26/09/2025
居場所をはじめて、9年。
自分が〝ボランティア〟と呼ばれる活動をしていることに少しの後ろめたさを感じている時期が長くあった。
余裕があるから出来ること。
良い人になりたいからしている。
そういったマイナスなイメージがどこかにあった。
実際は、金銭的にも体力面でも余裕はなく、
良い人になるどころか、ほとんどのメンバーが赤ちゃんを育てながらの団体運営は、雰囲気がピリつくときすらある。
人が来なければ、やってることはたくさんの人を巻き込んだ自己満足なのかもしれないと落ち込む。
かといって、
〝しごと〟というと、それにも当てはまらない。
自分がしていることを言語化することが難しかった。
ただ、お金には換算できない何かがあったから、ここまで続けてこられたと思っている。
それを教えてくれたのは、
運営のメンバーでもあり、
居場所に関わってくれているひとたちであり、
お母さんたちの存在である。
成果物が〝お金〟ではない。
ありがとう。だったり、
やりがい。だったり。
世の中、そんなに甘くない世界ではあるのかもしれないけれど、
それが存続し続けてほしいなと思っている。
そして、9年が経ち思うのは、
こういった活動が広がりを見せていく中で、
居場所にもたくさんの方が見学に来られ、
なにかハウツー的なの事を伝えられたら、助けのひとつになるかもしれないということ。
居場所をはじめるのは大変だけど、そこに関わりたいと思っているひとたちへ、繋がる場もあればいい。
この秋に、そんな事をはじめてみようかなと思っています。
もし、
それが誰かの背中をちょっとだけ押せたり、
新たな居場所ができたりして、
まち中に色んな形の、たくさんのギャザリングスペースができるのが、
これからの小さく大きな野望のひとつです。
#孤育てをなくそう
#安心して子育てができるマチへ