!」(109ページ)
早期からの緩和ケアを大切にしてきた自分にとって、深くうなずく言葉でした。

多くの方に“気づき”と“支え”をもたらす本だと思います。
がんに向き合う方、そのご家族、そして医療者にとって、必ず役立つ示唆があります。
ぜひ手に取っていただきたいと思います。
そして大橋先生が引き続き良い経過であることを願うと同時に、また次の本を、プレッシャーなくお待ちしております。

稀少がん・ジストを患い、肝臓転移して6年。余命ではなく「足し算命」を数えて生きる緩和ケア医の著者は、力強く断言する。 「たとえ根治を目指す治療を終えても、楽に生きるのをあきらめる必要は、まったくない」.....

石橋さん大変な状況のようですね。病院の緩和ケア部門に相談したり緩和ケア外来にかかったりするなどの「早期からの緩和ケア」のサポートも得て、治療の副作用軽減、生活の質の確保がより図られることを願います。
11/09/2025

石橋さん大変な状況のようですね。病院の緩和ケア部門に相談したり緩和ケア外来にかかったりするなどの「早期からの緩和ケア」のサポートも得て、治療の副作用軽減、生活の質の確保がより図られることを願います。

今年4月3日、「貴ちゃんねるず」で、食道がんの手術・治療のために芸能活動を休止することを発表した石橋貴明(63才)。 自らの口では、「早期に見つかったということで少し安心」と話していたが、実は想像以

47歳で子宮体がんで亡くなったミッチェルさんのリンパ浮腫に伴う痛みが顕著だったという報道。確かに容易ではない痛みとなる場合がありますが、それでも専門的見地ではできることは色々とあります。それは伝えておく必要があると思ってコメント(コメント欄...
26/08/2025

47歳で子宮体がんで亡くなったミッチェルさんのリンパ浮腫に伴う痛みが顕著だったという報道。確かに容易ではない痛みとなる場合がありますが、それでも専門的見地ではできることは色々とあります。それは伝えておく必要があると思ってコメント(コメント欄の一番上)しました。

8月18日、“オペラ芸人”として活躍していたミッチェル(本名:栗林美智瑠)さんが子宮体がんのため亡くなった。47歳だった。 ミッチェルさんは高校と大学で声楽を学び、卒業後はオペラを中心に幅広いジャ

東大阪市で在宅緩和ケアに精力的に取り組まれているかわべクリニックの 川邉 正和 先生から興味深いお取り組みの話を教えて頂きました。何度もお会いしたことがある淀川キリスト教病院緩和医療内科の 池永昌之  先生も登壇され、一般の方と医療者とで、...
19/08/2025

東大阪市で在宅緩和ケアに精力的に取り組まれているかわべクリニックの 川邉 正和 先生から興味深いお取り組みの話を教えて頂きました。何度もお会いしたことがある淀川キリスト教病院緩和医療内科の 池永昌之 先生も登壇され、一般の方と医療者とで、人生の完結期が近い時期に訪れるとしたら、何をするのか、何を望むのか、何を求めるのか、それらを皆で話し合う場が11月9日(日)に東大阪市の大阪樟蔭女子大学で設けられるとのことです。緩和ケアの専門家だけでなくお金の専門家による講義もあります。参加費も無料。お近くの方はぜひお誘いあわせの上ご参加頂くと最新知識や情報等含め得るものがあると思います。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000060546.html?fbclid=IwY2xjawMRIe1leHRuA2FlbQIxMABicmlkETFPRnJqb2oxWHZSUWpKbEx1AR7IqAC2MXD5B_qa2koiBHbE-rEWZD3xJHLTJ5nzG3wSKA30x7qZVVleCX3P7Q_aem_u8xUwEwnNvcIIoQO2E9muw

一般社団法人 日本医療デザインセンターのプレスリリース(2025年8月19日 09時00分)「もし明日が最期なら、何を伝えますか?」~東大阪出身の2人が語る『さいごの授業』に医師100名が集結~

声優の櫻井智さんが53歳で"多臓器癌"で逝去されたとのこと。50代というのはまだお若く、一方でがんの罹患率の上昇が目立って来る時期でもあり、考えさせられます。"多臓器癌"についてヤフーのエキスパートコメントで解説しました。https://n...
16/08/2025

声優の櫻井智さんが53歳で"多臓器癌"で逝去されたとのこと。50代というのはまだお若く、一方でがんの罹患率の上昇が目立って来る時期でもあり、考えさせられます。

"多臓器癌"についてヤフーのエキスパートコメントで解説しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dae203dd294c2cdad42049718e01679bedabb7bc

「多臓器癌とは?」として解説している記事の中には、生成AIの出したものをそのまま採用したようなものが・・。いやいやそれは違うだろう・・と。

生成AIは間違ったことを言うことがありますから、鵜呑みは厳禁です。

記事もそのまま採用するとはちょっと迂闊な気がします。

情報が氾濫していますから、ちゃんとした本物の専門家にしっかり尋ねたり確認したりということ。

これが大切だと感じます。

 声優の櫻井智さんが13日に亡くなった。53歳。公式Xと所属事務所より発表された。今月4日に緊急入院していたが、多臓器癌の症状が悪化し亡くなったことが伝えられた。一度、芸能界を引退していたがその後、

がんなどの痛み止めとして、フェントステープ(貼付剤)【成分が医療用麻薬フェンタニル】はよく使われています。最近の合成麻薬フェンタニルの報道で、フェントステープへの不安が聞かれることがあるので、Yahooで記事化しました。
01/07/2025

がんなどの痛み止めとして、フェントステープ(貼付剤)【成分が医療用麻薬フェンタニル】はよく使われています。最近の合成麻薬フェンタニルの報道で、フェントステープへの不安が聞かれることがあるので、Yahooで記事化しました。

アメリカでは合成麻薬の「フェンタニル」の乱用が大きな社会問題となっています。そのフェンタニルの原料は中国からメキシコ等に持ち込まれ、製造されてアメリカに入るというルートが考えられて来ましたが、一部日本

Yahooで紹介されていた堀ちえみさんの記事。緩和ケアについての記載が間違っている・・。https://news.yahoo.co.jp/articles/cc01140517588fdb153e86ce033da24467668bbaYa...
13/05/2025

Yahooで紹介されていた堀ちえみさんの記事。緩和ケアについての記載が間違っている・・。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc01140517588fdb153e86ce033da24467668bba

Yahooのコメンテーターを務めているので、コメントで補足しました。

緩和ケアをがんの後半期のものと誤解が広まると、必要な患者さんの適切なタイミングでの緩和ケア受診を妨げることになります。

つまり救われるべき方が救われなくなってしまう原因ともなります。

メディアは取り上げる時に、しっかり緩和ケアについて注釈をつけるなどして説明してほしいですね。

 タレント堀ちえみ(58)が、13日放送の日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」(火曜後9・00)に出演し、がんとの闘病生活で家族の思いについて語る場面があった。  82年にアイドル歌手としてデビュ

「この方は早期からの緩和ケアを受けた方が良い」SNSやネット記事を見ているとそういう事例は少なくありません。しかし受診に結びつかない現実。ブログ記事に書きました。引き続き周知に努めていきたいですね。
24/04/2025

「この方は早期からの緩和ケアを受けた方が良い」SNSやネット記事を見ているとそういう事例は少なくありません。しかし受診に結びつかない現実。ブログ記事に書きました。引き続き周知に努めていきたいですね。

ネットやSNSを見ていると 「この方は早期からの緩和ケアを受けた方が良い」 そう思う場合は少なくありません しかし「緩和ケア」という言葉が思いつかなかったり …

早期からの緩和ケアが存在することは重要です。がん治療ができなくなって、終末期に至るまでの下記記事にある「狭間」がしばしば問題になりますが、その期間を支える緩和ケアもあるということは情報提供・周知されなければならないと考えてコメントしました。
04/04/2025

早期からの緩和ケアが存在することは重要です。がん治療ができなくなって、終末期に至るまでの下記記事にある「狭間」がしばしば問題になりますが、その期間を支える緩和ケアもあるということは情報提供・周知されなければならないと考えてコメントしました。

緩和ケア医師の大津秀一さんのYahoo!ニュースのコメントが確認できます。各分野の専門家や有識者が個人として意見や提案を寄稿しています。

とんねるずの石橋貴明さんが食道がんを公表されました。記事にYahooエキスパートとしてコメントしています。
03/04/2025

とんねるずの石橋貴明さんが食道がんを公表されました。記事にYahooエキスパートとしてコメントしています。

 お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明(63)が3日、自身のYouTubeチャンネルを更新。食道がんであることを公表した。   石橋は、冒頭に「私、石橋貴明から皆さんにお知らせがございます」と切り出

01/03/2025

緩和ケア医師の大津秀一さんのYahoo!ニュースのコメントが確認できます。各分野の専門家や有識者が個人として意見や提案を寄稿しています。

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