20/11/2018
自分自身の腕を信じ、自由な発想で健康に
取り組める医療にチャレンジしてみませんか?
・自身の施す徒手治療に行き詰まりを
感じ始めている
・同じ治療テクニックでも効果が出る人と
出ない人がいる
・職業としての将来に不安がある
臨床結果を出せる世界へ in 広島
~膜連結を通じた関節機能障害への介入~
主催:日本オステオパシー
プロフェッショナル協会(JOPA)
講師:下村 彰慶(JOPA会長、JTOC学長)
近藤 慎志(JOPA副会長、理学療法士、 JTOC第1期生)
テーマ:当協会は、膜システムを用いた技法を、オステオパシーという医学(USA)を用いて、多くの医療従事者に日本でいち早く伝えた団体です。
オステオパシー哲学に基づいた治療テクニックの醍醐味は、単に膜を対象とするのではなく「関節から膜へ介入すること」や「膜を通じて関節機能障害にアプローチすること」です。今回は、このテーマについてご紹介します。多くの医療従事者の皆様が、誇りと自信を取り戻すきっかけのセミナーとなるでしょう。
費 用:一律9,800円(税込)
日 時:2019年1月13日(日)
9:30 ~ 17:00
(1月14日(月祝)は岡山でも開催予定)
会 場:広島YMCA国際文化センター
対 象:国家医療有資格者または医療従事者
申 込:ホームページ上からのWeb申込み、 又はJOPA事務局に資料請求後、FAXも しくは郵送にてお申込ください。
https://www.osteopathy.co.jp/seminar/index.php?mode=seminar_detail&seminar_convene_id=112236
オステオパシー医学を学び、人間を自然の一部と捉え、そして体内にある自然の法則を読み取れるようになれば、様々な治療アイデアが沸き上がり、ご自身の自由な発想で治療に取り組むことができるようになります。
治療の方法論や戦略が明確になることで、テクニックをいつ・どこに対して・どのように使えばよいかという指針も自ずと明らかになり、これまで培って学んできた技術が輝き始めることも可能です。
オステオパシーは独立した医療体系です。
我々理学療法士をはじめとしたセラピストは、「リハビリテーション哲学」のもとに医療に携わっております。これは、学生時代の始めに「リハビリテーション概論」という授業で学びました。
では、リハビリテーションとは何か?と問われれば、皆さんは徒手療法のテクニックを何か挙げますか?
また、皆さんは、同業者の方と初対面された時に、「どのような治療手技を使っていますか?」と会話を交わされませんか?
オステオパシー医学(Osteopathic Medicine)は、リハビリテーションという言葉と同様、哲学(概念)から成り立っております。つまり、オステオパシーを説明する際に、まず「治療テクニック」を引き合いに出すということ自体がよろしくないことなのです。
更に、「理学療法=治療テクニック」ではないことはご承知の通りです。理学療法にも哲学があります。
しかし、理学療法や作業療法とオステオパシーとに共通点が無いというわけではありません。
「医学」という共通概念のもと、解剖学・生理学・運動学・病理学をはじめとした基礎医学がベースとなっております。オステオパシーも医学的検査や理学的所見を考慮しますし、動作分析や、触診なども共通して存在します。
肝心なのは医学的検査の結果やデータをどのように取り扱うか?そしてどのように考察し統合するか?どのような機能診断をし、何をゴールに設定するか?ここに決定的な相違があります。
そして、検査し・評価・考察したものを統合する道標となるのが、オステオパシーの哲学なのです。
まさに医学における「コロンブスの卵」であり、自然界と医学を結びつける概念がオステオパシーです。
オステオパシーにおける治療概念が身につけば、自分自身にどのような課題が必要なのか?
解剖学なのか、検査技術なのか、治療における感覚なのかなど、それを自らがフィードバックでき、トライ&エラーを重ねながら自分でスキルアップすることも可能です。
・困っている症例ほど、視野を広げること、発想を転換することが必要です
・考え方、統合の視点を変えれば、そこに治療のアイデアやテクニックが豊富に潜んでいます
・これまで培ってきた技術は、オステオパシーへのパラダイムシフトでブラッシュアップされます
JOPAのセミナーシステムは4つの柱が基礎ベースになります。
・Fasciaアプローチ
・脊柱・骨盤マニピュレーション
・内臓マニピュレーション
・四肢マニピュレーション
それぞれどの柱から始められても問題ありません。
ご自身の日常に馴染みのあるところからでも構いませんし、ご自身に足りない分野からでもいいでしょう。
また、これまで「筋膜」のセミナーを何らかの形で学ばれた方も、オステオパシーで扱う「筋膜Fascia」との相違を感じ取り学べることのできる絶好の機会です。
JOPAは2018年後半より、現状の診療報酬制度にオステオパシーの概念と技術を少しずつ浸透させれるようにカテゴリー分けをして、皆さんが少しでも興味を持って臨床にチャレンジできるようにセミナー受講システムを再構築しました。
まずは、1DAYセミナーを受講いただき、オステオパシーの考え方や治療のデモンストレーションを実際に見ていただき、さらにJOPA新セミナーシステムの概要を理解いただければと思います。
日本オステオパシープロフェッショナル協会 公式サイト