17/11/2025
外側上顆炎(テニス肘)とは?分かりやすく解説します。
外側上顆炎(がいそくじょうかえん)とは、肘の外側にある「外側上顆」という部分に炎症が起こり、痛みが出る症状のことを指します。
一般的には 「テニス肘」 とも呼ばれ、テニス選手に多く見られたことからこの名前がついていますが、スポーツをしていない方にもよく起こる身近な症状です。
原因:前腕の使いすぎによる負担
外側上顆炎は、主に手首や指を伸ばす筋肉の使いすぎによって起こります。
特に以下のような動作を繰り返すことで、筋肉が付着する肘の外側へ負担が集中し、炎症が生じます。
・パソコン作業(マウス操作)
・重い荷物を持つ
・雑巾絞りや家事動作
・スポーツ(テニス、バドミントンなど)
年齢的には40代〜60代の方に多いのも特徴です。
主な症状
外側上顆炎の症状は次のようなものがあります。
・肘の外側がズキッと痛む
・ペットボトルのフタを回す時に痛い
・タオルを絞るときに痛む
・物をつかんで持ち上げる動作で痛む
・じっとしていると痛くないが、動かすと痛い
日常生活の何気ない動きが痛みによって制限されることが多く、放置すると長引く傾向があります。
治療・改善方法
外側上顆炎は、適切なケアを行うことで改善が期待できます。
① 安静と生活動作の見直し
痛みを感じる動作を避け、肘の負担を減らします。
② 炎症を抑えるためのアイシング
痛みが強い場合は、氷で冷やすことで炎症を軽減できます。炎症期がすぎたら温めた方が良いです。
③ ストレッチ・筋膜リリース
前腕(手首を伸ばす筋肉)の柔軟性を高めることで、肘への負担を減らします。
④ 物理療法・手技療法
当院では、超音波・手技・ハイボルテージ等を使用し、筋肉や腱への負担を軽減していきます。
⑤ サポーターの利用
肘用サポーターは、動作時の筋肉の引っ張りを軽減し、痛みの緩和に役立ちます。発注出来ますのでご相談ください。
放っておくとどうなる?
外側上顆炎は「自然に治ることもある」と言われていますが、痛みを我慢しながら使い続けると慢性化し、数ヶ月〜1年以上続くこともあります。
早めのケア・治療が改善の近道です。
まとめ
外側上顆炎は肘の外側の炎症による痛み
家事・仕事・スポーツなど、誰にでも起こり得る
放置すると長引くため、早めのケアが大切
治療やストレッチで改善が期待できるので、すぐにご相談ください。