
15/05/2025
指定難病の影響で、側湾症がずいぶん進んでしまったお客様がいます。
お客様といっても孫レベルの若い方です。
小学生の頃、通っていたお母さんが、
「これ、うちの子にも出来ますか?」
と訊かれたのが始まりでした。
あれから10年近くになるでしょうか。
時折お母さんがおんぶして連れてきてくれてました。
トリートメントを受けると、床につかなかった足裏が帰りにはしっかりとつくようになっていたり。
一度の施術で目に見えて効果はあったように思います。
筋肉組織が破壊されて筋力が衰えていく病気なので、少しでも食い止めたいと言う思いでお母さんにも手を添えてもらいながら施術をしてきました。
お母さんの愛情プラスです☺️
数ヶ月前、思春期を経てひさしぶりに来てくれました。
なかなか全身をトリートメントされる施術は思春期には抵抗があったようで、でもトリートメントを受けると確実に身体は楽になるんですって。
久しぶりだったので、びっくりするほど側湾症が進んでいましたが、氣の流れを整えてくれる整体の先生のところに通ったり、お母さんの愛情込めた食事のおかげで、とても顔色も良く元気そうでした。
久しぶりなので、まずオイルをしっかり入れたいとのことで、3回の集中コースで忘れていた薬草オイルを身体の奥まで届けました。
硬くなっている筋肉もやわらいできました。
弱っているところは、オイルをすり込むと熱を持ったように熱くなりポカポカです。
自力では歩くことができない、寝返りもできない状態なので、それはそれは肩も首も背中も一番本人が辛いはずです。凝り固まって動きません。
でもね、本当に不思議なんですけれど、毎回、毎回変化があって、仰向けで横になれなかった身体が、仰向けになることができ、向けなかった方向に向くことができるようになり、座った時の首の位置も明らかに変化します。
今は、山羊の成分が入っているオイルをメインに使っています。
アーユルヴェーダのオイルは植物性のものだけで成り立っているわけではなく、効果効能によって動物性の成分も加えられています。
とても優しいオイルで、本当に体に栄養が染み渡っていくと感じます。
今回は前回から約1ヶ月経過していましたが、とても良い状態で再訪してくれて、また今回の施術でさらに良くなったように思います。
どんどん身体が伸びていくんですもの。
お母さんと一緒に喜びました。
年内に側湾症が今の半分くらいまで治ることを目標に掲げて。
アーユルヴェーダのトリートメントは日本では医学とは認められていませんが、正しいオイルと正しい手技で行っていれば、身体に必要な栄養は届き、不要な老廃物は排泄されます。
どこがどう不調なのか、ご自身で感じてらっしゃる人ほど、変化を感じることができるのかもしれません。