自分臨床を磨く会

自分臨床を磨く会 心理士として自身の臨床を見つめ、自分なりの“臨床への向き合い方”の?

 私たち心理士は、心理臨床を実践するにあたって、何に頭を悩ませながら、個々のケースや職場(組織)と向き合っているのでしょうか。何を考え思い巡らせながら、日々心を尽くしているのでしょうか。
『自分臨床を磨く会』では、今現在、自分が心理士として向き合っている自身のテーマや、抱いている問題意識に立ちとどまり、自分の臨床を見つめる時間を持ちます。臨床は決断の連続です。今、目の前の状況をどう理解するのか、目の前にいるクライエントにどんな言葉を返すのか、それを決めるのは自分しかいません。自分なりの“臨床への向き合い方”を模索し形づくる作業に、同じ志を持って集う仲間と共に1年をかけて取り組みませんか。
「自分はどんな心理士になりたいのだろう・・」「心理士としての専門性って、何?」など思い巡らせている方、職場(組織)や個別のケースに揉まれながら日々の職務に奮闘されている方、ご参加をお待ちしています。

会長:坂本有香(臨床心理士)

26/07/2025

7月の磨く会、今回話題提供していただいた方の感想はこちら
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∞ いま自分はどこにいるのか の巻 ∞

職場の状況がかわっていく中で、とくに最近、自分の立ち位置や求められていることが
わからなかくなって混乱していました。なんだか迷子になった感覚です。
話をする中でおかれている状況や混乱の理由が少しずつわかってきました。
聞いていただきありがとうございました。

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臨床を学んできた中で、自分が置かれる立場や世の中の流れと職場で何を求められているのか、そういう視点が抜け落ちていたような……。

発表された方の、「地図の中のどこに自分がいるかわかってきた」という発言が印象に残ったと同時に、我々の仕事は、政治に左右される面もあることを知った時間でした。
自分が地図のどこに立っているかがわかると、同じ状況で、何も変わっていないけれど、気持ちが落ち着いたり、見通しが持てたり、今までの辛苦を心穏やかに見返せたり。ふっと楽になる感覚。

日常では見過ごしていそうな、自分の立ち位置を意識できたゾクゾクした2時間でした。

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次回の自分臨床を磨く会は9月7日(日)です。
8月はお休みです。

今年度4回目の『自分臨床を磨く会』が、7月20日、日曜日に開催されます。◆日時:7月20日(日) 10時~12時◆全体の流れ:最初の挨拶や事務連絡等の後、10分ほどの時間で今月の話題提供者の方より話題提供をしていただき、その後みなさんと自由...
17/07/2025

今年度4回目の『自分臨床を磨く会』が、7月20日、日曜日に開催されます。

◆日時:7月20日(日) 10時~12時

◆全体の流れ:最初の挨拶や事務連絡等の後、10分ほどの時間で今月の話題提供者の方より話題提供をしていただき、その後みなさんと自由にディスカッションする時間を持ちます。11:50にはディスカッションを終了し、残り時間で連絡事項のお伝えと会場の片付けをして、全体の会を終わります。

話題提供や、そこに込められた想いを素材にしたディスカッションをみなさんと共有して、
各々の臨床に向き合ったり深めたりする時間になるといいなと思います。

24/06/2025

6月の磨く会、今回話題提供していただいた方の感想はこちら
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∞ ケースを通して自分に向き合う の巻 ∞    

“クライエントに怒りを感じた”と昨年度も話題に挙げていたことに会の中で気付き、自分にびっくりしました。今年は“自分がわかっていない”がキーになっていました。物事をただ流しているようなモヤモヤとした気持ちがあったのですが、帰りの電車の中で半年前から書いていた反省ノートをこの5月くらいから書いていなかったことに気づきました。すっかり忘れていたけれど、どこか自分の中でサインを出していたのかな…。たくさんの気付きをありがとうございました。

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セッションの中の自分の感覚に気づきたい。その感覚が、どこからきたのか、考え、想像したい。自分の感覚を使って、ケースを考えていきたい。臨床は、心を使う作業なんだな、と改めて思う。

日々の生活の中の自分の感覚にも気づきたい。自分のことは、意外にわからないものだ。
いつもと何か違うその違和感を、話す中でクリアにして行く感覚、それが楽しかったり、苦しかったりするのかな。
人間は楽な方に行きがち…勿論、私も。今の自分にできることしかできないけれど。できることはほんの少しだけれど。できることを少しでも増やしていきたい、と思った2時間でした。

次回の自分臨床を磨く会は7月20日(日)です。
9月の研修に向けても磨いていきます。

今年度3回目の『自分臨床を磨く会』が、6月22日、日曜日に開催されます。◆日時:6月22日(日) 10時~12時◆全体の流れ:最初の挨拶や事務連絡等の後、10分ほどの時間で今月の話題提供者の方より話題提供をしていただき、その後みなさんと自由...
17/06/2025

今年度3回目の『自分臨床を磨く会』が、6月22日、日曜日に開催されます。

◆日時:6月22日(日) 10時~12時

◆全体の流れ:最初の挨拶や事務連絡等の後、10分ほどの時間で今月の話題提供者の方より話題提供をしていただき、その後みなさんと自由にディスカッションする時間を持ちます。11:50にはディスカッションを終了し、残り時間で連絡事項のお伝えと会場の片付けをして、全体の会を終わります。

話題提供や、そこに込められた想いを素材にしたディスカッションをみなさんと共有して、
各々の臨床に向き合ったり深めたりする時間になるといいなと思います。

31/05/2025

5月の磨く会、今回話題提供していただいた方の感想はこちら
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∞ どう生きていくのか の巻 ∞
明日も当たり前に変わらずあると思っていたものが突然なくなった経験をした日か
ら、今私ができることを日々精一杯やっていきたいと思っていました。前向きな気
持ちのつもりなのにとても苦しい日々でした。今日磨く会で意気込みを話したつも
りが、「精一杯やらないことへの罪悪感」「やらなかったことを後悔することへの
恐怖」の大波に溺れそうになっていたことに気がつきました。自分にとって辛い喪
失体験だったけど「これから自分はどう人生を進んでいくのか」という大きなテー
マに向き合う経験だったんだなと気づき、改めて感謝の気持ちが湧きました。磨く
会のみなさん、大切なことに気づかせてくださってありがとうございました。
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セラピストも1人の人間で、日々の中で感じたことがカウンセリングに影響するとわかってはいるけれど、いざ自分を揺さぶる事に直面した時…

一緒に思い巡らすことで、混乱していたものが整理されて何か開けてくる感じ。
これがカウンセリングなんだなと感じながら、自分の臨床に対する考え方や過去の体験、心理の道を志したきっかけ、今の自分のことなど、“自分”に矢印を向けて考える2時間でした。

次回の自分臨床を磨く会は6月22日(日)です。

今年度2回目の『自分臨床を磨く会』が、5月25日、日曜日に開催されます。◆日時:5月25日(日) 10時~12時◆全体の流れ:最初の挨拶や事務連絡等の後、10分ほどの時間で今月の話題提供者の方より話題提供をしていただき、その後みなさんと自由...
20/05/2025

今年度2回目の『自分臨床を磨く会』が、5月25日、日曜日に開催されます。

◆日時:5月25日(日) 10時~12時

◆全体の流れ:最初の挨拶や事務連絡等の後、10分ほどの時間で今月の話題提供者の方より話題提供をしていただき、その後みなさんと自由にディスカッションする時間を持ちます。11:50にはディスカッションを終了し、残り時間で連絡事項のお伝えと会場の片付けをして、全体の会を終わります。

話題提供や、そこに込められた想いを素材にしたディスカッションをみなさんと共有して、
各々の臨床に向き合ったり深めたりする時間になるといいなと思います。

29/04/2025

2025年度、最初の磨く会の話題提供していただいた方の感想はこちら
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∞ 組織をどう見立てるか の巻 ∞
学校、病院、市役所など様々な組織の中で働いていて、その組織の中で自分は何を思い、考え何をしているのかを考える機会にしたいと思いました。話す中で、「自分の感情を手がかりに」「内側から組織を見ること」「宗教」「異文化」さまざまなキーワードが出てきて、確かに見立てるって外側からのイメージがあったけれど、自分のやっていることは自分のそこで引き起こされている感情を(「なんかへん」「これはあったかい」「ここはちょっとしんどくなってきそう」「ここの部分はなんで見えてこないのだろう」「この過剰さはなんだろう」「この対応に危険な匂いを感じる」などなど)手がかりにして、子どもの関係しているところのどこにしんどさがあるのかを考えて働きかけたり、時には働きかけなかったり、出したり引いたり変えたりしながらやっているのではないかと思いました。ここで話す前より何だか少しはっきりしたような、イメージがしやすくなったように思います。
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クライエントやセラピストの取り巻く環境(組織)にアンテナを張る時、体制という外から見えるもの、体験しながら感じるものなど、いろいろな見方がありました。
セラピストが感じた「なんかへん」などの感覚は組織の見立てに繋がる大事な1ピースであり、自身の中で“感じること”って改めて大切にしたいなと思いました。

また、組織のしんどい部分が見えた時、『組織改革』というミッションがなかったとしても“なんとかしなきゃ”という気持ちが湧き起こり、でも、どうようもできない無力さを感じます。
それでも“感じること”を続けることが、小さな変化につながったり、だれかの共感ににつながったり…。
焦らず“感じること”を続けていきたいと思う2時間でした。

次回の自分臨床を磨く会は5月25日(日)です。

17/04/2025

今年度最初の『自分臨床を磨く会』が、4月20日、日曜日に開催されます。

◆日時:4月20日(日) 10時~12時

◆全体の流れ:最初の挨拶や事務連絡等の後、10分ほどの時間で今月の話題提供者の方より話題提供をしていただき、その後みなさんと自由にディスカッションする時間を持ちます。11:50にはディスカッションを終了し、残り時間で連絡事項のお伝えと会場の片付けをして、全体の会を終わります。

話題提供や、そこに込められた想いを素材にしたディスカッションをみなさんと共有して、
各々の臨床に向き合ったり深めたりする時間になるといいなと思います。

23/03/2025

3月の磨く会、話題提供していただいた方の感想はこちら
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∞ 組織にどう関わっていくのか
 ⇨自分はどんな臨床家になりたかったのか の巻 ∞

 今日の私の感情は昨日の出来事にかなりの影響を受けて引きずっていました。何人かの人にはおこがましいという気持ちまで湧かせてしまったので。そのことを話せなくて本当にごめんなさい。感情はそうでしたが、話した内容は私の考えていることではあって。引きずった感情に後を押される形でみなさんの感想を聞いたり私の気持ちを聞いてくださったことから、話しているうちに気づきがあって、学校の組織のことも、子どもに関する数値も、ドキュメンタリー映画も、何もかもに対して私はこの1年消費者であって、色々なことをやめたりおいてたりした自分に納得がいっていないのだと気づいたのです。
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臨床そのものや、臨床を実践する現場において、自分が何を大切にしたいか、何に重きを置いて日々を奮闘しているのか。。
それは人それぞれ違っていて当然で、その視点や、視野(≒範囲)の置きどころも、それ故に感じる今の自分の在り方への懐疑の念も、自分自身でどのように見定めているのか・・も。
話題提供の方はもちろん、参加したメンバーも、改めて自分の臨床を振り返る機会を突き付けてもらったような時間でした。

話題提供いただいた方が書いておられる、「おこがましい」という気持ちに関しては、あの場にいたメンバーが、『自分自身の臨床体験』としてなぞって感じた上で、『自分の中に』浮かんできた気持ちであったように感じています。
話題提供を受けながら自分の臨床を重ねて考える、ディスカッションをしながら、話題提供した側も自分の臨床と重ねて考える・・という相互作用が、「磨く会」の醍醐味というか。
あの「場」があることや、定期的にそこに集う「メンバー」がいることの意味を、改めて感じさせられた2時間でした。

次回、2025年度最初の自分臨床を磨く会は、4月20日(日)です。
今年度1年間、ありがとうございました。

今年度最後の『自分臨床を磨く会』が、3月16日、日曜日に開催されます。◆日時:3月16日(日) 10時~12時◆全体の流れ:最初の挨拶や事務連絡等の後、10分ほどの時間で今月の話題提供者の方より話題提供をしていただき、その後みなさんと自由に...
10/03/2025

今年度最後の『自分臨床を磨く会』が、3月16日、日曜日に開催されます。

◆日時:3月16日(日) 10時~12時

◆全体の流れ:最初の挨拶や事務連絡等の後、10分ほどの時間で今月の話題提供者の方より話題提供をしていただき、その後みなさんと自由にディスカッションする時間を持ちます。11:50にはディスカッションを終了し、残り時間で連絡事項のお伝えと会場の片付けをして、全体の会を終わります。

話題提供や、そこに込められた想いを素材にしたディスカッションをみなさんと共有して、
各々の臨床に向き合ったり深めたりする時間になるといいなと思います。

17/02/2025

2月の磨く会、話題提供していただいた方の感想はこちら
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∞ 割合は何体何? の巻 ∞
 家庭や子育てと仕事の割合について、また仕事の中での臨床と研修や研究の割合について考えていることを話させてもらいました。話をしてみる中で、自分では忘れてしまっていたり、気づいていなかった感情を皆さんに拾っていただき、家に帰ってからじわじわ、感じるところがありました。磨く会の発表もそうですが、それ以外の様々な場面でのつながりにより支えられているな、と思いました。
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ライフスタイルに合わせて私生活と仕事の内容や重きを置く割合を見つけるも、見つけたところで日々どちらも変化するので一方が膨らんだり、はたまた両方とも手の抜けない時があったり。

状況を分析して、あの手この手で認知を変えて理解して乗り越えるものの、時々誤魔化しきれない本音の部分がムクっと顔を出して(夫婦の交わることのない感じ方の違いetc.)、心が掻き乱されます。
もう一回自分を丸め込んだり、だれかに話をして共感してもらったり…どう気持ちと折り合いをつけるか考える中で、心理士も私生活と仕事で悩む一人のクライエントだったと気付かされました。

磨く会の話題提供者は各回一人だけれど、話題として挙げられるテーマは自分に当てはまる所が毎回あって、ピアカウンセリングのようにそれぞれ振り返る・抱え合う場なんだなとコメントを書きながら改めてすごく強く感じました。

次回、2024年度最後の自分臨床を磨く会は3月16日(日)です。

今年度10回目の『自分臨床を磨く会』が、2月16日、日曜日に開催されます。◆日時:2月16日(日) 10時~12時◆全体の流れ:最初の挨拶や事務連絡等の後、10分ほどの時間で今月の話題提供者の方より話題提供をしていただき、その後みなさんと自...
11/02/2025

今年度10回目の『自分臨床を磨く会』が、2月16日、日曜日に開催されます。

◆日時:2月16日(日) 10時~12時

◆全体の流れ:最初の挨拶や事務連絡等の後、10分ほどの時間で今月の話題提供者の方より話題提供をしていただき、その後みなさんと自由にディスカッションする時間を持ちます。11:50にはディスカッションを終了し、残り時間で連絡事項のお伝えと会場の片付けをして、全体の会を終わります。

話題提供や、そこに込められた想いを素材にしたディスカッションをみなさんと共有して、
各々の臨床に向き合ったり深めたりする時間になるといいなと思います。

住所

元町4-7
Ibaraki-shi, Osaka
567-0882

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