◆ミネラル酵母とは?
ミネラル酵母とは、酵母培養時に無機ミネラル(硫酸塩や炭酸塩等の塩基と結合しているミネラル)を酵母に取り込ませ、酵母内の亜鉛含量を高めた食品原料です。ミネラル酵母内のミネラルのほとんどは、ミネラルのたんぱく質や核酸などの成分と結合した形で存在します。牡蠣などの天然素材に非常に近い形で存在しているのです。
◆なぜ、亜鉛酵母が良いの?
多く亜鉛を含む天然素材には、牡蠣肉エキスや藻類のエキスが存在します。近年、野生の牡蠣などからトリブチルスズが検出されるなど、天然の素材は、ヒ素、重金属、有機スズなどの有害成分も濃縮される可能性があるため、原料の汚染などの安全管理の面で心配が付きまといます。一方、亜鉛酵母は、外的汚染の心配がほぼないため、安心してご利用いただけます。
また、ミネラル酵母に使用されている酵母は、ビールやワインを醸造にも利用されています。安全上、全く問題がありません。食品添加物ではないので、食品添加物を極力使用しないというコンセプトの商品にもご利用いただけます。
◆急性毒性(LD50)
無機ミネラル>ミネラル酵母
亜鉛酵母:12g以上/kg(ラット体重);
10%亜鉛含有なので亜鉛として1200mg 以上/kg
-厚生労働省指定分析機関分析データ
酸化亜鉛=630mg/kg -Oxford MSDS
塩化亜鉛=350mg/kg -Oxford MSDS
◆ミネラル酵母の使用実績
ミネラル酵母は、欧米諸国で30年以上の使用実績があります。また、学術的な研究も古く、すでに1976年には、Doisy ら(「Trace Element in Human Health and Disease」)が、クロム酵母のクロムが血糖値を正常に戻す作用があることを報告しています。近年でも、安価なキレートミネラルの使用が増える中、安全なミネラル素材として、キレートミネラルと人気を二分しております。
◆亜鉛酵母10%の特徴
『 製 法 』
亜鉛酵母は、酵母と(有機・無機)亜鉛を原料に、主に以下の2通りの製法で製造されています。
【1】 酵母に亜鉛耐性を与え、生きた状態の酵母に亜鉛を取り込ませる製法
【2】 酵素などを用いて、酵母内の有機物に亜鉛を結合させる方法
一般的に【1】の製法にくらべ、【2】の製法の方が亜鉛含有率を容易に高めやすい反面、原料の無機亜鉛が残留しやすいと言われています。亜鉛酵母10%は、【1】の製法で作られており、亜鉛の含有量も10%と高含有な製品です。また、亜鉛酵母10%の原料亜鉛は、水溶性でかつ食品添加物として認められている硫酸亜鉛を使用しています。
『 原料亜鉛の残留性 』
亜鉛酵母は、原料の無機亜鉛を残留する可能性があり、特に酸化亜鉛を原材料としている亜鉛酵母は、酸化亜鉛をそのまま残留していることが多いのが問題です。そして、亜鉛酵母10%の特徴は、原料となる結晶質の無機亜鉛(硫酸亜鉛)が残留していない点です。
◆なぜ、亜鉛酵母10%は結晶質の亜鉛が残留しないの?
結晶質の亜鉛が残留しない理由は、以下の3点です。
【1】 亜鉛耐性が強い酵母を使用しているため
【2】 亜鉛を取り込まれる基盤であるたんぱく質が酵母に多く含まれているため
【3】 酸化亜鉛のような水に不溶な亜鉛ではなく、水溶性の硫酸亜鉛を使用しているため
弊社亜鉛酵母10%の製造メーカーは、醸造業から始まり酵母を約140 年に渡って取り扱っております。Medience 亜鉛酵母に使用されている酵母は、長年の研究によって亜鉛耐性の強い酵母を選択されているのです。この酵母は、たんぱく質が高含有で含有し、餌として与えられる亜鉛が十分に蓄えられる基盤を持っているのです。また、これは憶測でありますが、水溶性の亜鉛の方が酵母にとって取り込みやすいものと考えられます。
※無機亜鉛が残留している亜鉛酵母は違法品です※
◆表記例
亜鉛含有酵母、酵母(亜鉛含有)、酵母、亜鉛イースト
◆栄養機能食品による表示(亜鉛としての下限値:2.1mg、上限値:15mg)
亜鉛は、味覚を正常に保つのに必要な栄養素です。
亜鉛は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
亜鉛は、たんぱく質・核酸の代謝に関与して、健康の維持に役立つ栄養素です。
◆品質管理
X線解析、急性毒性、残留農薬、ハラル認証
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