いけざわレディースクリニック

いけざわレディースクリニック いけざわレディースクリニックは、兵庫県伊丹市の阪急伊丹駅前に開院し? 兵庫県伊丹市の「いけざわレディースクリニック」は、地元密着型の産婦人科。初めての方でも安心してお越しいただける、アットホームな雰囲気の医院です。

26/06/2018

主として「糖質」でエネルギーを得ることが生化学的に考えても正しい。「脂質」の燃焼には「糖質」が必要である。

解糖によって発生する「乳酸」も悪者ではなく「遅筋や心筋のエネルギー源」や「糖新生の原料」として再利用される。

糖や乳酸が不足すれば「脂肪酸ケトン体回路」が作動して「ケトン体」が「非常用のエネルギー源」となる。

ところが、いつの間にか「糖質処理能力」が低下して、多くの人が「相対的な糖質摂取過多」になってしまった。

それに気づかず「血糖値」や「インスリン動態」に異常をきたして、とどのつまりは「エネルギー産生不足」から様々な病気の発症要因となっている。

「糖質制限」は各人の「糖質処理能力」を超える分は制限しなければならないが、極端な糖質制限を行って「ケトーシス」を長期に維持してまで行うべきものではない。

「脂肪酸代謝」が得意で「糖新生」が低下していなければ「糖質制限」は短期的には「血糖値の安定」をもたらしてくれ、その効果を感じ取れるが、一方で「低インスリン状態」やそれに伴う「ケトーシス」が長期の続くことによって予想される弊害は無視できない。

特に「非筋肉質・やせ型」の方は、普通の食事ですら「夜間低血糖」が起こっていることが多く、それを助長するような「食事制限」は安易に行うことは慎むべきであろう。

必要があって糖質を控えるにしても「総摂取カロリー」の三分の一程度までにとどめておきたい。そのうえで「糖質処理能力」をアップさせるための対策を講じるべきである。

「適度な運動」や「普段使わない体幹の筋肉への刺激」はインスリンを介さずに糖の利用を高めることができる。

「糖質選択」「ゆっくり時間をかけて食べる」「食べ順を考える」「糖質の分食」など「糖質の摂り方」を工夫することも「糖質処理能力」のアップに役立つであろう。

「リブレ」を使えば「糖質処理能力」の目安が分かるだけでなく「糖質の安全な摂り方」を早く見つけることもできるので興味がある方は一度試してみるのもいいだろう。

細胞内に取り込まれて「ブドウ糖」が代謝されて細胞質からミトコンドリアの中に入る経路は「ピルビン酸→アセチルCoA」に至る代謝経路しかない。

糖質の処理能力の低下のそもそもの原因は「夜間低血糖」などになって脂肪酸代謝が活発になることや「酸化された多価不飽和脂肪酸の代謝産物」によって、この経路の代謝に必要な「ピルビン酸脱水素」の働きが阻害されていると考えられている。そのような観点からは「脂質選択」にも注意が必要である。

たんぱく質においても「質や量」は他の栄養素のバランスを考えることが大切であって「同じもの」ばかりを食べることや多量に摂取することは避けるようにしたい。

ヒトは「体質」も違えば、現在の「健康状態」もさまざまである。特に「食べたもの」は胃や腸で消化されてから私たちの身体の中に吸収されていく。「消化酵素」「腸内細菌」の働きも代謝を考える上で無視できない。

身近な食べ物には「食品添加物」また野菜には「残留農薬」さらに肉や乳製品には「飼料や薬物」などの問題もあって「食の安全」についても考えておかなければならない。

あれもこれも考えると、どこから手を付けていけばよいか分からなくなってしまうかもしれない。考えすぎて食べること自体が「ストレス」になっては本末転倒である。しかし「糖質は必須ではない」「低糖質が本来のヒトの食事」というような「間違った考え方」だけはできるだけしないように心がけたい。

05/11/2017

子宮頸がん検診からわかる「たんぱく質不足」と「流産予防」

子宮頸がん検診は「綿棒」で子宮の頸部を擦過して「細胞」を採取して、染色後に顕微鏡で「異形細胞」の有無をみて調べる検査です。

最近は「液状細胞診」と言って、従来のプレパラートに細胞を載せるのでななく「ブラシ」で擦過したのち、専用の液の中にに細胞を入れたのち、その細胞を検査するようになっています。

つまり「綿棒」ではなく「ブラシ」で擦過するので、その時に「出血」が起こることがあります。「綿棒」の時はそっとこすってできるだけ出血しないように細胞を採取したのですが「ブラシ」では既定の回数こすって細胞を採取すると、ほとんどの方が「出血」してしまいます。

この出血の仕方が「ごく少量」の方かから「鮮血が流れるように出る」までいろいろです。

この出血は、子宮頚管の表面の「毛細血管」が破れるために起こるのですが、多くなるのは「血管壁の脆弱性」が原因と考えられます。

このような方は「青あざができやすい」「採血のあと血液がにじみ出て青くなってしまう」などの症状もあり「血管壁を構成するコラーゲン」が少ないと判断されます。つまり「たんぱく質不足」が原因ということです。

特に「妊娠初期の子宮がん検診」で出血しやすい方を見つけた場合は、この点を「軽く見過ごさない」ことが大切です。妊娠初期には、妊娠経過が順調であっても、多少なりとも出血が起こり「切迫流産」と診断されることがありますが「血管壁の脆弱性」が大いに関係しているのではないかと考えています。

したがって、これまでの「食習慣や内容」を問診で尋ね「たんぱく質摂取不足」があれば、それに対応した食事指導を初診時に行っておくことが大切です。それだけでも妊娠中の出血はかなり防ぐことができるのです。「安静よりも大切なことは食事」ということがわかります。

特に「絨毛膜下血腫」という状態にまで発展してしまうと予後が非常に悪くなります。このようなことで尊い生命が失われることがあってはなりません。

「たんぱく質不足」が「子宮がん検診」をするだけでわかるだけでなく「流産の予防」にもつながるというお話でした。

28/10/2017

『食事法を考えるにあったて注意しなければならない事』

「鉄たんぱく質不足」などの栄養不足や「耐糖能異常や機能性低血糖症」などを起こしてしまうホルモン分泌異常は、食生活の改善で修復可能ですが、これとて「本当の原因」が何かを知ることが出来なければ「食事法」も対症療法で終わってしまいます。

「鉄不足」では「鉄サプリ」だけで解決できる場合もあれば、解決できない場合もあります。「たんぱく質不足」の場合も「高たんぱく質食」だけで解決できるとは限りません。

「インスリンの過剰分泌」による症状に対しても「低糖質食」を行って一時的に体調が良くなっても、しばらくすると、それが自分の体質に合っていないということが分かる場合もあります。

「栄養不足」には消化吸収をつかさどる「胃腸の機能」が関係していることは容易に想像がつきますが「インスリンの過剰分泌」にしても「でんぷん質」の消化吸収の状態によって、また「腸内フローラ」の状態によっても影響を受けているのではないかとも想像できるのです。実際「便移植」などで「肥満の治療」もできるわけですから「低糖質食」が唯一の「正しい食事法」とも言えないわけです。

「栄養状態」が悪い状態では「食事の内容」を変えるだけでは、悪くなった「エネルギー代謝」を改善することはできません。しかし、逆も同じで「エネルギー代謝」が悪い状態では「栄養状態」も良くなってきません。つまり「物質代謝」と「エネルギー代謝」の両面から食事法を見直していく必要があるのです。

この時、どちらを優先させるか、そして栄養の入り口になる胃腸の機能に対しても、どれだけ注意を払わなければいけないのかが問題になってきます。

胃腸の機能は「何でも食べることが出来るか」「快便であるかどうか」などで判断し、もし問題があれば常にそれらを改善する方法を模索する必要があります。

また、栄養不足に対しては、明らかに不足している分については不足分を補って様子を見ることが大切です。余程の異常がない限りにおいてはある程度の改善は見込めると思います。

そして、一番重要なのが「エネルギー代謝」を整え「インスリンの過剰分泌」をなくすことです。「非糖尿人」にとっては、過剰なインスリンは様々な病気や体調不調の原因になってしまいます。そこで「血糖値を直接上げる糖質」「インスリンを最も上げやすい糖質」ということで「糖質制限」が叫ばれるわけですが、ここで注意しなければならないことがあります。

最初にも述べたように消化吸収面での「体質の違い」だけでなく「筋肉量の違い」「元々のインスリン分泌能の違い」「元々のインスリン感受性の違い」などの「体質」よっても大きく左右されるため「糖質量」だけに注意して「糖質制限」を行っても、必ずしもそれが効を奏するとは限らないのです。逆に「副作用」に苦しむ方も出てきます。

したがって、エネルギー代謝を改善するために糖質制限を行う場合には、前もって「体組成検査」「血液検査」を行うなどして「体質診断」をしておく必要があります。

そして「体質」に応じて「インスリン」が正常に分泌されるようにするために「食習慣」で改善できる問題は無いかどうかを見極めたうえで「食事の内容」「食事の摂り方」すなわち「何を、何時、どのように食べる」のが最善なのかを考えていく必要があります。

ここで重要なことは「糖質」を控えることに重点を置いた指導をしないようにすることです。なぜなら「インスリンの過剰分泌」は「ブドウ糖の不完全燃焼」から始まったわけで、その結果として起こっている異常に対しての食事法であって「糖質」そのものに大きな罪がないからです。

言い換えれば「処理できる糖質量」がいつの間にか少なくなってきたのですが、それに気づかずにいたため、相対的に「糖質過多」になり「不完全燃焼によるエネルギー不足」から、より多くの「糖質を渇望する体質」に変わってしまったことの方に本当の原因があると言えるからなのです。

「非糖尿人」がこのことを理解せず、「糖」を必須ではないからといって遠ざけ、あたかも糖を口にすることに対して罪意識を持ってしまい、厳格な糖質制限まで踏み込んで「脂質人」の世界に長期滞在してしまうと「耐糖能」は著しく悪化してしまう恐れがあります。また「ケトン体至上主義」を盲信してしまうと、同じ過ちを犯す危険があります。

私たちが、母親の胎内にいた時、そして乳幼児期までは、少なくとも「中間人」であり、どのような食事内容に対しても適応できていたのですが「植物油+小麦粉+食品添加物」を主体にした「加工食品」など「不自然な食べ物」を「当たり前」のように疑うことなく口にしてきたことが「糖質人」になってしまった原因とも言えるのです。

世の中すべてが「糖質人」の中での「健常に見える人」を中心に検査値の基準値も決められていますし、医療そのものも「対症療法」ばかりです。「糖質人」を本来の「中間人」に戻してあげることが「原因療法」です。そのために、無駄がなく、最短で、しかも副作用をできるだけ最小限にするための手順を考えていく必要があります。

「百花繚乱」ともいえるほど「糖質制限食」の考え方がありますが、自分の体質に合った食事法に何を選択すればよいのか、そして、いったい何を目的として行い、最終的に何を目指すことが最善なのかをよく考え理解した上で、それぞれの考え方を学んでいくようにしてください。

何事も盲信は禁物です。そして、食事法を改めるのに、何も急ぐ必要はありません。現状の食事法にある問題点に気づき、意識して食べるものに注意を払っていくだけでも十分なのです。

26/10/2017

「糖質」を悪者にして「ケトン体至上主義」に走るのではなく、まず「必要な栄養素」をしっかり摂ることから始めることが「食事法」では最も大切なことと言えます。

「糖質量」がどれくらいが適正なのかは、個人の現在の「ブドウ糖の代謝状態」によって変わってきますが、私は、これまで述べてきたように「中間人」を維持するレベルで考えておけばいいでしょう。

「動物性たんぱく質」をしっかり摂取することが大切なのですが、これも「食べ過ぎ」は禁物です。インスリンに注目すれば「たんぱく質」と言えども結構インスリンが分泌されるのです。その程度は「たんぱく質の種類」や「体質」によっても変わってきます。

「優先順位」は以下の順ですが、できるだけすべてのジャンルを毎日食べるようにしましょう。

①卵・チーズ・肉・魚・納豆
②緑黄色野菜
③キノコ・海藻
④根菜類
⑤果物

それから、糖質がそれほど苦手でない方は「ご飯」ということになりますが「小麦」を含むものはなるべく控える習慣にしておいた方がいいでしょう。

また調理に使う油は「酸化しやすい植物油」を避け「酸化しない動物油」にするように心がけましょう。魚の油も酸化しやすいので冷凍ものを解凍した「干物や焼き魚」に偏らないようにしましょう。

これらの「酸化しやすい油」がそもそも「ブドウ糖代謝悪くした原因」とも考えられるからです。ブドウ糖代謝の悪化はエネルギー不足から「糖質摂取過多」に陥り「高インスリン血症」を招く原因になります。

「糖質」を苦手にした張本人は「酸化しやすい油」そして「小麦粉」などがその手下として悪さを働いているということです。「糖質摂取過多」や「糖質中毒」「グルテン依存症」になったのは、私たちが知らない間に「させられた」と言っても過言ではありません。

「たんぱく質不足」に気づいていない方はまず「栄養」とは何かを考えてみましょう。また「糖質中毒」になっている方は、「糖質が好きなのではなく、糖質を燃やすのが、いつの間にか苦手になって、たくさん摂らなければならないようにさせてしまった原因」を理解することです。

食事法で「ブドウ糖代謝を正常化」することが「病気の予防」につながります。方法はいろいろ。継続しやすい方法をできるところから始めること。そして、健常人は「糖質」と仲良くすることを目指すことが大切で、決して「悪者」と考えないようにしましょう。

07/10/2017

「糖質摂取で糖尿病が治る」との意味について
「内因性インスリン分泌」がほとんどない糖尿病では「持効型インスリン」を投与の上「糖質制限」を行うのが本筋です。
一方「内因性インスリン分泌」があり「相対的にインスリンが不足しているタイプ」では「細胞膜でのブドウ糖の透過性の低下(膜の抵抗性)」と「ブドウ糖の代謝障害(末梢の抵抗性)」との二面性で「インスリン抵抗性」が非常に強くなっているだけで、これは「非糖尿人」の「インスリン過剰分泌」の原因と根本的には変わらいのではないかとの考え方に基づいています。
つまり「膜の抵抗性」がなければ「末梢の抵抗性」の原因に対処すべきで、それが「植物油」や「胃腸の機能」なども関係しているということです。
もちろん「糖尿病」の原因を一元的に考えることはできませんが「糖尿病」と診断され「インスリン治療」まで行っていた方が「糖質制限」で膜の抵抗性が改善し、再び「糖質」を摂取できるようになったことを「症例報告」として投稿した次第です。
したがって、すべての方に当てはまるものではありませんが「非糖尿人」での糖質制限中に起こる様々な「代謝動態」を観察して得られた「インスリン抵抗性の二面性」という考え方を導入すれば「糖尿病」は治る可能性も十分ありうること、そのためには「糖質」を控え続けることばかりを考えていては治るチャンスを見失ってしまうのではないかとの思いがあります。
この点をきちんと書いていなかったために読者の方に「混乱」を与えてしまったのかもしれません。

「糖質制限食」は短期的に糖脂質代謝を改善し、HbA1cや中性脂肪の数値のコントロールに適した食事法である事はこれまでのエビデンスで明らかになっていますが、長期的に心血管イベントを減らし死亡率までも改善してくれるかについては明らかではありませ...
07/10/2017

「糖質制限食」は短期的に糖脂質代謝を改善し、HbA1cや中性脂肪の数値のコントロールに適した食事法である事はこれまでのエビデンスで明らかになっていますが、長期的に心血管イベントを減らし死亡率までも改善してくれるかについては明らかではありません。

明らかに「糖質摂取」が多すぎると問題が多いことは事実ですが果たして「スーパー糖質制限レベル」にまで糖質を減らした場合の長期予後に関しては、現時点では明らかではありません。

「糖質制限食」は「高たんぱく質・高脂質食」です。ここで「たんぱく質」に注目すると、その摂取量がどれくらいが適切なのかも考えなければなりません。

一般的には、大人のたんぱく質摂取量は「体重1kgあたりたんぱく質は1g前後」が適量であるとされており、これから考えると体重50kgの日本女性では50gが適量ということになります。

これを「カロリー」に置き換えると「200㎉」となり、残りを「糖質と脂質」で摂取しなければならないということになります。

もし「スーパー糖質制限食」を行い「糖質が50gとするとこれだけで200㎉」ですから、残りを「脂質」で摂取しなければならなくなりますが、一日の必要な摂取カロリーが1600㎉としても、残り1200㎉を脂質で摂るとなると「133g」を摂取しなければなりません。ある意味「不自然」とも思えます。

「糖質制限」の考え方では「肉・卵・チーズ」などの「たんぱく質源」を好きなだけ食べても良いということになっていますが、そもそも日本人女性は「たんぱく質代謝」が苦手であり、過剰のたんぱく質摂取は肝臓だけでなく腎臓にも負担をかけることになります。

私が行った実験でも「たんぱく質負荷試験」を行っても、血糖値やインスリンレベルは上昇し、たんぱく質は糖質寄りの栄養素であることは間違いありません。実際「25gのたんぱく質を含むボーンブロス」と「15gのたんぱく質を含むボーンブロスに10gの糖質を足したもの」で比較した場合「血糖値とケトン体濃度」の動きはほとんど変わりません(非糖尿人の場合)。

一方、脂質に傾けた食事を長く続けていると「ブドウ糖代謝」を休眠状態にさせるために「糖質の摂取量」を増やすと「血糖値の動きが不安定になり」糖質制限中に「たまに糖質の多い食事を摂る」ことに支障がでたりします。長期的に続けた場合は「ブドウ糖代謝」に回帰することに支障をきたすかもしれません。

したがって「過剰にたんぱく質を摂取するくらいなら必要最小限の糖質は少なくとも外部から糖質で摂取する」という考えで「糖質制限」を始める方が適切ではないかと考えるのです。その前に「糖質制限以外の方法」で「インスリンレベルを下げる」ことを考える方がいいかもしれません。

また、非糖尿人にあっては、糖質制限を始めて一定期間後に「HOMA-R」が改善していれば「糖質」を徐々に増やして「ブドウ糖代謝」もできるだけ働かせるほうが「たんぱく質の過剰摂取」を避ける意味でも必要ではないかと考えるのです。

身体にはタンパク質が必要であるが、過剰な摂取は健康、身体能力に影響する

05/10/2017

「自然な食べ物」があれば「不自然な食べ物」がある。

その不自然な食べものの中で「加工食品」はその最たるものですが、食材では「小麦粉」と「植物油」があげられるかもしれません。

小麦粉は「古代小麦粉」から「現代小麦粉」が主流を占めるようになって「グルテン」と「アミロペクチンA」による「身体への影響」が懸念されています。

また「植物油」にしてもその多く、原料となる「菜種・大豆・コーン」などは「遺伝子組み換え」の作物であり、製法としても「工業的」に作られ、昔ながらの圧搾法で作られているものは極めて少数です。中には、もともと燃料や塗料として用いられていたものが食用として用いられています。

「植物油」の過剰摂取による「多価不飽和脂肪酸問題」による「身体への影響」も懸念されるところであり、身の回りに溢れる食品のほとんどは「小麦粉と植物油」なしには製造することができない状態になっています。

「野菜」も「F-1種」という「一世代限りの種子」が使われ「化学肥料や農薬」ともあいまって「不自然な食品」になってきています。「肉や魚介類」にしても「飼料」が不自然なものに変わってきています。

科学技術裏側で、いつしか「自然な食べ物」を手に入れることが難しくなってきています。その中で、できるだけ「自然な食べ物」を選ぶようにして「体質にあった食べ方」を追求していくことが望まれます。

05/10/2017

脂質代謝が得意な方にとっては「糖質制限」は「素晴らしいもの」と「これが正しい」と思い込んでしまうのではないでしょうか。理屈・理論を探せば「いいことずくめ」のように見えてしまいます。しかし体質は千差万別、脂質代謝がすべての方にとって「最適」とは限らないと考える方が自然と思います。

ブドウ糖代謝が本来のメインエンジンであるとの考え方は否定するべきではなく、また糖質摂取過多だけを耐糖能異常の原因と考えて糖質制限に走ってしまうのも危険です。「インスリン抵抗性」は「低糖質に備えたバックアップ機構」であって「低糖質食」が本来の食事法でない可能性もあるのです。人類は「高糖質食」で始まり「低糖質食」と「高糖質食」を繰り返しながら進化してきました。「脳」が発達したのは「ブドウ糖」のおかげであり「脂質」ではありません。

また「アジア人」とりわけ「日本人」の体質は「非筋肉質」であり「西洋人」の「筋肉質」とは大きく異なります。西洋人のデータをもとに「食事法をあーだこーだと」考えるのではなく、日本人の体質に合った食事法を模索するべきです。

話はそれますが「鉄不足」にしても、日本人では「フェリチンの低値」が果たして「本当の鉄不足」を反映しているのか疑わしいところがあります。

「糖尿病」の方はブドウ糖代謝が超苦手になってしまっているわけですから「脂質代謝」で生きる道を模索しなければならないでしょう。しかし「非糖尿人」は「ブドウ糖代謝」で生きる道を模索するべきであり「日本人」は「インスリン分泌能が低い」にしても「インスリン感受性は高い」わけですから、その特性に合った「食事法」「食事の摂り方」を考えていくことに主眼をおくべきと考えます。

何らかの原因で発症した「ブドウ糖代謝の障害」が「糖質に対するインスリンの過剰分泌」を招き、その結果として「過食」や「糖質過多」に陥ったという「結果論」を支持する立場です。したがって「糖質制限」だけにこだわるのではなく「ブドウ糖代謝障害」の原因究明と可能性のある原因から一つずつ「ブドウ糖代謝障害の改善」をはかるという順番で「食事法のあり方」を考えていきたいと思います。

『食事指導で思うこと』「糖質制限」という四文字から食事指導を始めると「これはダメあれもダメ」という話になってしまい、最初から反発を招いたり、あきらめてしまう方が出てきます。それに対して「インスリン」という片仮名五文字を持ち出して「インスリン...
23/09/2017

『食事指導で思うこと』

「糖質制限」という四文字から食事指導を始めると「これはダメあれもダメ」という話になってしまい、最初から反発を招いたり、あきらめてしまう方が出てきます。

それに対して「インスリン」という片仮名五文字を持ち出して「インスリン毒」の話をすると、その意外性に興味津々。「インスリンレベルを下げましょう」という食事指導に入りやすくなります。

その場合は「間食を控えましょう」「糖類の入った飲料水に気をつけましょう」「よく噛んでゆっくり時間をかけて食べましょう」「食べ順を考えましょう」といったことから始めます。そして「精製糖質」が「インスリンレベル」を最も上昇させやすい食べ物であることに気づいてもらうことにつなげていけば事はスムーズに運びます。。

食生活の改善は「今ある体調の不調」や「病気」の原因の大半が「インスリンレベルが高いこと」「悪い油脂を過剰に摂取してしまったこと」「腸内環境が悪化してしまっていること」など、これまでの食生活にあったことを自覚してもらうことから始めることが大切です。

また「糖質」を悪者にするのではなく「糖質」と上手に付き合えなくなったしまった「身体」つまり「代謝の異常」に問題があることに気づいてもらうことを主眼に置いた食事指導を心がけることも大切です。

「必要な糖質」を避けてしまい「脂肪酸代謝」に傾きすぎれば、今度は逆に「ブドウ糖代謝」が苦手になってしまいます。「エネルギー代謝」もバランスが大切です。「糖質」も私たちの身体に必要なものであることを忘れてはなりません。

「非糖尿人」における糖質制限のあり方について整理しておきます。「インスリン抵抗性がある」方の場合は、内臓脂肪を減らし、β細胞への負担を軽減するために糖質制限を行うことは必要なことであり、それだけでインスリン抵抗性が改善することもあります。ま...
21/09/2017

「非糖尿人」における糖質制限のあり方について整理しておきます。

「インスリン抵抗性がある」方の場合は、内臓脂肪を減らし、β細胞への負担を軽減するために糖質制限を行うことは必要なことであり、それだけでインスリン抵抗性が改善することもあります。また「間欠的ファスティング」という手法を併用することで、より脂肪が燃焼しやすい身体を取り戻すことが出来ます。

一方「インスリン抵抗性がない」方の場合の糖質制限は注意が必要です。

「インスリン抵抗性がない」のに「インスリンレベルが上昇」してしまう原因は人によって異なります。

「糖質摂取」によって血糖値が上昇し始めた時に「追加インスリンの初期分泌」が遅れると血糖値が一気に上昇してしまいます。そして血糖値が高くなりすぎてしまうのですが、インスリンをたくさん分泌できる能力があれば、血糖値を下げようとして、インスリンが過剰分泌されることになって、インスリンレベルが高い状態が続いてしまいます。また、インスリンの過剰分泌は、その後「機能性低血糖症」を起こしてしまう原因にもなります。

反対に血糖値が上昇し始めた時に「追加インスリンの初期分泌」が過剰に反応してしまうことがあります。この場合の血糖値の上昇幅は少なく、むしろ早期にインスリンに反応して血糖値は急降下してしまいます。そうなると「グルカゴン」などのインスリン拮抗ホルモンの働きで再度血糖値が上昇してきます。血糖値が上昇してくると追加インスリンが再度分泌され、血糖値が不安てになるだけでなく、結局インスリンレベルが高い状態が続いてしまうのです。

上記のような原因でインスリンレベルが上昇することで血糖値の変動幅が大きくなり、これによって身体に不快な症状が発生してくることがありますので、このような場合は「糖質制限」が効を奏することになります。しかし、それだけでは根本的な解決には至りません。

むしろ、体調が良くなることで「厳格な糖質」にまで至ってしまうと、今度は「脂肪酸代謝」すなわち「ケトジェニックモード」に傾きすぎてしまい「ブドウ糖代謝」すなわち「グルコジェニックモード」に戻そうとして「糖質摂取」を増やすと「食後高血糖」が糖質制限前よりも強くなってしまうのです。もちろん「インスリン」も過剰に分泌されてしまいます。そして、このようなことが起こると「糖質制限」を緩めることが怖くなってしまいます。

日本人は欧米人に比べ「非筋肉質」の方が多く、体質としては「少量のインスリンで血糖値を下げる」ことが出来るのですが、筋肉量が少ないため「ブドウ糖の筋肉への取り込みが遅れる」また「ブドウ糖の消費を節約する」傾向にあります。したがって、短時間に大量のブドウ糖が体内に取り込まれると、血糖値が高くなり、追加インスリン分泌も長時間続いてしまうという異常が起こりやすいのです。日本人に「糖尿病」が増えてきている原因の一つとして、このような体質に気づかずに「糖質摂取過多」の食生活が続けていることに加え「運動不足」も重なっていることがあげることが出来るでしょう。

だからこそ「糖質制限」で糖尿病を予防しようという話になるのですが、前段で述べましたように「糖質制限」を続けていても「本来の体質」が簡単に変わるものではなく、脂肪酸代謝に傾きすぎることの危険性についても考えておかなければなりません。

脂肪酸代謝に傾くと「異化亢進状態」になりますので、ある意味「糖尿病」の方のエネルギー代謝と似た状態になっていると考えられます。「糖尿病」ではインスリンが作用しなくなるので脂肪酸代謝に傾いてしまうのですが、「非糖尿人の糖質制限」はインスリンレベルを人工的に下げてしまうことで脂肪酸代謝に傾いてしまうということです。「高血糖」や「高インスリン血症」を気にしすぎて「同化と異化」のバランスを崩した状態を長期に続けることは得策ではないような気がします。

「肝臓や筋肉にグリコーゲンとしてブドウ糖を蓄える仕組み」がある以上「糖質」を控えすぎて、活動や生命維持に必要な糖質を「糖新生」に依存することは不自然としか言えません。

「脂肪酸」からエネルギーを得るのが苦手な体質の方では糖質制限でかえって体調が悪くなる方もおられます。「LDLコレステロール値」や「尿酸値」が異常に高くなるような方も注意が必要です。「たんぱく質代謝」が低下している方では「高たんぱく質食」による弊害も出やすくなります。また、近年の植物油摂取過多などで「過酸化脂質の蓄積」があると「脂肪酸の分解が亢進」することで思わぬ副作用を生じる危険性も懸念されます。

「低糖質」「低インスリン状態」のメリットは数えきれないくらいにたくさんありますが、そればかりに気を取られているとディメリットを考えなくなってしまう恐れがあります。

「非糖尿人」とりわけ「インスリン抵抗性」がない方、または「糖質制限や間歇的ファスティング」で改善した方は「間食を控える」「食べ順に注意する」「必要な糖質を選択する」「糖質を摂取するタイミングを考える」などの方法を交えながら必要な糖質を摂取し、「グルコジェニックモード」と「ケトジェニックモード」が適切に作動できるような「最適な食事法」を見つけていくことが現時点では最も大切ではないかと考えます。

一時的な「ブドウ糖スパイク」「インスリンスパイク」はむしろ「同化と異化」のメリハリをつけるために必要なものであることを認識すべきでしょう。「糖質」を控えすぎてケトーシスに偏りすぎている方、逆に「糖質制限」による副作用が疑われる方は、今一度現在の食事法の見直しを考えてみてはいかがでしょうか。

『雑感』「糖質制限」を続けることが「糖尿病」の原因になるかどうかそれとも予防になるのかの議論がありますが、「非糖尿人」が「糖質制限」を行い、その後少しずつ「糖質摂取量」を増やして「耐糖能」が糖質制限を始める前に比べて改善するかどうかのエビデ...
16/09/2017

『雑感』

「糖質制限」を続けることが「糖尿病」の原因になるかどうかそれとも予防になるのかの議論がありますが、「非糖尿人」が「糖質制限」を行い、その後少しずつ「糖質摂取量」を増やして「耐糖能」が糖質制限を始める前に比べて改善するかどうかのエビデンスが必要であり「仮説」だけで是非を論じても不安は払しょくされません。もちろん「精製糖質」や「加工食品」を自分の「耐糖能」を知らずに食欲にまかせて口にしていたのでは「糖尿病」だけでなく様々な生活習慣病やがんになるリスクは高まりますので「糖質の過剰摂取」に対する啓蒙は続けていかなければなりません。

なお「糖負荷試験」を行うと、極めて「少量の追加インスリン」で「正常のブドウ糖波形」を示す方がおられます。「糖質」を「メインエネルギー源」にすることに適応している方と言ってもいいでしょう。このような方には「糖質制限」を勧める必要は全くありません。

さて「非筋肉質の日本人女性」の多くは「短時間に糖質の処理が出来ない」ために食後の血糖値の高低にかかわらず「インスリンレベルが高い状態」になってしまうという特徴があります。ところが「インスリン感受性」も高いと「血糖変動幅」が大きくなってしまうのです。つまり「インスリン感受性」が高いのに「過剰なインスリン分泌」が起こってしまうことが問題であって、これを改善することができれば糖質摂取に対する問題は解決すると思われます。

そこで、とりあえず「糖質を控えて」「β細胞を休ませる」ことを試みるのですが「対症療法」になっても、それだけでは「根治」には至りません。別の見方をすれば「鉄たんぱく質不足」や「腸内細菌叢の乱れ」なども「インスリンやインスリン拮抗ホルモン」の分泌異常に影響を及ぼしているのかもしれません。これらの問題も同時に解決していかなければ根本的な治療につながらないというわけです。

一方「度を過ぎた高コレステロール血症」「度を過ぎた体脂肪率の低下」「アミノ酸代謝の低下」などが「一時的な体感の改善」の裏で起こっていることがあり、安易に自己流で「糖質制限」を続けることの危険性についてもアナウンスメントしておく必要があると考えます。「脂質代謝」で十分なエネルギーを得られない方は「低T3症候群」になり、逆に体調が崩れてしまい方もおられます。今後は、このような問題についても公の場で議論されていくことが望ましいと思います。

体質は「十人十色」。それに対して、現在の「糖質制限」で示されている考え方は極めて「シンプル」です。しかし「糖質」だけでなく「たんぱく質や脂質」も多種多様であり、これらのものを食べた時の「血糖値やインスリン」などの「個人の反応」も異なるため「どのように組み合わせて食べるのが最適なのか」は実は「難問題」と言えるかもしれません。

『ミトコンドリアは母親由来』エネルギーの産生工場である「ミトコンドリア」は母親から受け継がれます。日本人女性の大半は「非筋肉質」であり、もともと少量のインスリンで血糖値をコントロールできる「グルコジェニックモード」を得意としています。したが...
03/09/2017

『ミトコンドリアは母親由来』

エネルギーの産生工場である「ミトコンドリア」は母親から受け継がれます。

日本人女性の大半は「非筋肉質」であり、もともと少量のインスリンで血糖値をコントロールできる「グルコジェニックモード」を得意としています。

したがって、生まれてくる子供の多くは「グルコジェニックモード」を得意としているはずなのですが、妊娠中にお母さんが「妊娠糖尿病」を発症してしまうと、胎児は「高血糖状態」から逃れるために「インスリン」を過剰に分泌するようになります。

「妊娠糖尿病」という診断基準に当てはまらなくても「間食」によって一時的な「高血糖状態」が繰り返されると同じようなことが起こることもあると考えられます。

また「空腹時血糖値」や「随時血糖値」に異常がなければ「食後高血糖」が見逃されている妊婦の数は結構多いのではないでしょうか。

つまり、母体が「高血糖状態」だと、子供の「ミトコンドリア」は「グルコジェニックモード」が得意なのに「すい臓のβ細胞」の「インスリン分泌能」は高くなってしまいます。また「すい臓のα細胞」の「グルカゴン分泌能」は低下してしまいます。

こうなると、生まれてきた子供は「糖質」に対して「インスリンの過剰分泌」が起こりやすくなり「インスリン感受性が高い体質」とあいまって「血糖値の上下変動が大きくなりやすくなる」ことが予想されます。

「グルカゴン感受性が低い」と「機能性低血糖症」を起こす原因になってしまうかもしれません。

「インスリンレベルが高くなること」「血糖値が急激に下がりやすくなること」は「過食」や「間食」につながり「糖質過多」への悪循環が続いてしまう原因になります。

そういう意味で「太りやすい子供」だけでなく「体調不調の子供」が目につく原因は、母体の妊娠中の不用意な「精製糖質」の摂取過多による「高血糖状態」と言えるのかもしれません。

また、大人の場合にあっては、自分の母親が「中年太りになってきた」だけでなくても「糖尿病になった」「がんになった」など「エネルギー代謝の異常」が関与する「病気」があれば「母親と同じミトコンドリア」を持っているのですから、糖質にまみれた母親を「反面教師」として自らの糖質の摂取を控えることに気づくことが大切です。

【Q】ミトコンドリアが母性遺伝する理由を教えてください

【A】卵が受精する際、精子はその核だけを卵内に手渡します。

よって受精卵のDNA以外の部分(細胞質やミトコンドリアなど)は純粋に母親由来です。

もちろんこれらはDNAによって作られますので細胞が分裂していくうちに両親の遺伝を引き継いだものと取って代わられますが、ミトコンドリア(と、植物なら葉緑体も)だけはミトコンドリア内部に独自のDNAを持っていて、増殖が核に支配されません。

よって初めに受精卵にいた、母親由来のミトコンドリア達が増殖を繰り返し、子のミトコンドリアとなるわけです。

実はこれによって母方の直系がたどれるので、「人類の母」は誰なのかという疑問の解決に役立つのではないかといわれています。

現在有力説の一つである「アフリカのとある女性」も、このような理由から「ミトコンドリア・イヴ」と呼ばれています。

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