25/11/2025
【体の片側に不調が集まる・肋骨の盛り上がり】
体の片側だけ。
それも同じ側に色々と不調が集まって起きる。
たとえば頭痛や肩こり。肩甲骨の痛みや腰痛、股関節、膝の痛みなど。
一見お互いに関係なさそうな痛み。
頭痛とひざ痛なんかは、距離も離れているし関係性は無いだろうと。
ところが、人のバランスは垂直な一本のラインで取っている。
そのため半身を縦に貫くように各部が連動する事が頻繁に起きる。
すると、右足首の具合が悪いせいで右の頭痛が出る。
なんて言う現象も起き得るのである。
そう言えば、中医学の経絡。
体に点在するツボを結んだ縦の線の経絡。
以前読んだ中医学の歴史をメインに書いた本。
それによると、経絡はこじ付けで、本来はツボのみが存在する。
と言うようなことが書いてあった気がする。
まあ、あいまいな記憶なのでそこは置いておく。
なんで縦なのか?とその時も疑問に思ったものだ。
重力線、重心線、バランスラインと同等な感覚で考え出されたの。
とするなら合点が行く。
さて、このかたも体の片側だけに症状が集中している。
色々と不調が出るようなのでが、中でも特に頭痛がひどい。
上にも書いたように、何処の不調が何処へ影響しているか分からない。
どんな症状でも基本は足首から観て行く。
足首不具合なし。
膝も股関節も観る。
両足を踵から持ち上げて脚全体の緊張を観る方法もある。
しかし特に問題は見つからない。
骨盤、腰、と順番に同様に観て行く。
骨盤も少し持ち上げて緊張を観る。ここもなし。
腰には若干筋肉疲労による凝りが観られるが、異常ではないので問題なし。
そうやって足元から順番に観ていくと、背中の肩甲骨で覆いかぶされている部分、肋骨が片側だけ、つまり不調の出やすい側だけ背中側へ「モコっ」と張り出している。
肋骨6本幅分ぐらいの範囲だ。
緊張のロック(異常個所)がある。
緊張があると、その部分、主に骨なのだが、緊張力によって体の外側へ押し出される。
よく関節がズレると表現されるのも、そのせいなのだが、関節の位置も変わって、骨体がやたら盛り上がって固くなっている。
肩甲骨と肋骨の関係にも緊張が見られるので、まずは肩甲骨と肩関節を準備段階として緩めていく。
方法は、仰向けで肩甲骨の下に手を差し入れて、肩甲骨を包む。
肩甲骨全体の状態を観るのだが、問題なければ肩甲骨は体の中に浮かんだ状態になっている。
逆に問題があれば、その部分が重りのように手掌の中に落ちて来るように感じる。
そこをこちらから支えて「浮き」の状態になるような支え方をしてやれば、緊張のロックが緩み始める。
そうやって準備として肩関節、肩甲骨周辺を緩め、本丸の肋骨を緩める作業に入る。
肋骨は背中からアプローチすることが出来る。
うつ伏せで、盛り上がった肋骨をこれも同様に手掌で挟んで包み込めるようにする。
大きな範囲の緊張なので、手で触れたらすぐに緊張に焦点が合うので、そのまま緊張部位に「浮き」を掛ける。
これを何か所にも行う。
また、肋骨は背骨と関節を成しているので、背骨、胸椎も観なければいけない。
今回は胸椎には緊張のロックや緊張力の影響は出ていなかった。
もし緩める場合は、背骨を両側から挟んで同様に緩めていく。
かなり緊張度が高く、さらに広範囲のため時間がかかったが、だいたい5割は緩んだ。
その肋骨から繋がっている頸椎側面、頸椎3番と後頭骨にも少しだが緩める必要があった。
施術が終わり、椅子に座って背中を観ると、当初あれほど盛り上がっていた肋骨は緩んで左右全く差がなくなった。
これで不調は治まってくるだろう。
今までも何度か施術をしてきた方なので、この肋骨の盛り上がりが上手く消えれば経過が良好なのは分かっている。
#肋骨のゆがみ #整体
広島市安佐南区長束 整体の安穏亭
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