17/11/2025
2025年11月17日
「レントゲンを撮ったら、骨に尖ったところがあるそうです」
太もも裏の痛みでお悩みの方のご相談です。
これは「骨棘(こつきょく)」と呼ばれる状態だと思われます。
レントゲンでは、確かにトゲのように尖って見える部分が確認できます。
「背骨などの骨にトゲがあったら痛そうで心配…」
そう感じてしまうのは自然なことですが、骨棘の存在が直接痛みの原因とは限りません。
本ケースでも、整形外科では投薬やリハビリといった保存療法が第一選択となりました。
保存療法では骨棘自体はなくなりませんが、痛みや症状の改善は十分に期待できます。
骨棘は、骨への負担やストレスが続いた結果、体が修復のために新しい骨をつくろうとして生じるものです。
つまり、骨棘があるということは、その部位に日常的に負担がかかっているということなのです。
負荷のかかる部位を手当てするだけでなく、「偏った負担をかける日常習慣」を改善することで、多くの場合で痛みや症状は緩解に向かいますのでご安心ください。
今回のご相談者さんも、整体を重ねる中で痛みが改善し、数回の施術で症状は落ち着いてきました。
今後も背骨に偏った負担がかかり続けないようにして、身体を守ることが大切です。
似たようなお悩みがある方は、どうぞご相談ください。