13/01/2026
🍀在宅医療で出会った、忘れられない人生🍀
今日は、長年お薬を届けていた患者さんのご家族へご挨拶に伺ってきました。
脳梗塞に倒れられましたが、救急車を呼ぶことは選ばず、生前ご自身で決めておられた生き方を最後まで貫かれました。
その後、1週間も経たないうちに旅立たれましたが、直前まで問いかけにはしっかりとお返事をされ、最期には大好きだった鹿児島のおやつを、知覧茶とともに少し召し上がったと伺いました。
もともと病院や検査を好まれず、それでも90歳を過ぎるまで生きてこられました。
病院嫌いという気持ちを尊重してくれる先生を信頼し、連れ添ったご主人やご家族、そして周囲への感謝を、いつも言葉にされていたのがとても印象的でした。
どんなにお身体が辛い時でも、周りへの気遣いを忘れないその生き様は、いまの私たちがどこかで忘れてしまっている大切なもののように感じます。
ご家族からは
「そんなことまで話していたんですね」
と驚かれながらも、ご主人と全国の山を登った思い出や、息子さん夫婦があちこちへ旅行へ連れて行ってくれたこと、ご主人との出会いなど、たくさんのお話を聞かせてくださいました。
在宅医療という関わりの中で、患者様から学ばせていただくことは本当に多いと改めて感じています。
いまは天国で、ご主人と楽しく過ごされていることと思います。
素敵な人生にかかわらせていただけたことに、心より感謝申し上げます。