福島県立医科大学 放射線医学講座・放射線科

福島県立医科大学 放射線医学講座・放射線科 福島県立医科大学 放射線医学講座では、放射線診断学および核医学に関する診療・教育・研究を行っています。

【学会参加報告】ご報告が遅くなりましたが、7月12日に第152回日本医学放射線学会北日本地方会・第97回日本核医学会北日本地方会が山形大学放射線医学講座鹿戸先生の主幹の下、開催されました。http://www.radiol.med.toho...
01/08/2025

【学会参加報告】
ご報告が遅くなりましたが、7月12日に第152回日本医学放射線学会北日本地方会・第97回日本核医学会北日本地方会が山形大学放射線医学講座鹿戸先生の主幹の下、開催されました。
http://www.radiol.med.tohoku.ac.jp/kitanihon/

当科からは、伊藤先生、福島先生、関野先生、齋藤優見先生、齋藤敬二郎先生、阿部先生、近藤先生、山國で参加させていただきました。

学会の前日には北日本放射線診断カンファランスも開催され、齋藤優見先生に発表していただきました。他にも興味深い症例が多数発表されており、大変勉強になりました。

学会当日の発表では3名が発表致しました。齋藤敬二郎先生は、"Motion Artifactにより偽陽性を呈したアミロイドPETの一症例"の演題で核医学のデビューSessionで発表致しました。阿部先生は"腎AML塞栓術直後に肝内にリピオドール貯留を認めた1例"の演題で放射線診断のデビューSessionで発表致しました。ふたりとも、緊張しつつも堂々と発表されていました。発表への自信につながったのではないかと思います。山國は”周期差を用いた深呼吸時のTime-SLIPによるCSF動態解析:1症例でのPilot Study”というタイトルで、新規に開発した腰部脊柱管内のCSFの動態を解析できるMRI撮像方法について発表させていただきました。また、恐縮ですが優秀演題賞も頂戴致しました。引き続き精進してまいります。

会場では先生方との交流や、ディスカッションかわされており非常に盛り上がっておりました。次回もぜひ皆で参加できればと思います。

【同門会のご報告】先週2025年7月5日土曜日に放射線医学講座・放射線腫瘍学講座の合同同門会が開催されました。伊藤先生から昨年度の人事異動や成果報告、専門医研修プログラム進捗報告がございました。また、同門の先生方に、フレッシュな新人3名をご...
07/07/2025

【同門会のご報告】
先週2025年7月5日土曜日に放射線医学講座・放射線腫瘍学講座の合同同門会が開催されました。
伊藤先生から昨年度の人事異動や成果報告、専門医研修プログラム進捗報告がございました。
また、同門の先生方に、フレッシュな新人3名をご紹介することが出来ました。新入局員の先生方を、診療応援でお世話になる予定の病院の先生方にしっかり紹介することが出来たと思います。
懇親会は、OBOGの先生方と旧交を温める良い機会であり、会場は盛り上がっており、あっという間の4時間でした。
来年も諸先生方にお会いできるのを楽しみにしております。

02/07/2025

【研究成果のご報告】
当講座の伊藤らの研究グループが秋田県立循環器・脳脊髄センターと共同で開発したO-15標識ガスPET検査における脳循環代謝諸量の無採血定量法についての論文が掲載されましたのでお知らせします。
O-15標識ガス定常吸入法を用いたPET検査による脳血流量(CBF)、脳血液量(CBV)、脳酸素摂取率(OEF)、脳酸素消費量(CMRO2)の測定は、慢性閉塞性脳血管障害の病態評価のために重要な検査ですが、動脈採血が必要です。この研究では、本検査の低侵襲化を図るべく、無採血での定量法を開発しました。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40585292/
https://aojnmb.mums.ac.ir/article_25823.html
http://jsnmscieng.kenkyuukai.jp/information/information_detail.asp?id=162490

【研究会のご案内】第15回東北PET研究会が2025年8月2日(土)にWeb上で開催されることになりました。今回のテーマはフルシクロビン(アキュミン)PETによるグリオーマの診断になります。東北内外の医療関係者の皆様のご参加をお待ち申し上げ...
26/06/2025

【研究会のご案内】
第15回東北PET研究会が2025年8月2日(土)にWeb上で開催されることになりました。今回のテーマはフルシクロビン(アキュミン)PETによるグリオーマの診断になります。東北内外の医療関係者の皆様のご参加をお待ち申し上げます。

【研究会のご案内】第36回福島県臨床画像研究会が2025年7月19日(土)16:30~18:00に福島テルサで開催されます。今回は呼吸器の画像診断がテーマとなります。県内外の医療関係者の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
18/06/2025

【研究会のご案内】
第36回福島県臨床画像研究会が2025年7月19日(土)16:30~18:00に福島テルサで開催されます。今回は呼吸器の画像診断がテーマとなります。県内外の医療関係者の皆様のご参加をお待ち申し上げます。

当講座の石井先生らの研究成果がActa Radiologicaに掲載されましたのでご紹介します。ATTR心アミロイドーシスの患者さんでは肩、股関節の肥厚と関節の石灰化がみられやすいという報告です。
16/05/2025

当講座の石井先生らの研究成果がActa Radiologicaに掲載されましたのでご紹介します。ATTR心アミロイドーシスの患者さんでは肩、股関節の肥厚と関節の石灰化がみられやすいという報告です。

BackgroundAmyloid deposition manifests as thickening and calcification of the joints on computed tomography (CT) images.PurposeTo investigate the diagnostic potential of thickening and calcification of the shoulder and hip joints for the detection of transthyretin amyloid cardiomyopathy (ATTR-CM).Ma...

【研究成果のご報告】当講座の山國らによる研究成果が論文として出版されましたのでお知らせします。国内大規模コホート研究であるPADNI(https://padni.org/)のデータを用いてアミロイドPETの定量指標であるCentiloid ...
02/05/2025

【研究成果のご報告】
当講座の山國らによる研究成果が論文として出版されましたのでお知らせします。国内大規模コホート研究であるPADNI(https://padni.org/)のデータを用いてアミロイドPETの定量指標であるCentiloid ScaleとAmyloid Load (Amyloid IQ)を比較し、互いに非劣性であることを確認した研究です。また、読影結果をやガウス混合モデルを用いて、それぞれの定量指標のカットオフ値も提示いたしました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/40285971

This study demonstrated a high correlation and non-inferiority between CL and AβL.

【研究成果のご報告】当講座の山國らによる研究成果が論文として出版されましたのでお知らせします。Valsalva負荷とは大きく息を吸ってお腹に力を入れる呼吸法で、排便時や重いものを持つ時に人間が自然と行う呼吸動作です。腰部脊柱管狭窄症の患者さ...
02/05/2025

【研究成果のご報告】
当講座の山國らによる研究成果が論文として出版されましたのでお知らせします。Valsalva負荷とは大きく息を吸ってお腹に力を入れる呼吸法で、排便時や重いものを持つ時に人間が自然と行う呼吸動作です。腰部脊柱管狭窄症の患者さんでは、Valsalva負荷によって、馬尾(脊柱管内の神経)に動きが見られることが、骨盤部のCine MRI (動画のようなMRI) を用いた、我々の後ろ向き研究で示されています。本研究では新たに前向きにデータ収集を行い、後ろ向き研究時には観察できなかった全腰椎領域の馬尾の動きを確認することに成功しました。また、Valsalva負荷のかけ方、アナウンスのタイミング、Cine MRI撮像方法などのプロトコルを確立し、Kinematic Assessment of Redundant Nerves (KAoRN)として提唱しました。本現象は腰部脊柱間狭窄症の患者さんで見られる馬尾弛緩の一因となっている可能性があり、さらなる研究を進めてまいります。

The UMIN clinical trial number: UMIN000052276.

【研究成果のご報告】当講座の山國らによる研究成果が論文として出版されましたのでお知らせします。ドパミントランスポーターシンチグラフィ(DAT-SPECT)は認知症診療で重要な検査です。DAT-SPECTはZ-scoreやA.I.、SBRなど...
02/05/2025

【研究成果のご報告】
当講座の山國らによる研究成果が論文として出版されましたのでお知らせします。ドパミントランスポーターシンチグラフィ(DAT-SPECT)は認知症診療で重要な検査です。DAT-SPECTはZ-scoreやA.I.、SBRなどの定量指標を算出することができますが、読影結果と乖離する場合があります。本研究では195例のDAT-SPECTを用いて検討を行い、国内データベースを基準とした定量指標による陰性陽性判断と医師による読影結果が、約18%の症例で不一致となることを示しました。また、視覚的に異常にもかかわらず定量値が正常な症例は高齢者が多いこと(年齢による過剰補正)、視覚的に正常にもかかわらず定量値が異常な症例では形態的な異常無く両側対称性に集積低下していることがわかりました。

In approximately 18% of cases, the visual interpretation of physicians diverged from the reference-based quantitative analysis based on a Japanese normal database. It is crucial to appropriately utilize DAT-SPECT reference-based quantitative analysis as a diagnostic aid.

【研究成果のご報告】当講座の関野らによる研究成果が論文として出版されましたのでお知らせします。CTガイド下生検における従来の生検針と吸引しながら行うアスピレーションタイプの生検針の検査時間、腫瘍穿刺回数、正診率などを比較した論文で、アスピレ...
01/05/2025

【研究成果のご報告】
当講座の関野らによる研究成果が論文として出版されましたのでお知らせします。CTガイド下生検における従来の生検針と吸引しながら行うアスピレーションタイプの生検針の検査時間、腫瘍穿刺回数、正診率などを比較した論文で、アスピレーションタイプの生検針は従来の生検針と同程度の診断精度を有し、腫瘍穿刺回数が少なく手技時間が短いという利点を示した論文です。

The aspiration-type semi-automatic cutting biopsy needle had similar diagnostic accuracy as the non-aspiration-type biopsy needle, with added advantages of a lesser number of needle passes and shorter procedure time.

【新入局者歓迎会のご報告】今年は3名の先生方に入局いただき、その歓迎会が先日開催されました。期待の新人3名はそれぞれ目指す分野も異なり、益々診療の幅が広がっていくと思われます。また、カテーテル治療を志す先生もいらっしゃり、Angio班の充実...
28/04/2025

【新入局者歓迎会のご報告】
今年は3名の先生方に入局いただき、その歓迎会が先日開催されました。期待の新人3名はそれぞれ目指す分野も異なり、益々診療の幅が広がっていくと思われます。また、カテーテル治療を志す先生もいらっしゃり、Angio班の充実が予想されます。ローテート中の初期研修医の先生方も参加いただき、放射線科の魅力を先生方から沢山伝えて頂きました。来年度以降も期待ができそうです。

【研究会のご案内】第41回動態核医学研究会が2025年5月9日18:00~にWeb上で開催されます。県内外の医療関係者の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
16/04/2025

【研究会のご案内】第41回動態核医学研究会が2025年5月9日18:00~にWeb上で開催されます。県内外の医療関係者の皆様のご参加をお待ち申し上げます。

住所

光が丘1
Fukushima-shi, Fukushima
9601295

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