20/05/2014
横浜市都筑区にある「山口医院」が、アトピー性皮膚炎などの患者に処方していた「漢方クリーム」がステロイドを含まないと宣伝していたにもかかわらず、実際には含まれていた。
ニュース映像を見ると、漢方入りのクリームにもかかわらず色が真っ白のクリームが映し出されていた。通常、漢方成分が入っていたら、何らかの色(生薬の色)がつくはずである。
一方、私もお客さんから数件以上相談を受けたことがあるが、アトピー専門を標榜する医院で、同じような中身が不明な漢方クリームを処方するところは少なくない。
アトピーをクリームで治すことは不可能でないにしても(漢方によるアトピー治療はほとんどの場合内服で行われる)、クリームの成分自体に感作が成立して余計に病状が悪化することもあり得る。従って、このような場合、成分を表示しなければ、患者はその危険性を全く予測できない。
成分未表示は薬事法に違反行為である。山口医院の処方箋に基づいてクリームを調剤した薬剤師は、当然そのことを知っていたと思う。
横浜市の病院がアトピー性皮膚炎の患者に対して、「ステロイドを含まない」として処方していたクリームに実際にはステロイドが混入していた問題で、弁護団が被害者を対象に説明会を開きました。