20/04/2026
グロインペイン症候群とは?原因と対策、フォームソティックスの有効性について
グロインペイン症候群とは
グロインペイン症候群とは、鼠径部(足の付け根)周辺に痛みが出るスポーツ障害の総称です。
特にサッカーやラグビー、陸上競技など、走る・蹴る・方向転換を繰り返す競技に多く見られます。
医学的には明確な単一の疾患ではなく、以下のような複数の要因が関与して起こります。
内転筋(太ももの内側)の炎症や損傷
腸腰筋の過緊張
股関節の可動域制限
体幹の不安定性
骨盤の歪み
足部の過回内
これらが複合的に関わることで、慢性的な痛みとして現れます。
主な症状
グロインペイン症候群では、以下のような症状が特徴です。
足の付け根(鼠径部)の痛み
キック動作時の鋭い痛み
走り出しや方向転換時の違和感
股関節を開いたときの痛み
運動後に強くなる鈍痛
初期は軽い違和感程度でも、放置すると慢性化しパフォーマンス低下や長期離脱につながることもあります。
原因となる身体の問題
グロインペイン症候群の背景には、以下のような身体の使い方の問題があります。
① 下半身のアライメント不良
足部の崩れ(過回内など)により、膝や股関節に負担がかかります。
② 骨盤・体幹の不安定性
体幹が安定しないことで、股関節周囲の筋肉に過剰な負担が集中します。
③ 筋肉のアンバランス
内転筋と腹筋群、腸腰筋などのバランスが崩れることで痛みが発生します。
フォームソティックスの有効性
グロインペイン症候群の改善・予防において、フォームソティックス(Formthotics)インソールは非常に有効な手段の一つです。
フォームソティックスとは
足の機能を正常に導くために設計された、医療グレードの矯正インソールです。
なぜフォームソティックスが効果的なのか
① 足部の安定化
フォームソティックスは足のアーチを適切にサポートし、過剰な回内(オーバープロネーション)を抑制します。
これにより、下半身全体の動きが安定します。
② 股関節への負担軽減
足元が安定することで、膝・股関節のねじれが減少し、鼠径部へのストレスが軽減されます。
③ 運動連鎖の改善
足→膝→股関節→体幹という運動の連動(キネティックチェーン)が整うことで、効率の良い動きが可能になります。
④ 再発予防
根本原因である「足部の崩れ」にアプローチするため、痛みの再発予防にも効果的です。
当院でのアプローチ
当院では、グロインペイン症候群に対して以下のような施術を行っています。
股関節・骨盤の調整
ハイボルテージで痛みの軽減
筋肉バランスの改善(手技療法)
体幹トレーニング指導
フォームソティックスのフィッティング
単なる痛みの緩和だけでなく、根本原因にアプローチし再発しにくい身体作りを目指します。
まとめ
グロインペイン症候群は、放置すると長期化しやすいスポーツ障害です。
その原因の一つである「足元の不安定性」に対して、フォームソティックスは非常に有効です。
痛みがなかなか改善しない
繰り返し同じ場所が痛くなる
パフォーマンスを上げたい
このようなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。