ABX Advanced biochemical compounds (日本販売代理店 セティ株式会社)

ABX Advanced biochemical compounds (日本販売代理店 セティ株式会社) 【ABX GmbH(独)】

PET 用FDG 合成キット、PET/SPECT 用前駆体、リファレンススタンダード、キレーター等を供給しております。GMP取得。高品質な生産体制を整えております。特別合成承ります。

【企業動向】ABXの放射性医薬品拠点の強化 2026年1月、ABXはザクセン州経済大臣らを迎え、同社ラーデベルク拠点で施設見学を実施しました。新設された32 MeVサイクロトロンや製造施設が紹介され、放射性医薬品の製造から出荷までのプロセス...
24/04/2026

【企業動向】ABXの放射性医薬品拠点の強化

 2026年1月、ABXはザクセン州経済大臣らを迎え、同社ラーデベルク拠点で施設見学を実施しました。新設された32 MeVサイクロトロンや製造施設が紹介され、放射性医薬品の製造から出荷までのプロセスが披露されました。ABXは25年以上にわたり、PETやSPECT向けの放射性医薬品関連製品を手がけており、がんなどの診断分野で存在感を高めています。

 一方で、ABXは新たな拠点整備にも動いています。ピルニッツァー通りの敷地における土壌除染プロジェクトに対し、EUおよびザクセン州からの資金支援が発表されました。この敷地は旧ガラス工場跡地であり、除染を通じて安全な開発基盤を整備します。今後は一部の自然再生とともに、新たな生産施設の建設が計画されています。

 これらの動きは、ABXの製造基盤強化の流れを示すものであり、医薬品の開発や製造を外部から受託するCDMO機能の拡張が期待されます。

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図 助成金交付決定通知の授与の様子。

【製品紹介】EAGLE-i治験:高リスク前立腺がん診断の新時代 ABX社は、ドイツの Working Group for Urological Oncology(AUO) と共同で進められている臨床試験 EAGLE-i を支援しています。こ...
27/03/2026

【製品紹介】EAGLE-i治験:高リスク前立腺がん診断の新時代

 ABX社は、ドイツの Working Group for Urological Oncology(AUO) と共同で進められている臨床試験 EAGLE-i を支援しています。この治験では、高リスクまたは非常に高リスクの前立腺がん患者を対象に、最新の画像診断技術 [¹⁸F]PSMA‑1007 PET/CT の診断精度を評価しています。

 従来の検査では見つけにくいリンパ節転移も、このPET/CT検査ならより正確に確認できる可能性があります。検査結果は手術後の病理結果と比較して検証され、独立した専門家による評価も行われています。

 EAGLE-iの成果は、前立腺がんの診断をさらに正確にし、患者一人ひとりに最適な治療を計画するための重要な手がかりになると期待されています。

📌 臨床試験情報:https://clinicaltrials.gov/study/NCT06122584

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図 18F-PSMA-1007の構造。

【製品紹介】前立腺がん治療の新標準薬 ¹⁷⁷Lu-PSMA-617 ¹⁷⁷Lu-PSMA-617は、前立腺がん治療において極めて重要な放射性医薬品治療薬として位置づけられています。本剤はドイツがん研究センター(DKFZ)での研究プロジェクト...
27/02/2026

【製品紹介】前立腺がん治療の新標準薬 ¹⁷⁷Lu-PSMA-617

 ¹⁷⁷Lu-PSMA-617は、前立腺がん治療において極めて重要な放射性医薬品治療薬として位置づけられています。本剤はドイツがん研究センター(DKFZ)での研究プロジェクトを起点に開発が始まり、2014年にABX社が前立腺がん治療を目的としたルテチウム標識化合物に関する全世界独占ライセンスを取得しました。以降ABX社は、基礎研究レベルの成果を、品質・供給・臨床使用の要件を満たす市場成熟型の治療薬へと発展させる中心的役割を果たしてきました。

 ¹⁷⁷Lu-PSMA-617は、PSMAを介して前立腺がん細胞に特異的に集積し、半減期約7日のルテチウム-177による体内照射効果を発揮する、作用機序が明確な放射性医薬品治療薬です。ABX社は前駆体開発から標識、製剤化、製造プロセス確立までを一貫して担い、第I~II相試験も主導しました。2017年にEndocyte社と提携(後にNovartis社が買収)し、2022年に欧米で承認、現在はNovartis社がグローバルに販売しています。ABX社は最終製剤設計および大規模製造体制の確立を担い、第III相試験や欧州承認時には大量供給を実施しました。

 ABX社は、放射性医薬品特有の厳格な規制下で、鉛製コンテナを用いた国際物流体制を構築し、迅速かつ確実なグローバル供給能力を有しています。前駆体開発から標識、製剤化、臨床試験、品質管理、大量生産、国際流通までの包括的な技術と実績が本製品に集約されています。¹⁷⁷Lu-PSMA-617は、これまでに世界で25,000人以上の患者に使用され、今後は年間最大60,000人規模での治療が見込まれています。

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図 ¹⁷⁷Lu-PSMA-617の構造。

【製品紹介】今月の注目製品 TetraBoc-L-DOPA methyl ester [18F]FDOPA は、パーキンソン病や脳腫瘍の評価に用いられる PET トレーサーですが、従来は求電子的 ^18F フッ素化によって合成されており、操...
30/01/2026

【製品紹介】今月の注目製品 TetraBoc-L-DOPA methyl ester

 [18F]FDOPA は、パーキンソン病や脳腫瘍の評価に用いられる PET トレーサーですが、従来は求電子的 ^18F フッ素化によって合成されており、操作が難しく、放射化学収率やモル活性が低いという課題がありました。本前駆体では、銅触媒を用いた求核的18F フッ素化反応を採用し、アリールスタンナン(トリメチルスズ)前駆体から直接18F を導入します[1]。この方法は温和な条件で反応が進行し、自動合成装置への適用が容易です。

 実際に、TetraBoc 保護トリメチルスズ前駆体を用いた自動合成では、放射化学純度 99%以上、モル活性 最大 60 GBq/µmol が得られており、臨床使用に必要な品質を安定して満たしています[2]。この技術により、[18F]FDOPA 合成は、低モル活性で再現性に乏しい従来法から、臨床製造に適した実用的な手法へと進化しました。

[1] Makaravage K. J. et al. Copper-Mediated Radiofluorination of Arylstannanes with [18F]KF. Org. Lett. 2016, 18, 5440–5443.
[2] Zarad F. et.al. A Practical Method for the Preparation of 18F-Labeled Aromatic Amino Acids from Nucleophilic [18F]Fluoride and Stannyl Precursors for Electrophilic Radiohalogenation. Molecules 2017, 22, 2231.

関連製品
#1345 TetraBoc-L-DOPA methyl ester(前駆体)
https://abx.de/products/small-molecules-and-peptides/chemical/3e6ad307-de81-4bf1-bfde-3644f2d0dfa6
#1310 6-Fluoro-L-DOPA hydrochloride(リファレンススタンダード)
https://abx.de/products/small-molecules-and-peptides/chemical/b269fa33-1d66-4854-b603-9874ba3dd383

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図 [¹⁸F]FDOPA 用スズ前駆体の構造。

【製品紹介】今月の注目製品 Copper tetraMIBI tetrafluoroborate (GMP) [99mTc]セスタミビ(Sestamibi)[1]は、心筋シンチグラフィー(心臓の血流や働きを調べる核医学検査)に使われるお薬で...
26/12/2025

【製品紹介】今月の注目製品 Copper tetraMIBI tetrafluoroborate (GMP)

 [99mTc]セスタミビ(Sestamibi)[1]は、心筋シンチグラフィー(心臓の血流や働きを調べる核医学検査)に使われるお薬です。また、副甲状腺の腫れ(腺腫)の発見や手術、乳がんの診断にも用いられます[2]。

 ABXは、この[99mTc]セスタミビを合成するための原料(GMP前駆体)であるCopper tetraMIBI tetrafluoroborateを特定の国で販売承認を取得したコールドキットとして提供しています。この製品の製造方法や品質管理は、すでに十分に検証されています。

[1] Lee T.-W. et al. Synthesis, reactivity and 99mTc labeling of 2-alkoxyisobutylisonitrile. Appl. Radiat. Isot.1996, 47, 207–210.
[2] Rizk T.H., Nagalli S. Technetium 99m Sestamibi. [Updated 2023 Jul 3]. In: StatPearls [Internet]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2025 Jan-.

関連製品
#7211  Copper tetraMIBI tetrafluoroborate (GMP)
https://abx.de/products/small-molecules-and-peptides/chemical/8993f984-1584-4d0a-8557-832cbae73d41

, # Sestamibi,

図 セスタミビ前駆体の構造。

【製品紹介】今月の注目製品 FBnTP前駆体 分子イメージング分野では、前立腺がんの診断薬や治療薬が薬価収載され、保険診療でもPSMA-PETによる適応判定が可能となったことで、制度面からの後押しが進んでいます。このような環境の下で、PSM...
28/11/2025

【製品紹介】今月の注目製品 FBnTP前駆体

 分子イメージング分野では、前立腺がんの診断薬や治療薬が薬価収載され、保険診療でもPSMA-PETによる適応判定が可能となったことで、制度面からの後押しが進んでいます。このような環境の下で、PSMA-PETやPSMA標的療法が注目を集め、診断から治療までを一貫して行う「Theranostics」の流れが整いつつあります。さらに、AI解析やPET分析サービスなどの関連技術も活用され、疾患の早期発見や治療選択における新しい柱として期待されています。

 また、心筋血流イメージング(MPI)向けのPETトレーサーも研究・開発が進んでいます。中でも、4-[^18F]-フルオロベンジルトリフェニルホスホニウムカチオン([^18F]-FBnTP)は、ミトコンドリア膜電位の陰性勾配を標的とすることで、心筋の代謝や血流をPETで可視化できる注目の化合物です。ミトコンドリアは細胞のエネルギー産生および代謝の重要な調節因子であり、がんや心疾患をはじめとする多くの疾患で重要な役割を果たします。膜電位勾配を形成することでATP合成に必要なエネルギーを供給し、細胞の生命活動を支えていることが知られています[1]。
4-[18F]-フルオロベンジルトリフェニルホスホニウムカチオン([18F]-FBnTP)は、正電荷を有する脂溶性化合物であり、膜電位の陰性勾配を標的とするPETトレーサーとして**心筋血流イメージング(MPI)**に利用されています[2]。[18F]-FBnTPは、銅触媒を用いたワンステップ18Fフッ素化反応により製造することができ、そのための製品をご用意しております。

[1] Mitchell, P. Evidence discriminating between the chemical and the chemiosmotic mechanisms of electron transport phosphorylation. Nature 1965, 208 (5016), 1205–1206.
[2] Zhang, Z. One‐step synthesis of 4‐[18F]fluorobenzyltriphenylphosphonium cation for imaging with positron emission tomography. J. Label Compd. Radiopharm 2016, 1–5.

関連製品
#7058 FBnTP前駆体
https://abx.de/products/small-molecules-and-peptides/chemical/58716464-4391-42b6-b1c8-9ad308b8c7d5
#7059 FBnTPリファレンス・スタンダード
https://abx.de/products/small-molecules-and-peptides/chemical/0940db39-b9dd-4d07-8cf4-863c16fc7269

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図 FBnTP前駆体の構造。

【製品紹介】今月の注目製品 DMPY2前駆体 悪性黒色腫は皮膚がんの中で最も悪性度が高く、死亡率も非常に高い疾患です。治療成功率や生存率を向上させるためには、原発性および転移性黒色腫を早期に発見することが非常に重要です。N-(2-(ジメチル...
31/10/2025

【製品紹介】今月の注目製品 DMPY2前駆体

 悪性黒色腫は皮膚がんの中で最も悪性度が高く、死亡率も非常に高い疾患です。治療成功率や生存率を向上させるためには、原発性および転移性黒色腫を早期に発見することが非常に重要です。N-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-5-[18F]フルオロピコリナミド([18F]DMPY2)は、ピリジン系ベンズアミド誘導体で、黒色素に対して高い親和性と選択性を示します。黒色素は黒色腫の90%以上で過剰発現しており、腫瘍の異質性や治療反応と密接に関連しています[1]。

 現在臨床で悪性黒色腫の画像診断に用いられている[18F]FDGと比較して、[18F]DMPY2は炎症による影響を受けにくく、第一相臨床試験では偽陽性病変の識別に優れていることが示されています[2,3]。

[1] Pyo, A. Ultrasensitive detection of malignant melanoma using PET molecular imaging probes. PNAS 2020, 117 (23), 12991-12999.
[2] Yang, Y. First-in-human PET imaging and evaluation of melanin-targeted [18F]DMPY2 in malignant melanoma patients. Theranostics 2025, 15 (13), 6100-6110.
[3] Pyo, A. Comparative evaluation of [18F]DMPY2, [18F]P3BZA and [18F]FBZA for PET imaging of malignant melanoma in small animal models. JNM, 2021, 62 (supplement), 1471

関連製品
#5770 DMPY2前駆体
https://abx.de/products/small-molecules-and-peptides/chemical/afb37db5-166c-4258-9117-6f772830176d
#5770 DMPY2リファレンス・スタンダード
https://abx.de/products/small-molecules-and-peptides/chemical/64481162-8cab-4c6d-9eb3-d83450e6e494

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図 DMPY2前駆体の構造。

【お知らせ】Lithium Aluminium Hydride 製造中止について ABX社より、Lithium Aluminium Hydride の製造中止の連絡がございました。今後の入手が困難になる可能性がございますので、ご利用のお客様...
26/09/2025

【お知らせ】Lithium Aluminium Hydride 製造中止について

 ABX社より、Lithium Aluminium Hydride の製造中止の連絡がございました。今後の入手が困難になる可能性がございますので、ご利用のお客様は代替品のご検討をお願いいたします。詳細は以下のご案内をご確認ください。

👉 詳細はこちら
https://research.sceti.co.jp/news/view/161

本件によりお客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

【製品紹介】今月の注目製品 Pittsburgh Compound B (PiB) 前駆体 6-OH-BTA-0

 ピッツバーグ・コンパウンド B(PiB)は、炭素11で標識されたチオフラビンTのベンゾチアゾール誘導体で、アルツハイマー病の特徴であるβアミロイド(Aβ)のイメージングに用いられます[1] 。[11C]PiBは、人のAβ凝集体に特異的なPET放射性トレーサーとして初めて広く使われたもので、Aβプラークやその他のAβ病変に高い親和性と選択性を示します。20年以上使用され、いくつかの18F標識Aβトレーサーが承認されている現在でも、Aβイメージングのゴールドスタンダードとされています。これは、前駆体や参照標準物質が研究開発や臨床用途(例:承認された治療目的使用プログラム、IND、IMPDなど)で広く利用可能であることも理由の一つです。

[1] Klunk, W. E. et al. Imaging brain amyloid in Alzheimer's disease with Pittsburgh Compound-B. Ann Neurol. 2004, 55, 306-319.[2] Myburgh P. J. et al. Two decades of [11C]PiB synthesis, 2003-2023: a review. Am. J. Nucl. Med. Mol. Imaging 2024, 14, 48-62.

関連製品
#5100 6-OH-BTA-0(PiB前駆体)
https://abx.de/products/small-molecules-and-peptides/chemical/a2d481b6-c47b-41fc-ae98-78d0339d0915
#5120 6-OH-BTA-1 hydrochloride(PiBリファレンス・スタンダード)
https://abx.de/products/small-molecules-and-peptides/chemical/2e28c4a5-7e6a-4408-8cc9-fc428083d5b2
#5140 6-OH-BTA-1 (free base)(PiBリファレンス・スタンダード)
https://abx.de/products/small-molecules-and-peptides/chemical/35e53071-9082-4a38-a516-21cf62addd1f

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図 PiB前駆体の構造。

【製品紹介】今月の注目製品 16α-[18F]Fluoroestradiol (FES)前躯体 16α-[¹⁸F]フルオロエストラジオールは、エストラジオールの放射標識された形態であり、エストロゲン受容体(ER)を発現する組織を全身かつ非侵...
29/08/2025

【製品紹介】今月の注目製品 16α-[18F]Fluoroestradiol (FES)前躯体

 16α-[¹⁸F]フルオロエストラジオールは、エストラジオールの放射標識された形態であり、エストロゲン受容体(ER)を発現する組織を全身かつ非侵襲的に評価することを可能にします。これは腫瘍学における最初の受容体標的PET放射性トレーサーであり、数十年間にわたり研究用試薬として使用されてきました。[1]

 最近では、16α-[¹⁸F]フルオロエストラジオールは臨床現場での使用が増えており、IND(治験用医薬品申請)や治療選択肢が限られる患者への未承認薬の提供のもとで、転移性ER陽性乳がんの検出に用いられています。[2]

[1] Katzenellenbogen, J. A. The Quest for Improving the Management of Breast Cancer by Functional Imaging: The Discovery and Development of 16α-[18F]Fluoroestradiol (FES), a PET Radiotracer for the Estrogen Receptor, an Historical Review. Nucl. Med. Biol. 2021, 92, 24–37.
[2] O’Brien S. R. et al. 18F-Fluoroestradiol: Current Applications and Future Directions. RadioGraphics 2023, 43, 3.

関連製品
#1900 MMSE(FES前駆体)
https://abx.de/products/small-molecules-and-peptides/chemical/58785e81-f318-49fd-943b-149658e8e94a
#1910 16α-Fluoroestradiol(FESリファレンス・スタンダード)
https://abx.de/products/small-molecules-and-peptides/chemical/7a471610-eb20-4102-ba38-89dcc1373974

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図 MMSEの構造。

【製品紹介】今月の注目製品 [99mTc]TcO-ABX474 前躯体ABX474は、前立腺がんに高発現する前立腺特異膜抗原(PSMA)を標的とするテクネチウム-99m(⁹⁹ᵐTc)標識用の前駆体であり、ドイツ・ドレスデンにあるHZDR(ヘ...
25/07/2025

【製品紹介】今月の注目製品 [99mTc]TcO-ABX474 前躯体

ABX474は、前立腺がんに高発現する前立腺特異膜抗原(PSMA)を標的とするテクネチウム-99m(⁹⁹ᵐTc)標識用の前駆体であり、ドイツ・ドレスデンにあるHZDR(ヘルムホルツ研究センター ロッセンドルフ研究所)との共同開発によって設計されました[1]。

 本化合物を用いて合成される[99mTc]TcO-ABX474は、SPECT(単一光子放射断層撮影)によって画像化が可能であり、進行前立腺がん患者の病変評価や、PSMA標的放射性リガンド治療(RLT)前の選択評価としての使用が期待されています。

 このトレーサーの臨床応用に関する初期成果は、RahbarらによりJournal of Nuclear Medicine(2024年6月、65巻補足2、241711)にて発表されており、[99mTc]TcO-ABX474が安全かつ有望な診断用PSMAリガンドであることが示されています。

[1] Lis et al. Development of [99mTc]TcO-ABX474: Design, Synthesis, and Biological Evaluation of PSMA-Binding Technetium-99m Radioligands for SPECT Imaging of Prostate Cancer. Journal of Medicinal Chemistry 2025, https://doi.org/10.1021/acs.jmedchem.4c02767

関連製品
#99740 ABX474
https://abx.de/products/small-molecules-and-peptides/chemical/6bcf7927-387a-4a6f-be26-6c267cf64231

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図 ABX474の構造。

製品紹介】今月の注目製品 MFBG-SPIAd 前躯体 ノルエピネフリン輸送体(NET)は、カテコールアミンという物質を細胞の中に取り込む働きを持つタンパク質で、神経芽腫などの神経内分泌腫瘍に多く見られます。PET検査で使われる放射性トレー...
27/06/2025

製品紹介】今月の注目製品 MFBG-SPIAd 前躯体

 ノルエピネフリン輸送体(NET)は、カテコールアミンという物質を細胞の中に取り込む働きを持つタンパク質で、神経芽腫などの神経内分泌腫瘍に多く見られます。PET検査で使われる放射性トレーサーの一つ、[¹⁸F]MFBGは、NETの発現を調べたり、研究の中で変化を追ったりするのに役立っています。

 ABXのカタログに新しく加わったMFBG-SPIAd前駆体( #7038)は、スピロシクリック・ヨードニウム・イリドという補助基を持ち、金属を使わずに簡単な2ステップで[¹⁸F]MFBGを作ることができます。これによって、従来のピナコールボロン酸エステル型の前駆体( #7033、 #7035)に代わる、新しい選択肢としてご利用いただけます。2種のMFBG前駆体と基準物質( #7034)を研究目的で提供しております。

関連製品
#7038 MFBG-SPIAd precursor
https://abx.de/products/small-molecules-and-peptides/chemical/ddfdcfd8-8b6e-4b72-b08d-59425fa8d842
#7034 MFBG hydrochloride
https://abx.de/products/small-molecules-and-peptides/chemical/21619c12-a9b9-4007-89c4-4635cd75c6c5

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図 MFBG-SPIAd 前駆体の構造。

住所

東京都千代田区霞が関3丁目6番7号 霞が関プレイス 3F
Chiyoda-ku, Tokyo
100-0013 

アラート

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