福岡市平尾 performance lab Body Provite Proof

福岡市平尾 performance lab Body Provite Proof BODY PROVITE PROOFは福岡を中心に、パーソナルトレーニング・チームトレーニ?

【新講座リリース】動作のための感覚最適化メソッド講座Sensory Optimization for Movement
動きを変える前に、“感じられる身体”を取り戻す。動作改善がうまくいかない理由は、
フォームでも筋力でもありません。その多...
22/11/2025

【新講座リリース】
動作のための感覚最適化メソッド講座
Sensory Optimization for Movement
動きを変える前に、“感じられる身体”を取り戻す。

動作改善がうまくいかない理由は、
フォームでも筋力でもありません。
その多くは
「感覚システムのズレ」 にあります。
✔ 足裏の感覚が曖昧
✔ 視線と身体の向きが一致しない
✔ 初動で迷う
✔ 頭が揺れて安定しない
✔ 身体が“自分のもの”として感じられない
こうした現象はすべて、
体性感覚 × 視覚 × 前庭 × 身体所有感 × 行為主体感
この情報システムがうまく働いていないことが原因です。

この講座では、
姿勢・動作改善の土台となる「感覚」を再構築することで、
動きを正しく“感じられる身体”へ戻し、
迷わない・戻らない・安定した動作 をつくり出せるようになります。

✔ 本講座で扱う4つの領域
* 体性感覚(Sensory):足底・固有感覚・荷重方向
* 視覚(Vision):視線・方向性・空間認知
* 前庭(Vestibular):回転・加速減速・頭部安定
* 身体所有感/主体感(Body Ownership / Agency)
これらの感覚を統合し、
「感じる → 初動 → 安定した動作」 の流れを再構築します。

✔ この講座で得られること
◉ 足裏・視線・前庭のズレを一瞬で見抜く力
◉ 初動の迷いが消え、動作がスムーズに出る
◉ 感覚入力 → 動作出力の“橋渡し”ができる
◉ 戻らない身体をつくる感覚最適化プロトコル
◉ クライアントの改善の“再現性”が上がる
「感じられる身体」が戻った瞬間、
動作は自然と変わります。

✔ カリキュラム(全6章)
1. 感覚システムの全体像
 体性感覚/視覚/前庭/所有感/主体感の役割と相互作用
2. 体性感覚の最適化
 足底・荷重ライン・固有感覚の再構築
3. 視覚の最適化
 視線・方向性・空間認知を整える視覚ドリル
4. 前庭の最適化
 加速減速・回転・頭部安定の改善アプローチ
5. 身体所有感/行為主体感の再構築
 “自分で動かしている感覚”を取り戻す
6. 感覚 → 動作のブリッジ
 感覚入力から動作へつなげる実践テンプレ

✔ 受講スタイル
* オンライン動画講座(会員サイトで視聴)
* スライド資料つき
* 好きなタイミングで学習可能

🎁 受講特典
【チェックリスト】
・感覚最適化チェックリスト(PDF)
・感覚システムチェックシート(専門家用)
【テンプレート】
・感覚 → 動作ブリッジ セッション構成テンプレ
現場でそのまま使える“即戦力のツール”です。

【講師紹介】
御厨 広志 HIROSHI MIKURIYA
NSCA-CPT/NASM-PES/NASM-CES
FMS LEVEL1&2
ビジョンアセスメント協会認定ビジョントレーナー
アスリートから一般クライアントまで
「動きの本質」から身体を変える指導を提供。
動作改善・感覚アプローチの専門家としてトレーナー育成にも尽力。

【受講料】
リリース記念 特別価格
通常価格:49,800円
➡️ 24,800円

🟦 Sensory 受講者にとって最もお得な “2講座セット”

2講座セット(Sensory × Error)
通常 109,600円 →
👉 【セット特別価格】54,800円

✦ Sensory を受ける方は

+30,000円で Error Mastery(通常59,800円)が丸ごと受講可能。

✦ 感覚 → 構造 → 制御 の流れが繋がり、

現場の“戻らない改善”まで一気に到達できる。

今回だけの特別設定です。

※期間限定 2025年11月25日(火) 23:59まで

感覚が整うと——
動作は勝手に変わります。
“感じられる身体”を取り戻し、
あなたの指導力を次のステージへ。

お申し込みはプロフィールのリンクから👇

▼▼▼お問い合わせ先▼▼▼
BODY PROVITE PROOF  担当:御厨
mail : body.provite.proof@gmail.com
電話番号 09084092253

organized by BODY PROVITE PROOF

【新講座リリース】動作エラーを的確に見極めて改善に導く、実践講座 【Movement Error Mastery】クライアントの動作は、
“見た目のフォーム”だけでは読み解けません。なぜその動きを選び、
なぜエラーが起き、
なぜ変わらないの...
22/11/2025

【新講座リリース】
動作エラーを的確に見極めて改善に導く、実践講座 【Movement Error Mastery】

クライアントの動作は、
“見た目のフォーム”だけでは読み解けません。
なぜその動きを選び、
なぜエラーが起き、
なぜ変わらないのか。
その背景まで理解し、
説明できて、改善に導けるようになります。

Movement Error Mastery では、
ベーシックな動作評価を土台にしながら
構造(Structure)
感覚(Sensory)
神経制御(Motor Control)
環境(Environment)
4つの領域から動作を読み解き、
エラーの“真因”を的確に捉える力 を養います。
フォーム修正だけに頼らず、
“根拠ある介入”へとつなげるための
現場力・分析力を高める実践講座です。

✔ 評価力とは
「エラーの背景を読み解く力」
どれだけ技術を持っていても、
何を見て、どう考え、どこに働きかけるのか。
この“見立ての精度”が低いと、
改善は安定しません。
評価力が上がると、
その人の身体に起こっている“物語”が見えてきます。
筋肉の問題なのか、
感覚のズレなのか、
制御のエラーなのか。
背景が見えると、改善の再現性が生まれます。

✔ この講座で得られること
◉ 動作を「構造 × 感覚 × 制御」から多角的に読み解く力
◉ どこでエラーが生まれているか“真因”を特定する力
◉ 何を見て → どう考えて → どこへ介入するかを言語化
◉ クライアントを確信を持って導ける評価・分析力
◉ 技術より先に必要な“観る力”が身につく

✔ カリキュラム(全6章)
1. エラーの階層構造
 構造・感覚・制御の3層で動作を読み解く
2. 構造エラーの見極め方
 骨格アライメント・荷重ライン・方向性
3. 感覚エラーの見極め方
 足底・視線・前庭・所有感のズレ
4. 制御エラーの見極め方
 初動・タイミング・協調の乱れ
5. 動作別エラー事例
 スクワット/片脚/歩行/方向転換
6. 改善プロトコル(構造×感覚×制御)
 戻らない身体をつくるアプローチ設計

✔ 受講スタイル
* オンライン動画(会員サイト視聴)
* スライド資料つき
* 好きなタイミングで学習可能

🎁 受講特典
【チェックリスト】
・エラー原因特定シート(構造×感覚×制御)
【ワークシート】
・動作別エラー分析シート
・改善プロトコル作成テンプレ
【資料】
・代表的エラー分類早見表(10動作)
現場でそのまま使える“即戦力ツール”を付属。

【講師紹介】
御厨 広志 HIROSHI MIKURIYA
NSCA-CPT/NASM-PES/NASM-CES
FMS LEVEL1&2
ビジョントレーナー/動作改善の専門家
アスリートから一般クライアントまで
「動きの本質」から変える指導を実践。

【受講料】
リリース記念 特別価格
通常価格:59,800円
➡️ 39,800円

同時にリリースした動作のための感覚最適化メソッド講座との2講座セットが最もお得

通常 109,600円 →
👉 【セット特別価格】54,800円

※ Error Mastery に+15,000円するだけで
Sensory Optimization が丸ごと受講できる今回だけの設定です!

※期間限定 2025年11月25日(火)23:59まで

エラーを“見たまま”で判断すると、改善は安定しません。
エラーの背景まで読み解けるようになった瞬間、
指導力は一段上へ進化します。

お申し込みはプロフィールのリンクから👇

▼▼▼お問い合わせ先▼▼▼
BODY PROVITE PROOF  担当:御厨
mail : body.provite.proof@gmail.com
電話番号 09084092253

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『予測と修正』フィードフォワード × フィードバック動作は、筋肉の力だけでつくられているわけではありません。人がスムーズに動けるのは、①予測(フィードフォワード)②修正(フィードバック)この2つの制御が“協調”して働いているからです。どちら...
22/11/2025

『予測と修正』

フィードフォワード × フィードバック

動作は、筋肉の力だけでつくられているわけではありません。人がスムーズに動けるのは、

①予測(フィードフォワード)
②修正(フィードバック)

この2つの制御が“協調”して働いているからです。

どちらか一方では、安定した動作は成立しません。

◆予測だけに頼ると起こる問題

予測は「これからどう動くか」を脳が先回りして準備する機能。

しかし、予測ばかりに依存すると…

◎外乱(押される・足場が変わる)に弱い
◎想定外の変化に対応できない
◎フォームが“固まりすぎる”
◎ずっと同じリズムでしか動けない

予測主導の動きは“計画通り”には強いが、
“予想外”には弱い部分もあります。

◆修正ばかりに頼るとどうなるか?

修正は「ズレを感知して調整する」機能。

ここに過度に依存すると…

◎動作がぎこちない
◎タイミングが遅れる
◎無駄な力みが生まれる
◎常にワンテンポ遅い動きになる

修正だけで動こうとすると、動作が常に反応が遅れてしまいます。

動作が最も安定するのは「予測 × 修正」の協調

最高の動作は、この2つが同時に働いている状態。

つまり、予測で“動作の方向性”をつくり、
修正で“微調整”を行えてる状態です。

この協調が起こると…

◎力みなく動作が始まる
◎変化にすぐ対応できる
◎外乱にも乱されにくい
◎パフォーマンスが安定し続ける
◎フォームが自然に整う

動作は、計画(feedforward)+修正(feedback)の連携で成り立っています。

◆予測 × 修正の協調を育てるトレーニング

① 条件を少しずつ変える(Variability)

→ 予測の柔軟性が高まる
足場・速度・リズム・負荷を微変化させる

② タイミングを操作する(Tempo Control)

→ 修正の反応速度が上がる
速い→遅い→止める→再開 など

③ 視覚・前庭・体性感覚を連動させる Sensory Integration

→ 修正の精度が上がる
視線固定・足裏入力・重心操作など

④ 軽い外乱を加える Perturbation Training

→ 予測と修正の協調が一気に育つ
押す・引く・揺らすなどの軽い刺激

動作の安定は “筋力”ではなく
予測 × 修正の協調 で決まります。

予測だけでも、修正だけでも不十分。
2つが調和するとき、動作はもっとも滑らかで、強く、安定します。

『動作のタイミング』筋力・柔軟性よりも“いつ動くか”が動作を決めています。動きがぎこちない。パワーがうまく伝わらない。フォームがバラつく。こうした問題の多くは、筋力不足でも柔軟性不足でもなく “タイミングエラー” により起こることもあります...
21/11/2025

『動作のタイミング』

筋力・柔軟性よりも“いつ動くか”が動作を決めています。

動きがぎこちない。
パワーがうまく伝わらない。
フォームがバラつく。

こうした問題の多くは、筋力不足でも柔軟性不足でもなく “タイミングエラー” により起こることもあります。

動作は 「何をするか」より「いつするか」 で決まっています。

◆タイミングがズレると、身体は必ず乱れます

タイミングエラーの例:

🔳投球で腕が早すぎる
→ 下半身からの力が乗らず、肩だけで投げるフォームに

🔳ジャンプで膝と股関節の屈伸が合わない
→ 推進力が分散し、跳躍が弱くなる

🔳歩行で腕振りが遅れる
→ 上下の連動が崩れ、身体の揺れが大きくなる

🔳スクワットで重心が先に落ちすぎる
→ 股関節ではなく膝に負担がかかる

🔳着地で“受ける瞬間”が遅れる
→ 衝撃吸収がうまくいかず、怪我につながる

すべて「正しい動きができていない」のではなく、正しいタイミングで行われていない状態です。

◆なぜタイミングエラーが起きるのか?

タイミングは、予測(フィードフォワード) × 感覚入力(フィードバック) により決まります。

どちらかがズレると動作をうまくいきません。

ズレが起こる原因は

① 予測のズレ(feedforward error)

・動きの開始が早い/遅い
・力の入りどころがズレる
・初動の方向が合わない

脳が未来の動きを正確に“先読み”できていない状態。

② 感覚入力の遅れ(feedback delay)

・足裏の圧を感じるのが遅い
・視覚の情報処理が遅れる
・前庭の反応が鈍る
・固有感覚がぼやける

感覚情報が遅れると、動作は必ずワンテンポ遅れる。

◆タイミングこそ“動作のリズム”をつくる

タイミングとは、
◎ 力を出す順番
◎関節が動く順番
◎支持→推進→回復の切り替え
◎上肢/下肢の協調
◎着地→反発→離地のタイミング

これらの「流れ」を整えることです。

流れが整うと、動作は“滑らか・軽い・効率的”になります。

◆タイミングを改善する3ステップ

①ゆっくりした動作で順序を確認する
→ スピードを落とすと、脳は“何が先か”を認識しやすくなります。

②リズムを変える(Tempo Variability)
→ 速い・遅い、止める・続ける。
タイミング調整能力が一気に育ちます。

③視線・呼吸を合わせる
→ タイミングは上位中枢で作られるため、
視線と呼吸の調整が流れを整えられます。

動作は筋肉ではなく タイミングでコントロールされています。

『できない動き』動作の失敗には「予測・修正・入力」のどこかに必ず理由があります。「なぜこの動きができないのか?」「何を改善すれば良くなるのか?」動作の問題は一見複雑に見えますが、本質的には 3つの要素 に分けて考えるだけで原因が驚くほど明確...
20/11/2025

『できない動き』

動作の失敗には「予測・修正・入力」のどこかに必ず理由があります。

「なぜこの動きができないのか?」
「何を改善すれば良くなるのか?」

動作の問題は一見複雑に見えますが、
本質的には 3つの要素 に分けて考えるだけで
原因が驚くほど明確になります。

① 予測がズレている(Feedforward Error)

動作は筋肉が動く前に、脳の中で “どのように動くか” の予測がつくられています。

この予測がズレると

✔ 初動で力む
✔ タイミングが合わない
✔ 動き出しが遅れる
✔ 不自然なフォームになる

動作の“ぎこちなさ”の多くは、予測モデルの誤差が原因です。

改善するには視線、意図、方向性、準備姿勢(Motor Set)などを修正する必要があります。

② 修正が遅れている(Feedback Error)

動きの最中には必ずエラーが起きます。
そのエラーをどれだけ早く修正できるかにより動作を調整しています。

修正が遅い人の特徴は

✔ バランスを崩すと戻れない
✔ ズレたフォームを放置してしまう
✔ 動作中に“迷い”がある
✔ スポーツで反応が遅れる

これは、フィードバック制御の遅れが起きています。

修正力は、視覚、体性感覚、前庭、小脳の統合で決まります。

③ 感覚入力そのものが誤っている(Sensory Error)

予測も修正も正しくしたくても、そもそもの入力情報がズレているケースもあります。

✔ 足裏が曖昧
✔ 関節位置の誤認
✔ 皮膚テンションの偏り
✔ 視覚の過依存
✔ 前庭の過敏・低反応

これは、感覚が不正確な状態のときに起こります。

入力がズレていると、どれだけ正しい動きを学んでも改善しにくくなります。

✔ 予測の問題なら「準備」
✔ 修正の問題なら「感覚統合」
✔ 入力の問題なら「感覚再教育」

それぞれの問題に対して改善していくことでできない動きをできるように修正できます。

『探索学習』動作学習の本質は「正解」ではなく「探索」にあります。多くの人が、動きを上達させようとするとき「正しくやろう」「ブレずにやろう」「一つの正解に近づこう」と思いがちです。しかし、最新の運動学習理論では明らかになっています。動作の巧み...
19/11/2025

『探索学習』

動作学習の本質は「正解」ではなく「探索」にあります。

多くの人が、動きを上達させようとするとき
「正しくやろう」
「ブレずにやろう」
「一つの正解に近づこう」
と思いがちです。

しかし、最新の運動学習理論では明らかになっています。

動作の巧みさは、正解を繰り返すことで育つのではなく、多様な経験を通して自ら最適を見つけることで育つと言われています。

これが 探索学習(Exploratory Learning) です。

◆多様性が生む“学習の加速”

同じ動作を100回繰り返すより、
条件を少しずつ変えながら30回やる方が、
動きの質が高まることが多いと言われています。

なぜなら脳は「いつも同じ入力」にはすぐ慣れ、
学習が止まってしまうからです。

一方で、わずかな変化・ズレ・不確実性 が入ると、脳は“探索モード”に入り、最適解を探し始めます。

◆具体例:条件の変化が学習を生む

✔ ボールを投げる位置を少し変える
→ 肩・体幹・支持から、自然に効率の良い投動作を探す

✔ スクワットで足幅・つま先角度を変える
→ 股関節・足部・体幹の関与が変わり、動作の幅が広がる

✔ 歩行でリズム・スピードを変える
→ 前庭・視覚・固有感覚の統合が深まり、反応の柔軟性が上がる

✔ 不安定な環境をあえて混ぜる
→ エラー情報が増え、小脳の修正モデルがアップデートされる

小さな変化こそ、動作の「巧みさ」をつくる材料となります。

◆失敗はマイナスではなく“探索データ”

探索学習において、失敗は単なるエラーではありません。

✔ 何がズレたのか
✔ どこで崩れたのか
✔ どう補正したのか

このすべてが、脳にとっての価値ある情報データになります。

“うまくいかない経験”が多い人ほど、動作の適応幅が広くなります。

◆なぜ「正解の反復」では上達しないのか?

✔ 単一環境だと、脳が“操作方法”しか覚えない
✔ 現場の変化に対応できない
✔ 感覚の柔軟性・適応力が育たない
✔ 失敗耐性が身につかない

現場やスポーツ、日常は常に変化し、常に揺らぎ、常にズレています。

だからこそ、多様な条件下での探索が最も実践的な学習になります。

◆探索を増やす=巧みさを育てる

探索的動作は、
✔ 自己組織化
✔ エラー学習
✔ 運動の自由度獲得
✔ 感覚統合
✔ 修正力・反応速度

すべてを同時に鍛えてくれます。

『動作のエラー』「動作のエラー=悪いこと、直すべきもの」と捉えられることが多いですが、これは動作において最も大きな誤解です。本来エラーとは脳にとって最強の学習データです。エラーがあるからこそ、脳は修正し、調整し、学習します。エラーがなければ...
18/11/2025

『動作のエラー』

「動作のエラー=悪いこと、直すべきもの」
と捉えられることが多いですが、
これは動作において最も大きな誤解です。

本来エラーとは脳にとって最強の学習データです。

エラーがあるからこそ、
脳は修正し、調整し、学習します。

エラーがなければ、動作は進化しません。

◆エラーは“何を教えてくれているのか?”

エラーは、ただの失敗ではありません。
動きの中に隠れた「不足」「偏り」「誤差」を教えてくれるサインの役割を果たしています。

✔ フォームが崩れる

→ 身体のどの軸が弱いか
→ どの感覚が働いていないか
→ どのタイミングで破綻しているか

崩れた瞬間の情報に、改善のヒントがすべてある。

✔ バランスを失う

→ 深部感覚が鈍い
→ 接地が不安定
→ 前庭の反応が遅れている

倒れそうになる“直前”に、学習材料が詰まっている。

✔ タイミングが合わない

→ 予測(フィードフォワード)がズレている
→ 感覚の遅延が起きている
→ 環境に注意が向いていない

タイミングの狂いこそ、調整力を育てる最大のチャンス。

◆エラーが多い人ほど伸びる理由

エラーとは、ズレ(Error)と正解(Goal)のギャップ情報。

この誤差を小脳が検出し、脳全体が修正モデルをアップデートすることで、動作はより正確に、より滑らかな動きになります。

つまり、エラーが多い = 情報が多い = 学習材料が多いことになります。

◆逆に「エラーゼロ」を目指すと成長が止まります。

よくある間違いは、正確にできる環境でばかり練習してしまうことが問題です。

✔ 完璧なフォーム
✔ 安定した条件
✔ 同じ速度・同じリズム

これは一見良さそうに見えて、脳がエラー情報を得られず、成長が停滞してしまいます。

人間の動作は、日常もスポーツも“変化”だらけで安定環境だけでは学習になりません。

エラーは “修正すべき欠点”ではなく、
動きを進化させるためのデータそのものです。

『修正力』エラーをどれだけ速く整えられるかが動作の質を決めます。人の動きは誤差(エラー)は必ず生まれます。床のわずかな傾き、足裏の接地の瞬間のズレ、相手の動き、環境の変化、疲労動作は常に乱され続けています。その中で本当に大事になるのが、『修...
17/11/2025

『修正力』

エラーをどれだけ速く整えられるかが動作の質を決めます。

人の動きは誤差(エラー)は必ず生まれます。

床のわずかな傾き、
足裏の接地の瞬間のズレ、
相手の動き、環境の変化、疲労

動作は常に乱され続けています。

その中で本当に大事になるのが、
『修正力(フィードバック制御)』です。

◆修正力とは何か?

修正力とは、動きの最中に生じたエラーを、素早く・適切に修正する能力です。

◎バランスを崩しても瞬時に立て直せる
◎キャッチボールでズレても正確に返せる
◎人混みでもぶつからずスムーズに歩ける
◎スポーツで急な方向転換に対応できる

これらはすべて「修正の巧さ」によって生まれています。

筋力でも柔軟性でもなく、
フィードバック制御の質が決めています。

なぜ修正力が“巧みさ”なのか?

巧みさ(Dexterity)とは、
ベルンシュタインも述べたように
“外乱の中で目標を達成し続ける能力” です。

つまり、
◾️状況が変わっても
◾️思い通りにいかなくても
◾️不確実性があっても

その状況に適応して最適な動きを保ち続けられる力です。

これはエラーをなくす力ではなく、エラーを処理する力で決まります。

◆修正力が弱いとどうなる?

◎一度崩れると立て直せない
◎動作が硬い、ぎこちない
◎力みやすく、疲れやすい
◎スポーツで反応が遅れる
◎"崩れた瞬間”に不安定になる

これは、筋力不足でも、技術不足でもありません。

フィードバック回路がうまく働いていないことで起こります。

◆修正力はどこでつくられるのか?

修正力は以下の感覚の“統合”によって成立しています
視覚(Visual Feedback)
 ズレを見て修正する
体性感覚(Somatosensory Feedback)
 足裏・関節・筋からズレを感じ取る
前庭(Vestibular Feedback)
 頭と身体の傾きの変化を検知する
小脳(Error Correction Center)
 ズレの“差分”を比較し、最適な修正を計算する

修正力が高い人は、この4つの感覚が“瞬時に感じ取り、修正しています。

◆修正力を高めるには

修正力を鍛えるには、あえてエラーを起こす環境が必要です。

◎微妙に不安定な環境で動く
→ ボスボール、不安定面、砂地など

◎速度やリズムを変える
→ ゆっくり→速く、速く→止まる

◎外乱を加える
→ 押される、引かれる、荷物を渡される

◎予測できない刺激を入れる
→ ランダムな合図で動く、フェイント動作

ポイントは、完璧に動く練習ではなく、崩れても立て直せる練習をすること”。

人間の動きは常に“乱され続けている”。
だから、動作の本当の巧みさは、

エラーをどれだけ素早く自然に修正できるか
で決まります。

修正力が高いほど、動作はスムーズに、無駄がなく動けるようになります。

動作は“予測”から始まる筋肉が動く前に動きは決まっている動きは、筋肉が動いてから作られているわけではありません。動きの始まりは「脳の中の予測」──ここからすべてがスタートします。私たちの脳は動作の前に、・どの方向へ・どれくらいの力で・どんな...
16/11/2025

動作は“予測”から始まる

筋肉が動く前に動きは決まっている

動きは、筋肉が動いてから作られているわけではありません。

動きの始まりは「脳の中の予測」──ここからすべてがスタートします。

私たちの脳は動作の前に、
・どの方向へ
・どれくらいの力で
・どんなタイミングで
動くべきかを“先にシミュレーション(予測)”しています。

この先読みを、フィードフォワード制御(feedforward control) と呼びます。

予測が正確なら動作はスムーズになります。

◎初動に力みが出ない
◎筋肉が必要量だけ自然に働く
◎姿勢がぶれずに動き出せる
◎切り返し・反応がスピーディ

筋力ではなく、脳がどれだけ先を見通せるかで決まります。

予測がズレると、身体は遅れて対応するため
予測が誤っていると、脳は“動きながら修正するしかない状態です。

すると

◎動き始めがぎこちない
◎フォームが安定しない
◎足がもつれるように遅れる
◎力みが強くなる
◎ケガに直結する補正動作が生まれる

これは筋肉の問題ではなく、「脳の予測モデルがズレている」だけです。

なぜ予測がズレるのか?

予測は“感覚情報”をもとにつくられています。
つまり、感覚が乱れれば予測も乱れます。

◎前庭(重力・加速度)の誤差
◎視覚情報の遅延
◎固有感覚(関節・筋感覚)のぼやけ
◎皮膚感覚のノイズ
◎呼吸と姿勢の不一致

これらが積み重なると、脳は「どこに、どう動けばいいのか」の精度を失います。

筋トレよりも、ストレッチよりも、
まず必要なのは「予測モデルの修正」。

予測を整えることで、

◎初動の力みが消える
◎無駄な筋緊張が減る
◎安定性が自然に高まる
◎動作の「一体感」が戻る
◎スポーツでは反応速度が劇的に上がる

🔳予測を改善する最も効果的な方法

◆ゆっくりした動作で開始方向を明確にする
→ 脳が「どこへ行くか」を再構築しやすい。

◆視線を先に向けてから動く
→ 視覚が予測を強化。

◆わざと負荷を変化させる(変動刺激)
→ 前庭・固有感覚が更新され、予測の柔軟性が高まる。

◆動き出し直前の“準備1秒”をつくる
→ Motor Set(運動準備状態)が整う。

『感覚の優位性』動作パターンは「どの感覚を使っているか」で影響を受けます。同じエクササイズをしても・すぐに理解して動ける人・動けるのに再現できない人・何度やってもフォームが安定しない人が存在します。この違いを生むのは、筋力でも柔軟性でもなく...
15/11/2025

『感覚の優位性』

動作パターンは「どの感覚を使っているか」で影響を受けます。

同じエクササイズをしても
・すぐに理解して動ける人
・動けるのに再現できない人
・何度やってもフォームが安定しない人
が存在します。

この違いを生むのは、筋力でも柔軟性でもなく、「感覚の優位性(Sensory Preference)」です。

優位性が生む “動作のクセ”

人間には、以下の感覚のどれを主軸に動いているかという“偏り”があります。

◆ 視覚優位

・見ないと動きが不安
・フォームを確認し続ける
・動き出しが遅くなる
→ 視覚情報が多すぎると、逆に身体感覚が弱まり「ぎこちさ」を生む。

◆体性感覚優位

・触れていないと不安
・接地やポジションを気にしすぎる
→ 安定性は高いが、変化に弱くスピードが出にくい。

◆前庭優位

・回転や加速・減速は得意
・重心移動が大きい
→ 大胆でダイナミックだが、細かい制御が苦手。

動作のクセ=あなたの感覚の使い方に影響を受けます。

・視覚を使いすぎている
・前庭に頼りすぎている
・体性感覚だけで完結してしまう

この偏りは、どれも悪いわけではなく
「必要なときに他の感覚を使えない」ことが問題です。

【前庭の神経ネットワーク】前庭システムは、内耳の「半規管」「耳石器」で感知した回転・重力・加速度の情報を、脳幹・小脳・脊髄・視覚・自律神経系へ中継して、全身の姿勢・平衡・視線・内臓機能をコントロールしています。【前庭から脳への主要な神経経路...
13/11/2025

【前庭の神経ネットワーク】

前庭システムは、内耳の「半規管」「耳石器」で感知した回転・重力・加速度の情報を、脳幹・小脳・脊髄・視覚・自律神経系へ中継して、全身の姿勢・平衡・視線・内臓機能をコントロールしています。

【前庭から脳への主要な神経経路】

内耳の「前庭器」で検知された情報は、
前庭神経(Vestibular Nerve)を通じて脳幹の前庭神経核(Vestibular Nuclei)へ送られ、そこから全身に分配されています。

前庭神経核は脳幹(橋〜延髄)にある4つの核群が中心で、

上前庭神経核(Superior Vestibular Nucleus)
→ 橋の下部
主な機能は視覚系(VOR)との連携、眼球運動制御

外側前庭神経核(Lateral Vestibular Nucleus)
→ 延髄上部
主な機能は体幹・下肢伸筋制御(姿勢反射)

内側前庭神経核(Medial Vestibular Nucleus)
→ 延髄上部
主な機能は頭と体幹の協調・VOR調整

下前庭神経核(Inferior Vestibular Nucleus)
→ 延髄下部
主な機能は自律神経・小脳との連携、姿勢調整の統合

【前庭から広がる主要な神経経路】

① 前庭−動眼系(Vestibulo-Ocular Pathway)
→ 上・内側前庭核 → 外眼筋核(III, IV, VI脳神経核)
頭の動きと眼の動きを同期させる(VOR)
例:頭を動かしても視線がブレない。

② 前庭−脊髄系(Vestibulo-Spinal Pathway)
→ 外側・内側前庭核 → 脊髄運動ニューロン
姿勢反射・抗重力制御(VSR)
例:傾いても自然に体が支え直す。

③ 前庭−小脳系(Vestibulo-Cerebellar Pathway)
→ 小脳の片葉・虫部(Flocculonodular Lobe, Vermis)へ
前庭入力をもとに運動精度と平衡を学習調整
小脳が“動きの誤差”を修正。

④ 前庭−網様体系(Vestibulo-Reticular Pathway)
→ 脳幹の網様体(Reticular Formation)へ
筋緊張・姿勢トーン・覚醒レベルの調整
"集中できる姿勢”を自動で維持。

⑤ 前庭−自律神経系(Vestibulo-Autonomic Pathway)
→ 迷走神経核・孤束核・視床下部へ
血圧・心拍・呼吸・内臓機能を重力に合わせて制御
立ち上がっても倒れないのは、前庭−自律神経の反応。

⑥ 前庭−視床−大脳皮質系(Vestibulo-Thalamo-Cortical Pathway)
→ 視床 → 頭頂葉・島皮質・体性感覚野へ
身体の空間認知と自己位置感覚(Body Orientation)
「自分の身体が今どこにあるか」を感じ取る。

【前庭経路が乱れると?】

◎視線が安定しない(VORの低下)
◎姿勢が揺れる(VSRの低下)
◎疲れやすい・めまい・自律神経症状(自律系の乱れ)
◎空間感覚が曖昧(大脳皮質連携の低下)
◎集中力の低下・パフォーマンス低下

【再教育の鍵:多方向入力 × 多感覚統合】

◆頭部の回転・傾斜・直線加速など「多方向入力」を行う
◆視覚・体性感覚と組み合わせる
◆呼吸・姿勢・平衡を同時に扱う

MOVEMENT DECODE評価力を磨く構造 × 感覚 × 神経制御から身体を評価根拠ある介入をする力を養う実践講座クライアントの身体は“見た目のフォーム”だけでは変わりません。なぜその動作を選び、なぜエラーが起こり、なぜ変わらないのか。...
13/11/2025

MOVEMENT DECODE
評価力を磨く
構造 × 感覚 × 神経制御から身体を評価
根拠ある介入をする力を養う実践講座

クライアントの身体は“見た目のフォーム”だけでは変わりません。
なぜその動作を選び、なぜエラーが起こり、なぜ変わらないのか。

これらを説明できて、改善に導けるようになります!

MOVEMENT DECODEでは、
ベーシックな姿勢・動作評価を土台にしながら

構造(Structure)
感覚(Sensory)
神経制御(Motor Control)
環境(Environment)

4つの領域から動作を読み解き

根拠ある評価と改善アプローチへと繋げる実践力を手に入れ
“再現性のある改善”へ導くための評価力を磨く専門講座です。

評価力とは
「体を読み解く力」

どれだけ技術を持っていても、
何を見て、どう考え、どこに働きかけるのか。
この“見立ての精度”が低ければ、改善は安定しません。
つまり、体をどう見るかがすべての出発点。
評価の力が上がると、その人の“動きの背景”が見えるようになります。
筋肉ではなく、その人の体の“物語”が見えてくる。
そうなると、あなたのアプローチは変わります。
そして、クライアントの“変化の再現性”が生まれます。

この講座で得られること
◉動作を「構造 × 感覚 × 制御」から多角的に読み解く力
◉何を見て➡️どう考えて➡️どこに働きかけるか”を言語化する力
◉クライアントの変化を確信を持って導ける力
◉技術ではなく「観る力」が変わります。

カリキュラム
全8章構成(オンライン動画講座)
1. 運動学とは何か
2. 骨と関節の基本構造
3. 筋の働きと連動性
4. 神経と感覚の基礎理解
5. 運動制御(Motor Control)
6. 動作分析の視点
7. 評価と指導へのつなげ方
8. 統合まとめ(5ステップ思考)

◉ 受講スタイル
* オンライン動画(会員サイト視聴)
* 好きなタイミングで学習可能

受講特典
【動画】
『動作評価のポイント』
『身体と環境の相互作用』
【ワークシート】
『動作分析シート』
『動作評価5ステップシート』
【資料】
『部位別エラー早見表(10部位)』
部位ごとの“よくあるズレ”と“見方”をまとめた実践資料。

【講師紹介】
御厨 広志 HIROSHI MIKURIYA

【認定資格】
NSCA-CPT
NASM-PES/NASM-CES
FMS社認定 FMS LEVEL 1&LEVEL 2
一般社団法人ビジョンアセスメント協会
ビジョントレーナー

アスリートから一般の方まで、
「動きの本質」から身体を変える指導を実践。
トレーナー育成にも力を注いでいる。

受講料
【新講座リリース記念限定特別価格】
通常販売価格 79,800円 
➡️ 59,800円
※期間限定 2025年11月16日(日)23:59まで

▶ スライド資料
▶ 会員サイトでいつでも受講可

この機会を逃さず、

あなたの指導力をさらに高めましょう!

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住所

Performance Lab BODY PROVITE PROOF 中央区那の川2-7-2グローリー平尾, 502
Fukuoka-shi, Fukuoka
8100015

営業時間

月曜日 10:00 - 21:00
火曜日 10:00 - 21:00
水曜日 10:00 - 21:00
木曜日 10:00 - 21:00
金曜日 10:00 - 21:00
土曜日 10:00 - 21:00

電話番号

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