ストレスマネジメントネットワーク

ストレスマネジメントネットワーク 認知行動療法的アプローチを学習できる場を設けることで、職場、学校、?

■ストレスカウンセラー育成への思い

うつ病などストレスに起因するメンタルヘルス不調が社会問題化する中、認知行動療法に対する関心が高まっています。それに伴って認知行動療法を研修できる機会が増えてきていますが、単発の研修が多く、継続的に勉強する機会が限られていました。

そこで、ストレスマネジメントネットワークでは、平成25年末に職域で導入されるストレスチェック制度で、高ストレスと判定された人など、ストレスを体験している人の支援業務に役立つ認知行動療法的アプローチの基礎を学習し、それを継続的に学習できる研修プログラムを提供することにしました。多くの方に参加していただき、こころの健康支援のスキル向上に役立てていただけるよう、願っています。

精神科医 大野裕

15/10/2019

昨日のケース検討会では、精神科医、公認心理師、産業カウンセラー、介護職、ハローワーク職員など多方面にわたる人たちが参加していただいたおかげで、1時間ごとに休みが取れる制度のことなど、自分の職種だけではわからない情報を共有しながら総合的な視点で議論できました。
今日の動画研修では『認知行動療法トレーニングブック(医学書院)の「9.合理的な考えを生み出す、10.合理的な考えを生み出す難しさ、11.認知的リハーサル」のビデオを観てディスカッションしました。穏やかに、しかししっかりと自分の意見を伝えながら患者をサポートする動画の中の治療者の姿に皆、関心を持ちました。単に患者の話を聞くだけでなく、押しつけにならない形で自分の意見を伝えることの大切さについて話しました。

うつ病、不安症、摂食障害、身体表現性障害認知行動療法を受けてから5年から20年たった263名の患者さんのフォローアップ研究です。治療直後の効果が維持されていただけでなく、さらに改善が見られたことが報告されています。https://www.k...
01/06/2019

うつ病、不安症、摂食障害、身体表現性障害認知行動療法を受けてから5年から20年たった263名の患者さんのフォローアップ研究です。治療直後の効果が維持されていただけでなく、さらに改善が見られたことが報告されています。
https://www.karger.com/Article/Abstract/500188

Objective: Long-term follow-ups several years after receiving cognitive behavioral therapy (CBT) are scarce and most of the existing literature describes follow-up data of randomized-controlled trials. Thus, very little is known about the long-term effects of CBT in routine care. Methods: We investi...

先日ご案内した『認知行動療法トレーニングブック 第2版』を用いた通年研修ですが、早速何人かの方からご連絡をいただきました。ありがとうございます。ただ、遠くにお住まいの方々から、研修には参加したいが、平日の夜に毎月参加するのは難しいとのご意見...
09/12/2018

先日ご案内した『認知行動療法トレーニングブック 第2版』を用いた通年研修ですが、早速何人かの方からご連絡をいただきました。
ありがとうございます。
ただ、遠くにお住まいの方々から、研修には参加したいが、平日の夜に毎月参加するのは難しいとのご意見をいただきました。
そうしたご意見を踏まえて、通年研修に加え、週末2日間研修を3月23日(土)、24日(日)に実施することにしました。
教材は同じ『認知行動療法トレーニングブック』で、 研修に参加される方には本書を一部無料でお分けします。
詳細はストレスマネジメントネットワークのホームページの『動画で学ぶ週末2日研修』のコーナーをご覧ください。
https://stress-management.co.jp/

アメリカ精神医学会の『認知行動療法トレーニングブック 第2版』(医学書院)の日本語版が発売になりました。今回は、米国の名だたる認知行動療法家のロールプレイ面接動画が23編(200分)と、大幅に拡充しました。その内容が素晴らしいのでこの本と動...
02/12/2018

アメリカ精神医学会の『認知行動療法トレーニングブック 第2版』(医学書院)の日本語版が発売になりました。
今回は、米国の名だたる認知行動療法家のロールプレイ面接動画が23編(200分)と、大幅に拡充しました。
その内容が素晴らしいのでこの本と動画を使った通年研修を久しぶりに実施します。
詳細はストレスマネジメントネットワークのHPをご覧ください。

8月19日(日)午後2時から代々木(東京)の国立オリンピック記念青少年総合センターで認知行動療法教育研究会で話をします。関心のある方はご参加ください。
25/07/2018

8月19日(日)午後2時から代々木(東京)の国立オリンピック記念青少年総合センターで認知行動療法教育研究会で話をします。関心のある方はご参加ください。

30/03/2018

次回のスキルアップ研修は8月11日の予定です。私の面接動画など、具体的な面接の記録をもとに議論を深める予定ですので、関心のある方はご参加ください。

06/02/2018

先週末、2日間の少人数制認知行動療法基礎研修が終わりました。まったくの初心者から経験者まで、それぞれの立場で活発な議論が展開されました。次回は8月です。

20/01/2018

ストレスマネジメントネットワークのケース検討会で、カウンセリングでほめることの難しさが話題になりました。参加者全員が悩んでいるテーマで、活発な議論の末、最終的に①患者の気持ちに寄り添う(ほめてほしいという気持ちを感じ取る、もしくは新たな気づきを助ける)②良い点を具体的に指摘する(うわべではなく、実体のある褒め言葉)③治療者がほめた言葉に対する反応を聞く(患者の主体性を尊重する)、の3点がほめるときのポイントとして上がりました。

18/11/2017

先週末の札幌での厚労省認知行動療法研修の懇親会で、私がいつも、認知行動療法は単に考えを切りかえたり考え方のクセを変えたりするアプローチではないと強調するのが不思議だったと言う中堅の精神科医。でも、「基礎研修」でも使う私の悪い面接例の動画を観て、自分が意識しないで患者さんを傷つけていたことに気づいたそうです。嬉しい気づきにお互い話が弾みました。

01/11/2017

中国発の音声プラットフォーム「シマラヤジャパン」に私の講演「こころを元気にする10のレッスン」の録音がアップされました。シマラヤでは本の朗読や講演、エンターテインメントなど、様々なコンテンツを聴くことができ、中国では4億人の会員がいるそうです。日本では来年の3月まで無料で利用できます。
http://m.himalaya.fm/59020/album/101193

大野裕の認知行動療法活用サイト[ここトレ] こころのスキルアップ・トレーニング http://www.cbtjp.net/ 【関連書籍】 大野裕著『マンガでわかりやすい うつ病の認知行動療法―こころの力を活用する7つのステップ』 https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4907072287/kizunapub-22/ 【講師プロフィール】 大野裕(おおの・ゆたか)精神科医、(一社)認知行動療法研修開発センター理事長 1950年、愛媛県生まれ。1978年、慶應義塾大学医学部卒業と同時に、同大学の精神神経学教室に入室。その後、コーネル大学医学部、ペンシル...

06/10/2017

基礎研修(2018年2月3日、4日)とスキルアップ研修(2018年3月25日)の日程を追加しました。今週火曜日のケース検討会では、活動記録表の使い方が、行動活性化の時とリワーク施設で違っているために混乱しやすいことが話題になりました。今月はBeck Instituteのサミットに参加することもあって、週末がすべてつぶれ、土曜日のケース検討会を持つことができません。来月からは従来通り火曜日の夜と土曜日の午後にケース検討会を開きます。

19/09/2017

9月17日、18日と京都で行ったうつ病の認知行動療法厚労省研修事業の研修会のなかで「症例の概念化(ケースフォーミュレーション)」についての質問が出ました。ケースフォーミュレーションを認知モデルと混同されることがありますが、ケースフォーミュレーションはより全体的に患者さんを理解するためのものです。また、ケースフォーミュレーションのなかの作業仮説は、「2,3分で行う申し送り」のようなものだと考えればわかりやすいと思います。

16/09/2017

少人数制の認知行動療法スキルアップ研修が終わりました。認知療法尺度CTRSをもちいた認知行動療法の基礎的な解説のあと、アーロン・ベックの面接動画を見て議論をし、さらに私のリアル面接動画を見て議論しました。参加した方々の積極的な発言のおかげで充実した1日になりました。

14/09/2017

先週末に厚労省の認知行動療法研修事業のワークショップを東京で開催しました。そのなかで、アーロン・ベックの「認知に至る王道は感情である」という言葉を紹介しました。認知行動療法というと考えにばかり目を向けがちで、まず感情の動きに気づいて、その気持ちに共感しながら背景にある認知に少しずつ目を向けていくという基本的な視点を忘れる治療者が少なくないからです。認知の修正は問題解決のための手段で、それ自体が目的になると、そのように考えて悩んでいる人を責めることになりかねないので注意が必要です。

05/09/2017

今夜のケース検討会では、現実の問題を多く抱えたケースが話題になり、その人にとって大切な課題に目を向けることで問題に振り回されないようにするアプローチについて話し合いました。もう1例では、他の人から理解してもらえずあきらめている人に対する治療者のサポーティブな態度の持つ意味について話し合いました。

02/09/2017

今日のケース検討会の前半では、リワーク施設で働いている方の質問を中心に行いました。リーワーク施設では、認知行動療法=認知再構成法と誤解されていることが多いことが話題になり、個々のコラムを書き込むことよりも、①とっさの考えが現実とは限らないことに気づき、②情報収集して問題に的確に取り組めるように考えること、が重要だということを確認しました。私からは、Beck InstituteのOnline training について簡単に話をして、導入部でポジティブな出来事も取り上げるようになっていることと、ホームワークをaction planと呼ぶようになっていることを紹介しました。後半には、神経内科医が様々な身体症状に苦しんでいる患者について報告し、チームミーティングを含めた対応策について、認知行動療法の視点から皆で話し合いました。

27/08/2017

10月7日に予定していたケース検討会を中止にしました。アーロン・ベック先生が主催するBeck Excellence Summitに招待されたためです。これは、ベック先生にゆかりのある認知行動療法の専門家が集まって情報を共有する目的で開かれる会合で、その内容は今後の毛イース検討会や研修会で紹介していきたいと思います。ケース検討会への参加を予定されていた方々には申し訳ないのですが、Summitのけんけんを今後に活かしていきますので、ご理解いただければと思います。

27/08/2017

いまから、認知行動療法研究会の関東地区の推進委員会の研修会があります。教育場面で認知行動療法を活用しようという教員を中心とした集まりで、今日はアンガーマネジメントを中心に研修をします。アンガーマネジメントの基本は、反応ではなく選択、つまりかっとなって反応するのではなく、一息入れて適切な行動を選択できるようになることです。

住所

飯田橋3-4/4
Chiyoda-ku, Tokyo
102-0072

アラート

ストレスマネジメントネットワークがニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

その診療所に問い合わせをする

ストレスマネジメントネットワークにメッセージを送信:

共有する

Share on Facebook Share on Twitter Share on LinkedIn
Share on Pinterest Share on Reddit Share via Email
Share on WhatsApp Share on Instagram Share on Telegram