04/09/2025
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「ともに育つ」場があったから学べたこと
大学病院と地域の病院が連携する意義
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いとちプロジェクトの活動母体であるかしま病院では、2026年度から日本専門医機構・総合診療研修プログラム(通称:いとちプログラム)を「基幹型」として立ち上げる準備を進めています。約20年間、総合診療医を受け入れてきたかしま病院で、この地域に必要とされる総合診療医を育てる研修プログラムを構築していきます。
いとちプロジェクトが運営するメディア・noteでは、連載「 #いとちプログラムできるまで 」と題し、プログラム申請までの仕組みだけでなく、「どんな人が、どんな思いでこの道を開こうとしているのか」を、丁寧に言葉にしてみなさんに伝えていきます。
第5回目は、かしま病院総合診療医の渡邉聡子の記事をご紹介します。かしま病院でいま、立ち上げを目指している「いとちプログラム」は、かしま病院の中だけで完結する研修ではありません。
今回以降、聡子先生のパートでは、数回に分けてプログラムの「連携施設」を紹介していきます。今回は第一弾として、連携先のひとつであり、長年にわたってかしま病院とともに総合診療医の育成に取り組んできた「福島県立医科大学 総合内科・総合診療学講座(旧・地域・家庭医療学講座)」を紹介します。
かしま病院と福島県立医科大学との連携は2008年に始まりました。あれからもう15年以上。「プログラム運営元」と「研修施設」という枠を超え、共に悩み、共に考え、地域で医師たちの成長を見守ってきたといいます。大学病院と地域の病院が連携し、多様な学びの場をつくる意義とは? ぜひご覧ください。
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「ともに育つ」場があったから学べたこと | #いとちプログラムできるまで 渡邉聡子編 vol.3
皆さんこんにちは、かしま病院の渡邉です。この連載は、2026年春よりスタートする予定の基幹型プログラム、「いとち総合診療研修プログラム(通称:いとちプログラム)」が、どんな経緯や思いのもとに立ち上がろうと.....