05/04/2025
春分の日を経て更に火の気が高まり、地面の凍結も溶けて日中の気温もだいぶ上がるようになってきた。そろそろ作物を植える準備をしておこう。
レイズドベッドの畑を作ったのは2022年の夏のこと。庭の土中環境改善工事で縦横に水脈を掘り、その結果出た赤土を再利用した。本当にネトネトの赤土だったので、翌年野菜の苗を植えてはみたものの殆ど育つことはなく、それどころか雑草さえろくに生えてこないという実に笑えない状況だった。
そこに落ち葉や籾殻くん炭、竹炭パウダーや発酵済み竹チップなどをせっせと畑に運び、雑草も抜かないようにして3回冬を越した。そのためこの畑を耕したのは今回が初めて。
土の様子を見ると、流石にまだ有機質たっぷりの黒土とはいかないし一部赤土の塊も残っているものの、雑草の根っこを中心に土の色がグレーに変わって来ているのが分かる。何より土が柔らかい!2年半前の赤土とは全く別物。微生物の力を借りればちゃんと土も蘇っていく。それを実感できるのが嬉しい。
今回は耕しついでに昨秋集めておいた落ち葉ともみ殻くん炭に、初めて完熟鶏糞も投入してみた。これで作物の成長がどのように変わってくるか。実に楽しみ。
そうそう、畑を耕している間、マスクも何もしていないにも関わらず、花粉症持ちの自分がほとんどくしゃみをすることもなく実に快適に過ごせたのが面白かった。やっぱり人も他の生き物と同じように土に触れながら暮らしていくのが「自然」なのでしょうね。
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