
05/10/2025
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■ トラウマが刻んだ傷■
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うつ病 やトラウマが刻んだ傷は、
依頼主を常に自己否定の影に留めようとします。
誰かを嫌悪する感情、理不尽な怒り—
それらは決して「悪」ではありませんよ。
それは、依頼主がどれほど深く傷つき、
それでも「生きたい」と叫んでいる、孤独はあるけれど
生きようとする魂の証なのですよ。
今は、その感情を抑圧しないでください。
依頼主の心が凍てついている間、
私はその「冷たい感情」さえも否定しません。
むしろ、それを認めることから、
依頼主の「内なる蘇生」は始まることが多くあるのですよ。
感情の激流を泳ぎきったとき、
誰かを「嫌な人」として眺めるのではなく、
「面白い物語の登場人物」として俯瞰できたときに、
依頼主は、その物語の主役の座を取り戻すのですよ。
治療は、骨まで鍼を刺すことだけ、
依頼主の「旅」に寄り添うことに通じると信じているだけですけどね。
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