15/03/2025
皆さんこんにちは🌞
東花園駅から徒歩3分(東大阪市吉田5丁目9-22)にあります
ゆらら鍼灸整骨院の情報発信コーナーです✨
本日のテーマは【野球肘】についてです!
⚠️単に投げたら痛いだけなど浅い考えは捨てて読んで下さい⚠️
子供の未来を潰す事に直結しますから、しっかりと読んでください🙇♂️
(同じ子供を持つ親として心からお願いします)
【野球肘とは⁉(肘の靭帯の構造も)】
《肘の靭帯構造》
肘の内側にある靭帯が繰り返す投球動作によって靭帯が切れて(傷ついて)しまったり、靭帯に引っ張られて骨が出てきてしまうというお身体の状態になります💦
肘の靭帯はこんな感じで付いていて肘を安定させたり、支持力を保っています✨
《野球肘とは》
野球肘とは、野球の投球動作によって肘に痛みが生じる症状の総称です。
成長期の子供に多く見られますが、大人でも発症することがあります。
肘の内側、外側、後方など、痛みの発生部位によっていくつかの種類に分けられます。
【野球肘はなぜなるの⁉】
・過度な投球練習【今は年齢に応じた球数のガイドラインも出ていますので《投球数 ガイドライン》とご確認ください】
・誤った投球フォーム
・成長期の骨や軟骨の未発達
・体の柔軟性不足
特に成長期(小学生~中学生)に投げ過ぎる事で発症します。
場合によっては肘の関節が元通りに治らずに、野球が出来ない身体になってしまうこともありますので『野球肘は怖いモノ』だと認識して頂けたらと思います。
詳しくは後述しますので、最後までご覧ください。
【野球肘の症状は⁉】
・投球時や投球後に肘の痛み(内側、外側、後ろ)
・肘の曲げ伸ばしが制限される
・肘の腫れや熱感
・肘の違和感や不安定感
・肘の内側の骨がボコッと出てきた
・肘の外側に痛みを感じ出した
など特に【肘の外側が痛い】時は即座に投球を中止し、専門の整骨院でエコー検査をするか病院へ行きMRIやCTなど撮って下さい💦
【野球肘の怖い点】
⚠️野球肘の外側型が非常に怖いです⚠️
野球肘の外側型は【軟骨損傷】で【離断性骨軟骨炎】と言って手術してもキレイに元に戻りません❗
⚠️いわゆる野球肘の『関節ネズミ』と言われているヤツです❗
さらに痛みを感じて気付いた頃には軟骨損傷は進んでいますので痛みを感じた時点で治療としては手遅れです❗❗
ですから痛みを感じる前に一度、野球肘の検診をするのがベストです!!
【野球肘の治療方法(治し方)は⁉】
①エコー検査でチェック
肘の状態をチェックし、ノースローなのか少しは投げてよいのか?やその他に肘の回復具合のチェックでも活用し細かく状態を診ていきます✨
お話を伺い、しっかりと肘の状態チェックをした上でエコー検査をすることでお身体の状態をきちんと判断することができます👏👏
②安静固定
あまりにひどい場合や、言う事を聞かず投球する場合はギプス固定を行います🌟
③超音波治療器(LIPUS)
肘関節の軟骨再生を促し早期回復、早期復帰を目指します✨
▼詳しくはゆらら鍼灸整骨院HPの【低出力パルス超音波】の記事をご覧ください✨
④投球フォームの見直し
投球フォームに癖があればあるほどケガのリスクも上がってきます💦
小学生~中学生の間は投球フォームを改善し肩、肘にかかる負担を減るようにします❗
また、身体の関節が柔らかく、しっかりと使えるようにトレーニングも併せてリハビリしていきます✨
【セルフケアはどうすれば良い⁉】
セルフケアとしてできる事は
①まず第一に安静にすること
②野球肘の内側型、外側型どちらも治ってから投球開始しましょう!
⚠️内側型は靭帯損傷、外側型は軟骨損傷です!
投げながら治すなど昭和なやり方は捨てて下さい🙇♂️
③各関節の柔軟性UP
⚠️特に足、股関節、体幹(胸郭)、肩甲骨、肩関節などしっかりストレッチしましょう!
【野球肘の注意点】
Q・肘の痛みを放って投げているとどうなりますか?
A ・野球肘の内側型なら靭帯損傷(断裂)、外側型なら軟骨損傷の離断性骨軟骨炎になります❗
Q・野球肘になりやすい人は?
A・投げる時に肩のラインから肘が下に下がって投げる人、その他体幹が弱いや軸足で立った時にグラつくなどある方は野球肘になりやすいです!
Q・離断性骨軟骨炎って何ですか⁉
A ・肘の外側の骨同士が投球毎にぶつかり合って骨・軟骨が欠けてしまうスポーツ外傷です!
簡単に言うと【関節ネズミ】が出て、肘が引っ掛かりだし動きをロックします。そしてその時点で手術してもキレイに軟骨が治ることは無です❗
なので、関節ネズミが出た時点で治療としては手遅れです❗
Q・野球肘を整骨院で見てもらうことは可能ですか?
A・はい!可能です!
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