13/03/2026
葉山のアーユルヴェーダサロン【Hayama ひねもす、店主です!
日本を代表する作曲家でありピアニストでもある
野平一郎先生が、
静岡音楽館AOIの芸術監督を退任されると聞き、
急に思い立って静岡へ帰り、
先生のピアノリサイタルを聴いてきました。
3月7日。
節目として開かれたのは、
「子どものためのコンサート」と名づけられた
ピアノリサイタル🎹
プログラムには
子どものために書かれた
ロマン派や印象派の作品、
先生が若い頃に初演された
現代作品、
そして今回AOIの委嘱による
世界初演
《才能を秘めた子供たち
みんなのためのファンタジー》
過去から現在、そして未来へと
時間をたどるような
プログラムでした。
先生の作品、ピアノは
世界的に高く評価されていますが、
このAOIのホールの音響で
より一層音色が際立ち、
繊細でありながら大胆で、
透明感に満ちた
とても美しい響きでした。
終演後、
駅へ向かう帰り道
振り返って
音楽館の建物を見上げたとき、
ここで働いていた
二十代のころの記憶が
ありありと蘇ってきました。
あのころの私は
いまよりずっと不器用で、
でも必死でした。
この場所には
いつも音がありました。
内外で活躍する演奏家の
息をのむような音。
子どものための音楽講座で飛び交う
元気な音。
そして
仕事で失敗して落ち込んで
心のなかでこぼしていた
私の弱音。
思い出すと
音の種類がやけに豊富です。
人の人生というのは
案外、音のコレクション
みたいなものかもしれません。
ロビーでは
懐かしい人たちにも会えました。
「また音楽館に戻ってきて働いています。
AOIシーズン2中です!」
その言葉が
やけに記憶に残り、
私はふと考えました。
私はいま
人生のどのシーズンを
歩いているのだろう…
シーズン3、だろうか?
古い縁
新しい縁
また巡り合う縁
静かに終わっていく縁
その瞬間には
意味がわからないことも多いけれど、
あとから振り返ると
どれも確かに
人生のなかで
鳴っていた音だったのだと思います✨
これからも音を聴くみたいに
人生を味わっていきたいです!
そしてまた
音楽の一ファンとして、静岡音楽館に演奏会を聴きに行きたいと思います✨